焼肉店・飲食店の経営者必見! 東北の地方の焼肉店が正社員2人体制の弁当宅配専門店で年商1億超えの秘訣 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
コンサルタントコラム

外食
宅配
2018/12/13

焼肉店・飲食店の経営者必見! 東北の地方の焼肉店が正社員2人体制の弁当宅配専門店で年商1億超えの秘訣

焼肉店・飲食店の経営者必見! 東北の地方の焼肉店が正社員2人体制の弁当宅配専門店で年商1億超えの秘訣

秋田県秋田市で焼肉店を中心に12店舗の飲食店を経営する有限会社日野。秋田駅前の旗艦店秋田牛玄亭は秋田市を代表する焼肉店として有名です。そんな有限会社日野が弁当宅配事業に参入したのは2015年。既存店舗の売上不振脱却のための一手として参入した弁当宅配事業ですが、2016年10月に専門CKを設立し本格参入。今期は1.1億円の売上を見込みます。本日は有限会社日野の代表取締役社長 日野亨氏に弁当宅配事業成功のストーリーをインタビューしました。

有限会社日野 代表取締役社長 日野 亨氏
有限会社日野 代表取締役社長 日野 亨 氏

有限会社日野の高級弁当宅配事業「牛玄亭厨房」の成功❸ステップ

有限会社日野の高級弁当宅配事業「牛玄亭厨房」の成功3ステップ

昭和30年、先代社長が肉の行商から身を起こし精肉店を創業

有限会社日野のルーツは昭和30年。先代社長(父)が肉の行商を始めて創業したところから始まります。その3年後に精肉店を開業し、半世紀以上にわたり、一貫して肉を取り扱い「地域のお客様の喜びの為に」商いを続けて参りました。大きな時代変化の中で平成6年、外食産業への進出を目指し法人成りし、一号店の「マタドール(現まんさい屋)を開店。焼肉業態を軸として地域の皆様に生かされながら、様々な困難を仲間とともに乗り越えて今日に至ります。

有限会社日野のルーツである日野精肉店の画像と沿革有限会社日野の歩み

市場シェアを伸ばし続けても売上が上がらない焼肉店。成熟市場で闘うことの難しさを感じる日々でした。

平成6年に焼肉店を中心に外食産業に参入をした後、10年目には4店舗、20年目には8店舗と順調に店舗数を伸ばしました。お肉の質に徹底的にこだわり、それをお客様が評価してくださり、有難いことにリピーターの皆様も増えてきました。
 しかしある時からふと不安が頭によぎるようになりました。増え続ける競合、それに反して減り続ける商圏人口。市場の中でも順調にシェアを伸ばしてはいましたが、売上の伸びが鈍化する店舗、昨対を割る店舗が散見されるようになりました。お客様からの支持は頂いているはずなのに、思うように既存店の売上が伸びません。企業として成長していくには出店しかない。しかし出店するにしても人手が足りない。本当に外食事業だけに軸足をおく経営でいいのだろうか。これまで培ってきた「肉」と「食」を通して何か他の事業に参入することができないのであろうか。そう考えるようになりました。

日野社長が外食事業経営の中で直面した課題

不振店舗の売上底上げの一手として、既存店舗の厨房で法人向けの高級弁当宅配事業に参入。

2015年、売上が思うように伸びなかった高級焼き肉業態の「牛玄亭泰庵」の業績を拡大するために何か手はないかと考えていました。そんな時船井総研様のおすすめもあり、➀元々お客様からのオーダーメイドで弁当をお作りしていた②これから拡大する宅配事業に興味があった③初期投資が全くかからなかった。という理由から、既存店の厨房と人員を活用し、製薬会社様の接待需要をメインターゲットにした高級弁当宅配事業に参入しました。

牛玄亭グループの高単価焼肉業態「牛玄亭泰庵」の店舗外観と弁当宅配事業参入直後のメニューの画像

売上が伸びるにつれ、既存店舗既存人員で弁当宅配事業に参入をした弊害が・・・

2000円の上焼肉弁当を中心に販売は好調。立ち上げ後半年は思うように売上が伸びませんでしたが、参入1年後には月商200万を超えるようになりました。やったことは需要がある予算帯に商品をラインナップし、自社HPと口コミで認知拡大を行っただけです。しかし、月商200万を超えてくると別の問題が発生しました。特に弁当宅配用に人を採用したわけではなく、厨房を増設したわけではなかったため、従業員は疲弊、厨房はキャパオーバーでせっかくお客様にご要望を頂いてもお断りをしてしまうことが多くなりました。

意を決して郊外のコンビニ跡地に弁当宅配専門セントラルキッチンを設立

郊外のコンビニ跡地に設立した弁当宅配専門セントラルキッチンの外観写真

増え続ける注文とは裏腹に疲弊する従業員。これから間違いなく伸びる市場で本気で闘いたい。そう考え厨房機器込みで4000万弱の投資を行い、郊外のコンビニ跡地に弁当宅配専門セントラルキッチンを設立しました。それと同時に1000~3000円の弁当やオードブル等アイテム数を拡大し、宅配専門の自社サイトを立ち上げました。

セントラルキッチン設立後1年間の売上推移

セントラルキッチン設立後1年間の売上推移の棒グラフ

顧客セグメント別売上構成比(セントラルキッチン設立後1年間計)

顧客セグメント別売上構成比(セントラルキッチン設立後1年間計)のグラフ

今後は「パーティケータリング」「高級仕出しブランド」「ギフト市場開拓」など肉を中心とした事業の多角化を行っていきます。

パーティケータリング、高級仕出しブランドなどのパンフレット画像

高級弁当宅配専用CKを設立してもうすぐ2年。2年目の年商は1.1億円の予定です。今後は法事法要の専門ブランドの立ち上げを行い、一般家庭の需要を獲得しながら、事業年商3億円を目指します。
 少子高齢化、女性の社会進出等、目まぐるしく日本社会は変化をしています。その中で当然人を取り巻く環境も変化していきます。当社もその時流に適応するため、「肉」と「人」を事業の核としたフードホスピタリティ企業としてどんどん色々なチャレンジをしていくつもりです。「家で御馳走を簡単に」「会社で御馳走を簡単に」という需要は間違いなく増えてくる需要です。これまで蓄積してきた顧客情報を活かしながら、パーティケータリング市場、ギフト市場に参入し、お客様の様々な「ハレの日」を演出できる企業へと進化していきます。その為に、「弁当宅配」という枠に囚われず、本当に顧客が求めているのものをお届けしながら、事業拡大を続けていきます。もちろん当社の事業の核である外食事業もまだまだチャレンジを続けます。

なぜ焼肉店・外食店経営者に「人手不足を前提とした」高級弁当宅配専門店出店をおすすめするのか?

株式会社船井総合研究所フード支援部 
マーケティングコンサルタント 春日大輝

株式会社船井総合研究所フード支援部 マーケティングコンサルタ春日大輝の顔写真

関西学院大学卒業後、大手食品メーカーに入社。船井総研に転職後も食に関する企業の支援にこだわり、現在は宅配・ケータリング業を専門としている。月20日以上を現場でのコンサルティングに費やし、支援先数は社内でも随一。戦闘レベルの提案から中長期的な戦略構築まで、経営者に徹底的に寄り添うコンサルティングスタイルには定評がある。
【講演実績】
・牛玄亭厨房の高級弁当宅配事業ノウハウ大公開セミナー
・「なぜなだ万の高級弁当宅配事業は持続的成長を続けることが出来るのか」
・和食店向け高級弁当宅配新規参入セミナー
・惣菜店向け完全予約型弁当宅配セミナー
・「人形町今半の弁当宅配事業のノウハウ大公開セミナー」 他


皆様こんにちは。
担当コンサルタントの春日と申します。
インタビューの内容はいかがでしたでしょうか。
有限会社日野様の成功事例レポートをご覧になって、
「外食以外の軸を持たなければならないのは分かるが本当に成功するの?」
「今更弁当宅配事業に参入して遅くないの?」
「うちの地方で法人顧客の開拓は難しいよ」
「WEB対策なんて年配の方が周りに多いうちには関係ないのでは?」
「宅配事業専門のセントラルキッチンは確かに気になるが、本当に儲かるの?」

と疑問を持たれている経営者様も少なくないのではないかと思います。
実際弁当宅配事業に参入し、うまくいかずに辞めてしまう企業が存在するのも事実です。ではなぜ成功する企業とそうでない企業がいるのでしょうか。日野様をはじめとした日本全国の様々な飲食店の弁当宅配専門店開発をお手伝いさせて頂いてルール化した「弁当宅配事業に参入して成功する企業が実践した3つのステップ」をまとめてみました。

弁当宅配事業成功企業の3ステップ

弁当宅配事業成功企業の3ステップの説明

成功されている焼肉店、飲食店様は、上記の様な3ステップを踏んでいるケースが多いようです。
以前セミナーにて日野社長にご講演頂いた際の資料を下記に掲載します。

弁当宅配事業の時流、成功事例、実際のセントラルキッチンのレイアウト、事業構築の細かなノウハウ、販促・商品の具体例等盛りだくさんの内容です。

ご興味がありましたらご覧いただき、貴社の経営にお役立ていただけますと幸いです。

成功されている焼肉店、飲食店様は、上記の様な3ステップを踏んでいるケースが多いようです。
以前セミナーにて日野社長にご講演頂いた際の資料を下記に掲載します。

弁当宅配事業の時流、成功事例、実際のセントラルキッチンのレイアウト、事業構築の細かなノウハウ、販促・商品の具体例等盛りだくさんの内容です。

ご興味がありましたらご覧いただき、貴社の経営にお役立ていただけますと幸いです。

【視察セミナー開催決定】

2019年5月30日(木)
日野社長講演付き 現地視察セミナー

大阪、東京から余裕を持って日帰りができるスケジュールですので、全国各地の経営者様も予定を立ててご参加いただけます。

詳しくはこちら
URL:https://sem.funai-food-business.com/seminar/044389/
担当者
チームリーダー/マーケティングコンサルタント
春日 大輝

関西学院大学卒業後、大手食品メーカーに入社。食流通の最前線で具体的ノウハウを取得した後、船井総研に転職。転職後も食に関する企業の支援にこだわり、現在は宅配・ケータリング業を専門としている。月20日以上を現場でのコンサルティングに費やし、支援先数は社内でも随一。戦闘レベルの提案から中長期的な戦略構築まで、経営者に徹底的に寄り添うコンサルティングスタイルには定評がある。

記事を見る
その他おすすめの記事
コンサルティングレポート