経営コンサルタントのお役立ちコラム一覧 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平

入社後30業種以上のコンサルティングに携わった後、中食領域のコンサルティングに従事。中食事業の開発はもちろん、飲食店や惣菜店などの活性化でも数多くの実績を上げている。現在、船井総研社内でもトップクラスの支援企業数、支援先業績アップ実績を持ち、フード領域のコンサルタントでは史上最速でグループマネージャー、シニア経営コンサルタントに昇進。クライアントの独自性作りと既存の概念にとらわれない最新技術やノウハウの活用による独自の業態開発をミックスさせたユニークなコンサルティング手法には定評があり、赤字企業のV字回復に向けた即時業績アップから、数百億円を超える上場企業の戦略作りまで幅広い領域において成果を上げている。

仕出し業・惣菜業の脱・低利益スパイラル
宅配
2016/11/14
仕出し業・惣菜業の脱・低利益スパイラル

皆様こんにちは、フードビジネス支援部小林です。

 

日々コンサルティングを行うなかで、日々経営者様から経営相談をお受けするのですが、
ここ数年、相談内容が変化しているように思います。
 
それまでは、とにかく売上を伸ばしたい!というニーズが多かったのですが、
今は、売上はそこそこでも利益率を改善したい...というニーズがほとんどです。
 
こういったご相談に対して、そもそもコストカットに関しての取り組みが必要な場合は、
原価や人件費コントロールの仕組みや、
厨房効率化などのご提案をさせて頂いているのですが、
実は仕出し店や惣菜店で最も多いケースが“事業の収益構造自体の問題“です。
 
売上や利益が減少した際に、
新しい打ち手として新規事業や新たなチャネルへの展開を検討される経営者様は
非常に多いのですが、そのほとんどが間違った事業・販路選びによって
“低利益スパイラル”に陥っています。
 
低利益スパイラルとは、
①売上・利益の減少
⇒外部環境の変化によって、対策を講じていても売上が伸びづらい状態
 
②非効率販路の付加
⇒高齢者向け宅配や低単価弁当宅配など、
既存事業の延長戦上でできるが粗利率の低い事業を構築
 
③人手不足・人員増
⇒販路付加により売上自体は伸びるため人手不足に陥る。
さらに売上を獲得するために人員補充。
 
④固定費増大
⇒ただし、そもそも粗利の低い非効率販路なため、
生産性はどんどんダウンしさらに低利益に。
そして①に戻る。
こういった流れから事業の構造上抜け出せなくなっている状態です。
 
この点、
販路付加は諸刃の剣ですので、
高収益型事業を見極めてきちんと事業構築していきましょう。
 

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール

仕出し、弁当宅配の慶事・法事プラットフォーム戦略
宅配
2016/10/21
仕出し、弁当宅配の慶事・法事プラットフォーム戦略

先日、葬儀仕出しをメインでやられている企業へ訪問してきましたが、
葬儀会社や農協関連経由での売上の減少が顕著でした。

 

原因として、そもそも地元の葬儀社における、
葬儀施工件数が減少傾向にあるとのことで、
ここは自社として取り組みを強化しても受注を増やすことはできません。
 
そういったなかで、地方の仕出し店では、
自社独自で売上を獲得する仕組みを整えないと、
生き残っていくことは難しいのですが、
特に葬儀仕出し会社様に提案していることが、
「プラットフォーム作りによるゲームチェンジ」
です。
 
つまり、これまでの下請け構造から脱却し、
自社で案件を獲得する仕組みを構築、
さらに、他業種も巻き込んで新たなマーケットを創出していこうという取り組みです。
 
ステップとしては、
1)自社販路強化
→一般法事・慶事を自社の媒体で獲得する
 
2)情報一番化
→法事・慶事における仕出しニーズの潜在顧客の掘り起し

 
3)プラットフォーム作り

→他業種企業も巻き込み、新たな慶事・法事のあり方の提案や企画による、ニーズの創出
 
といったことを進めています。
 
販売先の業績依存にならないためにも、
まずは自社で売上を獲得する、
ニーズを増大させるための仕組み作りからはじめてみてはいかがでしょうか?
 

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール

他社の現場をみることの大切さ
給食
2016/10/11
他社の現場をみることの大切さ

他社の工場を見に行く「視察」のニーズが年々広がっています。

 

クックチル・フリーズを導入する給食会社が多くなっていることから、
先行している企業に見に行きたいという話にやはりなるわけです。

必要最小限の設備投資で進めるために

という視点で見ていくわけですが、

実際には、関係各社と話をつめていくうちに、
金額が膨らんでいるケースが多いように思います。

視察をすることで、
まずは、どの程度が最小限の投資レベルなのかを知り、
自社ならここまでやろうなどという

判断の軸をお持ちになるとよいでしょう。

次世代給食業経営研究会では、
この「視察」にも力を入れていきます。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール

宅配・ケータリングの利益改善策とは?
宅配
2016/10/07
宅配・ケータリングの利益改善策とは?

「売上は伸びているのに利益が出ない」
こういったお悩みをお持ちの会社様も少なくありません。

 

原価高騰、人件費高騰で、
今後はますます利益確保が難しい時代に突入します。
 
一方で、
・営業利益率3%→16%まで改善した仕出し店
・年間300万円しか利益が残らない惣菜店が1年で1,500万円利益付加
など、ご支援先の中でも、
順調に収益性を高めて頂いている会社も多くあります。
 
そもそも宅配・ケータリング事業では、
①原価
②人件費
③物流費
の3つが大きく経費としてかかります。
 
これらに対して、
原価削減
⇒レシピ化、マニュアル化によるロス削減や影響原価率の把握によるグロスでの原価逓減
人件費削減
⇒クックチル活用など厨房機械化による省人化、生産性アップ
物流費
⇒配送センター構築や注文・配送条件の見直しによる配送オペレーションの効率化
など、地道な施策については、どの会社様でも取り組まれていると思います。
 
一方で上記の会社は、
「低収益スパイラル」からの脱却によって、大きく利益を伸ばされました。
 
低収益スパイラルとは、
1)非効率販路の付加
→売上・利益減少の対策として葬儀や低単価弁当など、
粗利の低い販路の付加で一時的に増収。
2)人員補充
→売上が伸びたことで人不足に陥り、人員を補充
3)固定費増大
→人員を補充したことで人件費は増大、元々の粗利率が低いため、
低収益構造となり、1)に戻る。
 
この低収益スパイラルから脱却するだけでも、
減収でも増益という構造的に高収益の会社・事業を作ることができます。
 
経費削減の前に、
まずは既存の事業の収益構造が適正かどうか、
見直すところからはじめてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
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執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
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