経営コンサルタントのお役立ちコラム一覧 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久

食品専門店の店舗開発や活性化のコンサルティング支援を行っている。なかでも、卵、豚肉、豆腐などの生産者・中小食品メーカーの直売店開発支援では定評がある。
「即時業績向上」「力相応」をモットーに、すぐに実践できる実現可能な提案を行っています。「生産者、メーカーの自立」をポリシーに、中小企業が市場価格や卸先の影響に負けないで永続できる企業になるためのコンサルティングを行っています。

スイーツの異業種参入は何を売るかで勝負が決まる!
スイーツ
2018/7/19
スイーツの異業種参入は何を売るかで勝負が決まる!

皆様、こんにちは船井総合研究所の前田輝久です。
 
今回は異業種からスイーツ事業に参入して成功するためのポイントを商品選定の側面からお伝えいたします。
 
異業種からスイーツに参入する際によくあるのが
「何をつくったらよいのですか?」
という質問です。
 
その時に一番優先的に考えなければならないのは市場(マーケット)のある商品であるかどうかです。
 
マーケットがあるかどうかという判断ですが、難しく考える必要はなく、昭和の時代からずっと売れている商品を思い浮かべればよいのです。
 
具体的には、シュークリーム、プリン、チーズケーキ、ロールケーキ、ショートケーキ、チョコレートケーキ、和菓子であれば大福、どら焼き等になります。皆様も名前を聞けばどんなものか味も含めてイメージできるものです。
 
最近ブームとして売れている商品も昔からある商品になります。スイーツ業界で売れている商品を15年ほど前からさかのぼると、「なめらかプリン」、ビアードパパ等の「できたてシュークリーム」、「スフレチーズケーキ」、「リクローおじさんのチーズケーキ」、「堂島ロール」等々になります。その他でブーム的に売れたものはバームクーヘン、生キャラメル、チーズタルトくらいでしょうか。
上記の3アイテムもバームクーヘンやキャラメルも昔からある商品になりますし、チーズタルトは少し該当しないかもしれませんが、チーズケーキの変化球だとも考えられます。
 
このように皆様になじみのなる商品というものが基本的にはマーケットのある商品になります。そしてヒットした商品はそこに素材や製法に特徴があったり、実演性があったりしてヒットしています。
 
そのような話をすると時々いらっしゃるのが「もっとオリジナリティーのある商品を取り組みたい」という方です。
 
しかし、商品そのものが珍しい(なじみのない)ものは、そもそもの消費のマーケットが存在しないために成功する確率は低くなってしまいます。
 
したがって、異業種で成功するためにはマーケットの大きな商品で自社の強みや特徴を生かした商品開発をすることになります。
 
私がコンサルティングでお手伝いさせていただいた異業種から参入して成功している企業も取り組んだ商品は養鶏家が卵の特徴を活かしたプリンやシュークリームであったり、製茶業の方が茶(抹茶)を使った大福やどら焼きだったりします。
 
あとは、マーケット以外の商品選定でポイントになるのは、「製造が素人で可能」ということになります。
 
ショートケーキやチョコレートケーキなどのデコレーションなどの技術の必要な商品は異業種から参入する場合は人の手配で苦戦することが多いので、専門的な技術のいらない商品を選定することが重要なポイントになります。
 
このようにマーケットのある技術のいらないスイーツに参入されて成功されている企業が船井総研のご支援先でも増えてきています。
 
このようなビジネスに興味を持たれた方は是非一度下記の資料をダウンロードして頂けると幸いです。
 
菓子新規参入 スタートアップガイド
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=kashi-startup-201703#_ga=2.186852456.1745352078.1531297169-58300738.1523939004
 
激変する観光菓子市場を攻略する「単品専門店モデル」大公開!
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=kashi-tanpinsenmon2017#_ga=2.245935172.1745352078.1531297169-58300738.1523939004

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール

常識を超えろ!業界の枠を飛び越えることが成功のポイント!
食品
2018/7/09
常識を超えろ!業界の枠を飛び越えることが成功のポイント!

皆様こんにちは、船井総合研究所の前田輝久です。
 
今回は6月に食品ビジネス研究会の会員様と金沢へモデル企業の視察ツアーでご訪問した際に特に印象に残った丸八製茶場様の取り組みと考え方についてお伝えします。
 
丸八製茶場は、皆様も一度は目にしたことがあると思われる「献上加賀棒茶」というほうじ茶を販売している企業です。
 
この「献上加賀棒茶」がすごいのは、製茶業界では「ほうじ茶」は煎茶・緑茶に比べて価値の低いお茶と考えられており、価格も煎茶・緑茶の半分以下の価格で販売されるお茶にも関わらず、煎茶・緑茶と同等かそれ以上の単価で販売し、ヒット商品となっていることです。
 
この商品が生まれたのは、昭和58年に昭和天皇が宿泊されるホテルから「最高のほうじ茶」をつくって欲しいという依頼がきっかけになります。その時に一番茶の茎を原料として加賀棒茶を製造したのが今の商品になっています。
 
この商品開発を機に今まで卸売りを中心の事業から直売を中心の事業へ転換されました。しかし、当初はなかなか商品が売れず、業績も下降線だったそうです。
 
しかし、販路を県内ではなく、首都圏へと狙いを変えて展開したところ徐々に取引先も増え、ある雑誌に取り上げられたことをきっかけに消費者直販も伸び、売上も伸びていきました。
 
この商品の成功は、製茶業の常識では考えられない「ほうじ茶」への値付け、付加価値化にあります。業界の常識では一番茶を焙煎することはありませんし、ほうじ茶の価格を100g1000円の値付けをすることもできません。
 
しかし、業界の常識ではなく、自分たちの強みや地域の文化をもとに商品開発をして、価値のわかってくれる販路へシフトチェンジしたことで成功され、今では金沢のお土産の中でも有数の商品になっています。
 
この丸八製茶場の成功事例のように今までの慣習や業界の常識にとらわれないことが新しい事業、商品開発、取り組みの成功につながります。
 
最近よく聞く「働き方改革」もいまのやり方(慣習)が本当に必要か見直すことで全く新しい働き方が見えてくると思います。
 
新しい取り組みを行う時にはまずは今までの慣習、常識を見直すことをお勧めします。そして、そのヒントの多くは異業種の成功企業の取り組みを知ることで気づくことも多いようです。
 
そして、様々な企業の成功事例を聞くことのできる船井総研で最も大きなセミナーが8月に開催されます。
ご興味の方は下記のページをご参照ください。
https://lp.funaisoken.co.jp/keieisenryaku/
 

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール

地方の店舗ほどTVCM、メディア、SNSで販促をする時代!
スイーツ
一次産業
2018/4/27
地方の店舗ほどTVCM、メディア、SNSで販促をする時代!

皆様、こんにちは船井総合研究所の前田輝久です。
 
今回は私がお伺いしているクライアントの1つである養鶏家が運営する卵とスイーツの直売店の事例から、メディア活用、SNSの取り組みと効果についてお伝えします。
 
この直売店は店舗オープンから4年で、年間売上2.5億円になります。当初の予定は売上1億円、5年後には2億円を目指しましょうという目標でした。
この目標を2年目で達成して、4年連続で前年比110%以上の成長をしています。
 
この成長スピードの要因は、周辺の人口増加とその増加に対応した販促の取り組みにあります。

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール

計画づくりのポイントは「やらないこと」を決めること!
食品
2018/3/29
計画づくりのポイントは「やらないこと」を決めること!

年度の変わり目は多くの企業で新しい年度の計画を作成します。
その際にぜひ取り組んでほしいのは、「効率化」になります。

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール