
スイーツ
2023/1/20
地方観光地で名物スイーツによる活性化&高収益確保の秘密
株式会社船井総合研究所 岡野 波瑠

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所の岡野です。
全国旅行支援など国の施策の影響もあり、2023年は観光産業の復活が期待されています。さらに、入国制限の緩和や円安による、インバウンド消費の増加が観光産業の復活の後押しになると、日本政府の方も対策を強化する動きがみられています。
2023年にて、観光産業が再び伸びる市場として注目され、観光産業参入者も増加するのではないかと見込んでいます。そんな中、コロナ禍でも先手を打って、観光産業へ参入した企業は、この年末年始にかけて、2019年対比で100~120%の売上数値を確保いただいておりました。
本コラムでは、観光産業にいち早く参入され、地域活性化を視野に入れた取り組みを実施している事例企業を基に「観光地におけるスイーツ専門店出店のメリット」をお伝えいたします。
■高い収益と地域への貢献も実現する観光地型単品スイーツ専門店事業とは
観光地型単品スイーツ専門店は、商材をプリンやチーズケーキ、チョコレートなどに絞り、
各専門店として、観光地に出店をするビジネスモデルです。
・単品商材のみの製造であるため、製造・販売とも習熟度が上がりやすく、菓子製造未経験者のみで店舗運営が可能
・単品商材のみの製造により、必要機材を最小限に抑えられるため、店舗面積は、10 坪~25 坪で展開可能
・初期投資額は2,000 万円~オープン可能
・職人に依存しないため採用やマネジメントが容易
・残業がほぼゼロのため、スタッフ応募が多く、女性も活躍しやすい
・営業利益20 %以上の高収益業態である
更に、観光地に出店するメリットは、、、
・一見客の来訪比率が高く、飽きられないため、長く続くビジネスを展開できる
・観光地独自のストーリーを商品に反映することで独自性のある商品開発が可能
・名物土産商品を開発することで、道の駅や駅構内出店など幅広い事業展開が可能
・2023 年伸びているマーケットに参入することで成功確率が上がる
このように、収益・人の面も課題をクリアいただきやすい、単品スイーツビジネスですが、現在は、観光入込客数が年間 250 万人前後のマイクロ観光地が注目されています。
理由は、スイーツ・土産市場全体における競合が少ない、更に、自店舗を拠点に集客数を増やすことで地域活性化につながるような社会性が高 い事業を展開できるということです。
各専門店として、観光地に出店をするビジネスモデルです。
なぜ、商材を単品に特化させるのか、、、以下のメリットが挙げられます。
・単品商材に絞るこむことで、生産効率の向上と高生産性を実現・単品商材のみの製造であるため、製造・販売とも習熟度が上がりやすく、菓子製造未経験者のみで店舗運営が可能
・単品商材のみの製造により、必要機材を最小限に抑えられるため、店舗面積は、10 坪~25 坪で展開可能
・初期投資額は2,000 万円~オープン可能
・職人に依存しないため採用やマネジメントが容易
・残業がほぼゼロのため、スタッフ応募が多く、女性も活躍しやすい
・営業利益20 %以上の高収益業態である
更に、観光地に出店するメリットは、、、
・一見客の来訪比率が高く、飽きられないため、長く続くビジネスを展開できる
・観光地独自のストーリーを商品に反映することで独自性のある商品開発が可能
・名物土産商品を開発することで、道の駅や駅構内出店など幅広い事業展開が可能
・2023 年伸びているマーケットに参入することで成功確率が上がる
このように、収益・人の面も課題をクリアいただきやすい、単品スイーツビジネスですが、現在は、観光入込客数が年間 250 万人前後のマイクロ観光地が注目されています。
理由は、スイーツ・土産市場全体における競合が少ない、更に、自店舗を拠点に集客数を増やすことで地域活性化につながるような社会性が高 い事業を展開できるということです。
■セミナーでは、多数の成功事例をご紹介!
【1】投資回収 1 年、行列のできる名物スイーツとして地域ブランド化したスイーツ専門店 A
お土産品は、干物や海鮮丼しかなかった観光地で、ご当地スイーツ専門店を開業しヒットしたA 店。投資回収はわずか 1 年、オープンから 4 年が経過しますが、今なお人気のご当地スイーツ店として地位を確立。【2】さびれた温泉街で単店年商 1 億円超えのご当地スイーツ店B
2019年に岐阜県の温泉地にオープンしたスイーツ専門店 B は温泉地にマッチした商品展開や、そのブランドの可愛らしさから、若年層の圧倒的な支持を得て瞬く間に地域で独り勝ちの状況を作り上げた。コロナ禍でも年商 1 億円を超えるほどに成長を続けている。【3】 人口 5 万人、平日にはほぼ人通りがなかった観光地で スイーツ専門店を開業し、年商2 億円付加したC社
人口5 万人、年間観光客数 50 万人に満たない観光地で、名物スイーツをコロナ禍に開発し、単品 1 億円越え、事業年商 2 億円となったC社【4】地域の特産品である果 物を使い、名物スイーツとなった東北のスイーツ専門店D社
近隣にはお土産店がほとんどなく、桜の時期と紅葉の時期にしか観光客がいないような立地で、目的来店スポットとなり、夏も冬も行列のスイーツ専門店D社旅館・ホテル、住宅・不動産、外食、食品メーカー、観光農園、アミューズメントなど多様な業界から新規参入が可能。
ご当地スイーツ専門店ビジネスに参入しているのは、実はスイーツの開発や飲食などは初めての、異業種からの参入組が実は多く、成功事例を生み出しています。こちらのビジネスモデルの詳しいご説明はセミナーにてお話 させていただいておりますので、ぜひ、奮ってご参加くださいませ。
【セミナー開催のお知らせ】

岡野 波瑠
大学卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。
入社後は、地域の食品メーカー、スイーツ業態など地域×食というテーマを中心に携わっている。主にWEBやSNSを活用した販促・プロモーション戦略に強みを持ち、日々業績向上に努める。
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