仕出し事業の年末年始(繁忙期)売上の課題と対策について考えましょう。 | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
コンサルタントコラム

宅配
2018/9/14

仕出し事業の年末年始(繁忙期)売上の課題と対策について考えましょう。

株式会社船井総合研究所  林田大碁

仕出し事業の年末年始(繁忙期)売上の課題と対策について考えましょう。

皆様、こんにちは。
船井総研 中食コンサルタント林田です。
 
本日は、「繁忙期売上」のお話を。
 
今年のお盆も終わり、年末年始が近づいています。
ご訪問先でも、お盆売上結果が出ていました。
主に地方商圏の企業様の売上傾向をみると、やはりオードブルの売上構成比が多くを占めています。
 
この傾向は、仕出し・宅配事業を営む多くの企業様でも近しい傾向なのではないでしょうか。
繁忙期売上最大化のために、「売れる時期」に「売れるもの」を「売り切る」ことは必要不可欠なのですが、
一方でオードブルの課題は「注文単価の低さ」にあるのではないでしょうか。
 
仕出し事業の簡単な売上公式では、
「売上=注文件数×平均注文単価」
となります。
 
お付き合い先でも、3枚で10,000円(7~8人前)や大皿の盛り合わせ7,000円前後(5~6人前)などで販売していますが、これらの商品のみで注文が完結してしまう為、例えば法人用会議弁当の注文単価2~3万円のようにはなりません。
そのため、上記公式から、売上を伸ばす為には注文件数を増やさなければなりません。
 
一方で地方商圏を中心に、今後人口減少、新規注文見込み客減少などによって注文件数は増えづらい、獲得しづらい状況になります。
そのため、
「注文単価を上げていくこと」
に注力していく必要があります。
 
注文単価アップ施策の方向性として大きく2つです。
① クロスセル商品の追加(商品面)
⇒寿司を中心とした飯類系商品(一括注文できる手間の省きに注文取
り込み)
蟹やステーキなどの嗜好性の高い1人前商品(ちょっと1品食べた
い需要の取り込み)
② クロスセルの推進(販促・オペレーション)
⇒販促物(紙、WEB等)への複数購買推進の記載
 TELオペレーション時の誘導
 複数購買時の割引価格の表記
があります。
 
繁忙期は手数が多く、忙しい一方で売上数字が伸びづらい。もっと売上を伸ばしたいとお考えの皆様「注文件数」も大切ですが、「注文単価」にもフォーカスして繁忙期売上を考えてみるのはいかがでしょうか。
 

担当者
林田大碁

東京農業大学を卒業後、船井総研へ入社。「食」を通しての社会貢献を信条に給食業コンサルタントへの道を歩み始める。介護施設給食のコンサルティングを中心にノウハウを吸収・実践し業績アップをサポート。
制度利用での施設給食の顧客獲得など、独自の切り口での業績アップにも注力する。

このコンサルタントに相談する
記事を見る
その他おすすめの記事
コンサルティングレポート