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コンサルティングコラム外食2021.08.06いつも本コラムをご愛読いただき誠にありがとうございます。 船井総合研究所の西尾です。 今回は 2021年8月25日(水)に開催予定の 「居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会」、「焼肉ビジネスモデル経営研究会」 の船井総研コンサルタントによる講座について、ご紹介させていただきます。 【目次】 1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは? 2. 飲食店経営者様必見‼ 船井総研コンサルタントによる講座紹介 3. 無料お試し参加のお知らせ
1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは?
居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会とは 全国から同じ業態・ビジネスモデルを展開されている経営者様が集い、学び合う場のことです。 全国で同じ業態を展開する経営者様とお互いに成功事例やお悩みを共有し合い、 「師と友づくり」を行っていただけます。 ▼▼研究会の詳細はコチラ▼▼ ❏居酒屋ビジネスモデル経営研究会 https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-food-business/study/izakayaken/#_ga=2.202251217.1312022972.1624437161-889273563.1619150976 ❏焼肉ビジネスモデル経営研究会 https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-food-business/study/yakinikuken/#_ga=2.189265771.1312022972.1624437161-889273563.16191509762.飲食店経営者様必見‼船井総研コンサルタントによる講座の紹介
8月25日(水)開催のフードビジネス経営研究会では 東京の三軒茶屋で「食堂かど。」や「 三茶呑屋マルコ」などの飲食店を 4店舗経営されている株式会社2Taps 代表取締役 河内 亮 様をお招きして ご講演いただきます。 さらに河内様のご講演の後には、船井総研コンサルタントによる講座も予定しております。 ❏船井総研 コンサルタント講座 フード支援部責任者の二杉からは 『上期の振り返りと下期に向けて』というテーマで お話させていただきます。 昨年からのコロナショックにより外食業界は大きな転換期を迎えています。 現在まで幾度となく緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置が実施されてきました。 その影響でビジネスモデルの転換や撤退を余儀なくされた企業様も多いかと思います。 また、その一方で新規事業の開発などを行われた企業様も多数いらっしゃいます。 最近ではワクチンの接種が進み、市場としては回復の方向へ進もうとしています。 目まぐるしく変化する市場環境の中で、 下期に向けて飲食店が取っていくべき行動や考え方をお伝えいたします。 さらに補助金を活用した最新事例も紹介させていただきます。 また、今回も居酒屋分科会と焼肉分科会に分かれて船井総研コンサルタントによる 講座をさせていただきます。 ・居酒屋分科会 研究会講座①「焼肉業界の時流・販促強化事例・会員様出店事例」 講師:船井総合研究所 岡本星矢 研究会講座②「今から即使える採用手法について!」 講師:船井総合研究所 金山大輝 ・焼肉分科会 研究会講座①「事業再構築を実現する【2021】餃子専門店ビジネス徹底解説!!」 講師:船井総合研究所 玉利信 研究会講座②「焼肉業界の時流・販促強化事例・会員様出店事例」 講師:船井総合研究所 岡本星矢 ❏SATO行政書士法人様 講座 事業再構築補助金に関する講座をSATO法律事務所様をお招きし、ご講演いただきます。 主に採択率の振り返りと3次公募以降に向けてお話いただきます。 補助金を活用し、新規事業の展開を検討されている経営者様必見の講座です。 ❏事例共有会 事例共有会とは、研究会の場において 会員企業である飲食店経営者様同士で、 各企業様で取り組んできた様々な事例を お互いに情報交換する会です。 今回の事例共有会のテーマは主に以下の3つです。 ・直近で取り組んだ(取り組む予定の)販促(チラシやSNS施策) ・直近で取り組んだ(取り組む予定の)マネジメント ・正社員.PAさんの育成で使用しているツール 他の会員企業様の「新鮮」で「リアル」な情報に触れていただけます。3.無料お試し参加のお知らせ
2021年8月25日(水)開催予定の研究会では、 株式会社2Taps 代表取締役 河内亮 様のご講演や 船井総研のコンサルタントの講座、事例共有会も予定しております。 今回はそんな貴重な講演を1社につき1回まで参加可能な【無料お試し参加】がございます。 下記のリンクにアクセス後、『お試し参加をしてから入会を検討する』に☑をしていただくと 無料お試し参加していただくことが可能です。 ご応募は下記から! ▼▼居酒屋・バルビジネスモデル経営研▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 ▼▼焼肉ビジネスモデル経営研究会▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036183&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs096b#_ga=2.191442857.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 ※無料お試し参加は 1 社様 1 度限り、2 名までとなっております。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【研究会詳細】 ◆開催日:2021年8月25日(水) 10:30~16:30 ◆開催形式:オンライン(Zoom) ◆当日の流れ 10:30~10:35 オリエンテーション 10:35~10:40 本日のゲスト企業のご紹介 10:40~11:40 ゲスト講座「三軒茶屋でドミナント展開をする飲食企業の“地域密着戦略”」 11:40~11:45 【休憩】 11:45~12:00 船井講座「ゲスト講座まとめ」 12:00~12:40 【昼休憩】 12:40~13:20 船井講座「上期の振り返りと下期に向けて」 13:20~13:25 【休憩】 13:25~13:55 事業再構築補助金講座「採択率の振り返りと3次以降に向けて」 13:55~14:05 【休憩】 14:05~15:10 焼肉分科会 居酒屋分科会 15:10~15:20 【休憩】 15:20~16:40 事例共有会60分 ※途中退席はご遠慮いただいております。ご了承ください。 ※当日スケジュールは調整中のため、変更の可能性があります。 予めご了承ください。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 研究会の概要は以上です。 ご興味のある方は、ぜひ「無料お試し参加」にお申込み下さいませ。 宜しくお願いいたします。 ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
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コンサルティングコラム外食2021.07.29いつもコラムをご愛読いただき誠にありがとうございます。 船井総合研究所の西尾です。 今回は 2021年8月25日(水)に開催予定の 「居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会」、「焼肉ビジネスモデル経営研究会」 の特別ゲスト講師について、ご紹介させていただきます。 【目次】 1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは? 2. ゲスト講師のご紹介 ~1店舗目の開店からわずか4年で4店舗展開~ 3. ゲスト講座の概要 ~コロナ禍でも坪月商65万円を達成した繁盛店~ 4. 無料お試し参加のお知らせ 1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは? 居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会とは 全国から同じ業種・ビジネスモデルの経営者が集い、学び合う場のことです。 当研究会では、全国の同じ業態を展開する経営者様とお互いに成功事例やお悩みを共有し合い、 「師と友づくり」を行っていただけます。 ▼▼研究会の詳細はコチラ▼▼ ❏居酒屋ビジネスモデル経営研究会 https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-food-business/study/izakayaken/#_ga=2.202251217.1312022972.1624437161-889273563.1619150976 ❏焼肉ビジネスモデル経営研究会 https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-food-business/study/yakinikuken/#_ga=2.189265771.1312022972.1624437161-889273563.1619150976 2.ゲスト講師の紹介 ~1店舗目の開店からわずか4年で4店舗展開~ 2021年8月の特別ゲスト講師は、 株式会社2Taps 代表取締役 河内亮 様をお招きしております。 河内様は専門学校を卒業後、アパレル業界に就職しましたが 直接お客様に「ありがとう」と言ってもらえる飲食業に魅力を感じ 同級生と共に飲食の道へ進みました。 河内氏は5年半「和食」の修行をし、同級生は「洋食」を強みとしていたため 互いの強みである「和食+自然派ワイン」の融合を実現させ、業態開発に成功されました。 2016年2月に1号店である三茶呑屋マルコをOPENし、大繁盛。 その後も三軒茶屋に店舗展開を進め、2020年6月には4店舗目となる 食堂かど。をOPENされました。 現在、東京の三軒茶屋駅にて ・ 三茶呑屋マルコ ・ ニューマルコ ・ コマル ・ 食堂かど。 の4店舗を運営されています。 3.ゲスト講座の概要 ~コロナ禍でも坪月商65万円を達成した繁盛店~ 今回の講座にてご解説いただく「食堂かど。」は 2020年4月の緊急事態宣言を契機にお弁当の販売を開始し、 ランチ・カフェ・ディナーで営業している3毛作業態の業態です。 「食堂かど。」は、河内様にとって4店舗目の業態です。 業態開発の際、お客様は年月を重ねる度に 結婚、出産、引っ越しなどをして ライフスタイルが変化するということに着目しました。 そこで、お客様のライフスタイルの変化に合わせて ご年配の方も子供連れの方も妊娠されている方もお酒が呑めない方も みんなが楽しめる場所を作りたいという思いで開発されました。 また、お客様との距離が近いエリアで店舗展開をしたかったため 居住地近くのエリアで出店をされました。 現在、坪月商65万円を達成するなど、 コロナ禍でも絶好調な店舗の1つです。 河内様には、 『三軒茶屋でドミナント展開をする飲食企業の“地域密着戦略”』という テーマでご講演いただきます。 業態開発のポイントを詳しく講演していただきます。 お楽しみに! 4.無料お試し参加のお知らせ 2021年8月25日(水)開催予定の研究会では、 株式会社2Taps 代表取締役 河内亮 様のご講演や 船井総研のコンサルタントの講座、事例共有会も予定しております。 今回はそんな貴重な講演を1社につき1回まで参加可能な【無料お試し参加】がございます。 下記のリンクにアクセス後、『お試し参加をしてから入会を検討する』に☑をしていただくと 無料お試し参加していただくことが可能です。 ご応募は下記から! ▼▼居酒屋・バルビジネスモデル経営研▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 ▼▼焼肉ビジネスモデル経営研究会▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036183&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs096b#_ga=2.191442857.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 ※無料お試し参加は 1 社様 1 度限り、2 名までとなっております。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【研究会詳細】 ◆開催日:2021年8月25日(水) 10:30~16:30 ◆開催形式:オンライン(Zoom) ◆当日の流れ 10:30~10:35 オリエンテーション 10:35~10:40 本日のゲスト企業のご紹介 10:40~11:40 ゲスト講座「三軒茶屋でドミナント展開をする飲食企業の“地域密着戦略”」 11:40~11:45 【休憩】 11:45~12:00 船井講座「ゲスト講座まとめ」 12:00~12:40 【昼休憩】 12:40~13:20 船井講座「上期の振り返りと下期に向けて」 13:20~13:25 【休憩】 13:25~13:55 事業再構築補助金講座「採択率の振り返りと3次以降に向けて」 13:55~14:05 【休憩】 14:05~15:10 焼肉分科会 居酒屋分科会 15:10~15:20 【休憩】 15:20~16:40 事例共有会60分 ※途中退席はご遠慮いただいております。ご了承ください。 ※当日スケジュールは調整中のため、変更の可能性があります。 予めご了承ください。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 研究会の概要は以上です。 興味のある方は、ぜひ「無料お試し参加」で体験してみてください。 宜しくお願いいたします。 ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
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コンサルティングコラム外食2021.07.18関連のセミナーはこちら ===== 事業再構築補助金 採択に向けた徹底解剖セミナー【飲食編】 予算総額1兆円、最大6千万の補助金を活用!これまでの採択結果を踏まえて傾向と対策を徹底解剖 2021/07/27 (火)15:00~16:00 開催場所:オンラインにて開催します お手元にPCをご用意ください 詳細・お申し込みはこちら https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076586 =====
目次
1.採択結果概要
この度、2021年6月18日に事業再構築補助金の第一次公募での通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠の採択結果が発表され、既に採択結果が発表されていた緊急事態宣言枠を含め、事業再構築補助金の第一次公募の採択結果が出そろいました。 (緊急事態宣言枠の採択結果をまとめた記事はこちらからご覧ください。)1-1.採択結果の全体像 採択結果の全体像としては、 申請に必要な要件を満たした支援計画が、 緊急事態宣言枠で4,326件、 それ以外の募集枠で14,913件でした。 そのうち、採択された件数は、 緊急事態宣言枠で2,866件 それ以外の枠で5,150件となり、 合わせて8,016件でした。 採択率は、緊急事態宣言枠とその他の募集枠で比べると、 それぞれ約66%と、約34%と大きく差が開きました。 今回の採択結果を見ると、緊急事態宣言枠の要件を満たす企業の経営者の方々は、 緊急事態宣言枠での申請を行った方が良いと考えられます。
1-2.採択金額別の傾向 採択された金額としては、1,500万円以下の支援計画で46%が占められており、 また4,500万円以上での採択結果も約3割ほど採択されています。 これを申請時の金額に戻す計算を行うと、 今回の事業再構築補助金の補助率は、中小企業の場合だと、 申請した枠組みの種類によって、3分の2から4分の3とされています。 つまり、申請時の計画ではおよそ2,250万円以下で申請する計画が46%と半分近くを占め、 6,000万円程で申請した支援計画も3割程採択されていることが分かります。 補助金額が、6,000万円を超える枠組みも今回の補助金では一部、用意されていますが、 実際の採択割合でみると、全体の1%程の約800件が採択例となっています。
出典:事業再構築補助金事務局「事業再構築補助金 第1回公募の結果について」 URL:https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/result/koubo_kekka_gaiyou01.pdf
1-3.認定支援機関別の傾向 事業計画を作成する際に連携が必須となる、認定支援機関別に採択結果を分析すると、 中小企業診断士・民間コンサル・地銀などとの連携によって作成された支援計画での採択率が高いとの結果が出ています。 認定支援機関をどこに依頼するかが、事業再構築補助金の採択結果に影響を与えることが分かります。
1-4.飲食業界での採択結果 採択結果に関して、飲食業界に焦点を絞ってより詳しく見ていきます。 事業再構築補助金の採択結果に関しては、事業再構築補助金事務局が作成した 「事業再構築補助金 第1回公募の結果について」 からも確認することができます。 こちらの資料では、宿泊業、飲食サービス業の採択件数は全採択件数の21.8%と発表されています。 飲食業界に関連するキーワードも、緊急事態宣言枠の方が、度々、事業計画名で確認することができ、飲食店を経営されている方々は、緊急事態宣言枠での申請を行った方が、採択されやすいのではないかと考えられます。
2.船井総研独自分析の結果
採択された支援計画に関して、弊社でも独自に調査を行いました。 調査目的としては、事業再構築補助金で採択されやすい支援計画を明らかにすることとして 調査内容は、緊急事態宣言枠と一般枠・グローバルV字回復枠・卒業枠の採択結果の支援計画名を各キーワードにて抽出し、各件数をまとめました。 調査結果としては、以下となります。 ・焼肉→91件 ・餃子→24件 ・テイクアウト→241件 ・デリバリー→76件 ・非接触→98件 ・通販→85件 「コロナ禍に対応した新しい非接触型サービス(冷凍生餃子の無人販売)の 提供に伴う設備投資」などのように、上記のキーワードが複数含まれる、伸びている商材と販売形態をかけあわせた支援計画も採択されています。 最近、注目されている「餃子」と「焼肉」に関して、新たな提供方法として注目される販売形態との組み合わせで件数をまとめたものが以下になります。 飲食業界において、テイクアウトや非接触型の提供方法の事業計画が複数採択されていることが分かります。 ※調査に関しては、キーワードの重複を含んでいます。 例)支援計画名「テイクアウト・デリバリー需要を獲得する焼肉業態の開発」の場合、テイクアウト・デリバリーの両方にカウントしています。 飲食事業関連での申請を検討される際の事業計画選定の基準の1つとして、上記のような語句を含めることも、検討してみるとよいのではないでしょうか。 以上のような全体像を踏まえた上で、具体的な事業計画の採択事例を以下で挙げていきます。 テイクアウトでは「唐揚げと生餃子の24時間(無休)無人テイクアウト専門店の開発とドミナント計画」という事業計画名で、無人のテイクアウト専門店の事業計画が採択されています。 デリバリーでは、「デリバリー商品専用工場新設による、焼肉弁当等のデリバリー事業」 という事業計画名での採択が行われており、セントラルキッチンの新設と焼肉弁当での販売の事業が採択されていることが分かります。 非接触では、「非接触型単品焼肉専門店」「レストラン分野での感染症安全対策設備を活用した非接触セミセルフサー ビス」「テイクアウトとロボットによる、三密回避+非接触型店舗への転換」といった事業計画名で採択されています。 通販では、「セントラルキッチンの開設・店舗増設と通販・テイクアウトの拡大に挑戦」「セントラルキッチン構築で、近江鶏や伊吹そばの通販事業を展開」といった事業計画名での採があります。 これまでの店舗だけの販売方法ではなく、テイクアウトやデリバリー需要も獲得できる業態・従業員とお客様の接触が少ない提供スタイルの業態が評価されていると捉えてもよいのではないでしょうか。3.今後のスケジュール
事業再構築補助金の第1次募集の結果を踏まえ、今後の申請に取り組まれる事業者様も多いことかと思います。第2次募集は、7月2日で締め切られ、今後第三次募集が発表されるものと想定されます。 第3次募集は、中小企業庁の特設サイトに記載されている情報によると、7月下旬頃に開始の予定とのことです。 予想では、公募期間は1か月から1カ月半公募締切は8月下旬から9月上中旬頃と想定されます。 また、第二次募集が締め切られた現在、残り3回程度の募集を行う見込みであると中小企業庁より発表されています。補助金の申請に際しては、GビズIDプライムアカウントの取得が必須となりますので、まだ取得されていない企業様はお早めにご対応いただく必要があります。4.第三次募集の概要
第一次募集での申請が不採択となった企業様は、以降の募集において再度、申請が可能です。7月上旬の現在において、申請要件などには大きな変更は発表されておりません。 第1回で不採択となった企業様も改めて、事業計画を再検討し、申請をお考えください。 なお、事業再構築補助金の制度の概要を解説した記事が以下にございますので、 ぜひご覧ください。 「外食企業の事業再構築補助金活用方法とは?【2021年6月最新版】」5.事業計画策定の参考にしたいビジネスモデル
今回の事業再構築補助金の第一次公募で採択された事業計画名と同様のビジネスモデルを多数、既に弊社ではお手伝いさせていただいています。 以下では、今回採択された事業計画と関連するビジネスモデルをご紹介いたします。ぜひ、事業再構築補助金の事業計画を作成される際の参考にお使いください。5-1.餃子テイクアウト専門店 生餃子テイクアウト専門店は、郊外ロードサイド・住宅立地を中心に、家で焼く「生餃子」を販売する中食業態です。36個1000円などのコストパフォーマンスの高い値段で販売することで、家族の日常食需要を取り込んでいます。 5~10坪の小さな店舗スペースで、製造から販売までの機能を賄うことができるため、既存店舗の駐車場や空きスペースを利用した開店も増えています。また、運営はアルバイトスタッフのみでの可能なため、初期投資、運営人件費ともに低くはじめることが可能な業態です。 特にいま注目なのは、冷凍生餃子の無人販売という業態です。1店舗1店舗の安定売上は低いものの、店舗展開をしやすく、地域の中で一気に展開することでシェア率を高めることで競争優位を創ることができます。 ↓詳細は、以下の無料ダウンロードレポートよりご確認ください。
===== 【ダウンロード無料】餃子ビジネスについての解説資料はこちらからどうぞ 【船井流】餃子ビジネスモデル特集2021はこちら> 【船井流】餃子ビジネス事業展開のやり方はこちら> =====
5-2.焼魚弁当専門店 専門店業態の開発の一つとして、「焼魚弁当専門店」もあります。 特徴は、 ・投資回収最短1か月の低投資・早期回収が可能なビジネスモデル ・高齢者の方からの需要獲得による客層の広さ ・パートやアルバイトの方でも出来るオペレーション設計 などとなっています。 ↓詳細は、以下の無料ダウンロードレポートよりご確認ください。↓
;5-3.専門店型ファストフード 専門店のクオリティ(=品質)を、ファストフードの価格帯で提供する業態です。専門店の要素と、ファストフード業態の要素をかけ合わせた郊外ロードサイドを中心に拡大している注目の業態です。 専門店の要素としては、 ・シズル感のある実演機能を確認できる店舗設計 ・外食ならではの高い商品力を持つ商品の提供 などが挙げられます。 一方ファストフード業態の要素としては、 ・セルフサービス化 ・パート、アルバイトの方でも出来るオペレーション設計 ・テイクアウト需要を取り込む店舗設計 などが挙げられます。 某うどんチェーンをはじめ、この業態思想を元にした業態は非常に好調に推移しています。 こちらの業態の詳細は無料経営相談をご活用ください。 ▼初回無料で飲食店の経営に関するご相談を承っています。 ↓お申込みはこちらをクリック↓
5-4.セントラルキッチン立ち上げと通販事業参入 イートインだけの売上が難しくなったwithコロナの状況で、 通販によって全国からの売上獲得を目指される企業様が現れています。 通販に取り組むメリットとして、 ・イートイン以外の売上獲得 ・内食~外食まで対応可能な企業体質への転換 ・顧客管理とデジタル化の推進 が挙げられます。 今後さらなる市場規模の拡大が見込まれている通販市場への参入は増えていきますが、その中でいかに他社と差別化を図り、自社の強みを活かした通販事業へと昇華させるのか。 最短最速で「1億円事業」を目指すためにも、正しい戦略立案が必要であると言えます。 ↓詳細は、以下の無料ダウンロードレポートよりご確認ください。↓
;5-5.非接触型焼肉 コロナ禍でも圧倒的な集客を実現している焼肉ビジネスモデルがあります。 この業態の特徴としては、 ・省人化設備の導入による高い生産性 ・コストパフォーマンスの高い商品設定による圧倒的な集客力 が主に挙げられます。 詳細は8月より開催のセミナーへのお申込みまたは経営相談をご利用ください。 【現在セミナー参加者募集中!セミナー詳細は以下よりご確認ください】
6.まとめ
事業再構築補助金の採択結果について、まとめさせていただきました。船井総研でご提案しているビジネスモデルも参考にしていただき、事業再構築補助金活用のための事業計画策定に取り組みましょう。 弊社では、お付き合いのある行政書士法人事務所さまと連携しながら、ご支援先の事業再構築補助金の申請をサポートしております。事業再構築補助金の活用を希望されている経営者の皆さんは、ぜひ弊社の無料経営相談をご活用ください。 ▼初回無料で飲食店の経営に関するご相談を承っています。 ↓お申込みはこちらをクリック↓ ▼飲食店の経営に関する最新情報はメールマガジンで発信しています。 ↓お申込みはこちらをクリック↓ 関連のセミナーはこちら ===== 事業再構築補助金 採択に向けた徹底解剖セミナー【飲食編】 予算総額1兆円、最大6千万の補助金を活用!これまでの採択結果を踏まえて傾向と対策を徹底解剖 2021/07/27 (火)15:00~16:00 開催場所:オンラインにて開催します お手元にPCをご用意ください 詳細・お申し込みはこちら https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076586 ===== ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼ -
コンサルティングコラム外食2021.07.02いつもコラムをご愛読いただきありがとうございます。 船井総合研究所の西尾です。 6月23日(水)に、弊社にて『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、 『焼肉ビジネスモデル経営研究会』が開催されました。 今回は、研究会のポイントを皆様にご紹介いたします。 【目次】 1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは? 2. ゲスト講座の概要 3. 船井総研コンサルタントによる最新事例徹底解説‼ 3-1. これからの飲食店経営のマネジメントポイントとは? 3-2. 現代の組織に求められている人材とは? 3-3. 低投資早期回収を実現する焼魚弁当専門店 3-4. 年商1億円も可能‼ 時流の餃子専門店ビジネスモデル解説 3-5. 競争力が増す焼肉業態の集客ポイント 4. 全国の飲食店経営者様による事例共有会 5. 次回研究会のご案内
1.『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは?
居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会とは 全国から同じ業種・ビジネスモデルの経営者が集い、学び合う場のことです。 当研究会では、全国の同じ業態を展開する経営者様とお互いに成功事例やお悩みを共有し合い、 「師と友づくり」を行っていただけます。 ▼▼研究会の詳細はコチラ▼▼ ❏居酒屋ビジネスモデル経営研究会 居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会のご案内 ❏焼肉ビジネスモデル経営研究会 焼肉ビジネスモデル経営研究会のご案内2.ゲスト講座の概要
今回の研究会では、株式会社龍ノ巣ホールディングス 代表取締役大将 畑 博貴 氏に ご講演していただきました。 畑 博貴 氏は2002年に「焼肉ホルモン 龍の巣」を展開する有限会社龍ノ巣を設立し、 その後、龍ノ巣の卸会社である龍インターナショナルと合併し、ホールディングス化されました。 創業当初から、お客様に喜んで貰う事を第一に、 現在では、焼肉店を関西・関東・福岡に1代で17億12店舗の展開を達成している企業様です。 業態面 一般的な飲食店ではベストセラー店舗になることを目指します。 しかし、「焼肉ホルモン 龍の巣」の場合は店舗開発の際、 『ロングセラー』を目指すことを意識されたそうです。 ロングセラー店舗を実現するには、脇役商品の存在が重要だと考えられているようで 「焼肉ホルモン 龍の巣」の場合は「かすうどん」を脇役のポジションに 置いているそうです。 強い脇役商品の存在こそ、店舗をロングセラーに導くカギと言えるでしょう。 人材面 龍ノ巣ホールディングスでは「飲食業界の地位向上」を目標に掲げており 大きく以下3つの体制づくりをされていました。 ①働く従業員が安心して働ける環境の仕組み作り ・賃金向上(店長年収1000万円を目指す) ・正社員比率アップ(正社員を増加させることによりクオリティの高い店舗運営が可能) ・アルバイトの少数精鋭(紹介制度の導入) ②集団として連帯感を高めるための仕組み作り ・横を意識した組織体制構築(地域ごとに1つの村として協力ながら営業) ③世間から認められる存在になる為の仕組み作り ・『RYUNOSU GINZA LAB.』の開設(社内外の集まれる共有スペース) ・自己申告制の評価制度 優秀な社員を採用し、労働環境の整備×育成をすることで 社員の定着率向上を実現させ、店舗運営のクオリティを向上させることが可能になります。 つまり、社員満足度を上げることで同時進行で業績アップも実現することができるのです。 『業態開発』と『マネジメント』の両輪を回していくことが大切です。3.船井総研コンサルタントによる最新事例徹底解説‼
3-1. これからの飲食店経営のマネジメントポイントとは? 講師:船井総研 フード支援部 マネージャー 石本泰崇 ポイント 龍の巣ホールディングス様から学ぶ人材を主とした経営のポイントとしては、 ①採用戦略 ②育成戦略 ③組織戦略 上記の3つと考えられます。 明確な経営理念の基、自社の立ち位置を理解し、原理原則に沿ったマネジメントの施行がポイントです。 人員不足により、目の前の仕事の欠員補充が困難な時代となりました。 目指す経営計画に合わせて人材採用と育成計画を先行して行うことが必要です。 「変化対応型組織の構築」がこれからの組織戦略のキーワードであると言えるでしょう。 3-2. 現代の組織に求められている人材とは? 講師:船井総研 フード支援部 コンサルタント 金山大輝 ポイント コロナを経た現在において、変化対応型組織へのアップデートが求められます。 現代の組織において求められる人材は、 以前までの「答えが既にある社会」での情報処理力を持つ人材ではなく、 常には答えがない社会で情報収集力が必要とされる「修正主義」です。 時代に適応した組織を構築してくために、採用と育成の2つに対して、モデル事例や原理原則に沿ってアプローチして進めていくことが必要です。 3-3. 低投資早期回収を実現する焼魚弁当専門店 講師:船井総研 フード支援部 アソシエイト 小島佑太 ポイント 焼魚弁当専門店のビジネスモデルの特徴としては、以下のような点が挙げられます。 ・低投資での出店が可能 ・からあげ専門店などに比べると、参入障壁が高い ・アイテム・商材数が少ないため在庫リスクが低い ・旬の魚を焼くだけの運営効率の高さ ・プレハブや小屋でよりローコストでの出店が可能 ・高齢者も集客でき、客層の幅が広い 郊外ロードサイドで、低投資で始められるビジネスモデルを探されている方は要注目のビジネスモデルです。 3-4. 年商1億円も可能‼ 時流の餃子専門店ビジネスモデル解説 講師:船井総研 フード支援部 シニアアソシエイト 玉利信 ポイント 餃子の市場は、過去10年間成長中であり、コロナによる中食需要の高まりも踏まえて、今後も伸びていくと想定されます。 いま、注目の餃子ビジネスモデルとしては、 ①、初期投資を抑えた形で進められる5坪で始められる超小坪モデル ②、餃子とからあげなどの2つの専門店によるより大きな市場を取り込むビジネスモデル ③、店内飲食とお持ち帰専門店の2毛作モデル などが挙げられます。 また、これら3つのビジネスモデルを組み合わせることで、年商1億円も目指すことが可能です。 3-5. 競争力が増す焼肉業態の集客ポイント 講師:船井総研 フード支援部 コンサルタント 岡本星矢 ポイント 昨今、注目を集めている焼肉業界のビジネスモデルとして、ひとり焼肉業態や和牛をお値打ち価格で提供するビジネスモデルがあります。 ポイントとしては商品力はもちろんのこと、価格力(コストパフォーマンス)が重要です。 また、ディナーだけでなくランチでも売上をあげられるように、集客できる商品構成にする必要があります。 焼肉店の出店は続いています。競争が激化する中で、中長期的に集客できる業態にしていくためには、お客様に「コストパフォーマンス=価値/価格」訴求をすることが重要です。 船井総研がご支援している企業様も 多くの焼肉店舗を新規出店されています。 また、年内に10店舗新たに出店予定です。4.全国の飲食店経営者様による事例共有会
事例共有会とは、研究会の場において会員企業である飲食店経営者様同士で、 各企業様で取り組んできた様々な事例をお互いに情報交換する会です。 今回は ⑴社内で取り組んでいる社員、PAの育成 ⑵直近で取り組んでいる販促 について事例を共有しました。 社内で取り組んでいる社員、PAの育成に関しては スキルチェック表を作成し、3ヶ月スパンでスキルチェックを実施し 昇給できる仕組みを作っている企業様や 毎月個人面談を実施し、従業員同士でコミュニケーションを 取っている企業様がいらっしゃいました。 また、事例共有会の全体を聞いていると 会社のクレドや経営理念を社員に浸透できているのか不安であったり 社員の定着率についてお悩みになっている 企業様が多くいらっしゃいました。 今後、人手不足が考えられる中で 優秀な社員の採用、早期育成、定着は キーワードになってくると考えられます。 ぜひ、他社様の成功事例を元に自社に落とし込んでいただきたいと思います。5.次回研究会のご案内
さて、このように2021年6月度研究会も 学びの多い1日になりました。 ぜひ明日から、皆さまの今後の経営判断の一助となれば幸いです。 次回の研究会は8月25日(水)です。 居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会に ご興味のある方は、1社につき1回まで参加可能な【無料お試し参加】がございます。 下記のリンクにアクセス後、『お試し参加をしてから入会を検討する』に☑をしていただくと 無料お試し参加していただくことが可能です。 ご応募は下記から! ▼▼居酒屋・バルビジネスモデル経営研▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 ▼▼焼肉ビジネスモデル経営研▼▼ https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976 テーマやゲスト講師は、本コラム・メルマガにて発表致します。 近日公開予定ですので、ぜひチェックしてください。 ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼ -
コンサルティングコラム外食2021.05.20いつもコラムをご愛読いただき、ありがとうございます。 船井総合研究所の焼肉専門のコンサルタントの岡本です。 コロナ禍の終わりがなかなか見えない状況が続き、 不安に感じられる飲食店経営者様も多くいるかと存じます。 しかしながら、コロナ禍という同じ状況にもかかわらず、 圧倒的な集客を実現し、さらに出店計画を進めている飲食店経営者様も多くいらっしゃいます。 本日は、このような状況でも強い集客力を持った「焼肉業態」について ご紹介させていただきます。 当社のクライアントが山口県に出店した「特急レーン焼肉業態」は 147席で月商2,150万円(税別)をこの3月に達成しました。 今回のコラムではコロナ禍でも圧倒的な集客を実現している 最新の成功事例についてご紹介いたします。 <目次> (1)なぜ、焼肉業態はコロナ禍でも集客できているのか (2)圧倒的な集客を実現する「特急レーン焼肉業態」とは (1) なぜ、焼肉業態はコロナ禍でも集客できているのか 結論から申し上げると、「焼肉業態」はコロナ前から需要があり 伸び続けている業態であり、コロナ禍中においてもダメージの少ない市場です。 一般社団法人 日本フードサービス協会が発表する 「外食市場動向調査」というデータがあります。 これは、新規店も含めた売上、客数、客単価などのデータを 業界全体及び業態別に集計し、前年同月比を算出しています。 そちらのデータによると、コロナの影響が本格的に出るまでの 「2019年9月~2020年2月」の 焼肉店の売上昨対比のデータを確認すると、以下の数値となります。 9月 104.2% 10月 100.8% 11月 110.2% 12月 104.3% 1月 105.0% 2月 124.4% このように、コロナの影響が本格的になる前から「焼肉業態」は 売上昨対比を超え続けていたことがわかります。 一方、同期間の「居酒屋業態」の数値は以下の通りです。 9月 96.4% 10月 91.4% 11月 97.9% 12月 94.8% 1月 101.2% 2月 95.2% このように、居酒屋は焼肉とは反対に、コロナ前から 売上昨対比を割りがちだったことがわかります。 2019年の年末には「忘年会スルー」という言葉が取りざたされたように、 若者の飲み会・宴会離れが年々加速していたことも背景にあります。 なお、「飲食店全体」はおおむね100%を超えており、 景気が良い傾向でした。 そして、コロナ禍により焼肉と居酒屋は明暗がはっきり分かれます。 2020年3月以降の焼肉と居酒屋の数字は以下の通りです。 焼肉 居酒屋 3月 93.3% 58.6% 4月 30.9% 9.70% 5月 50.9% 11.5% 6月 88.7% 41.5% 7月 95.3% 50.0% 8月 85.6% 42.3% 9月 91.7% 52.8% 10月 108.7% 66.3% 11月 109.4% 58.8% 12月 88.6% 39.8% 1月 68.0% 26.5% 2月 62.8% 30.5% 上記の通り、焼肉と居酒屋では大きく差が開いています。 もっとも差が開いた月は2020年の5月で焼肉の売上昨対比は、 居酒屋の売上昨対比の4倍以上の数値をつけています。 Go To Eatが盛り上がった昨年10月、11月は 焼肉業態が売上昨対比100%を超えたのに対し、 居酒屋は58~66%と、 売上昨対比100%を超えることはありませんでした。 このように、マクロな数字から「焼肉」がコロナ前から好調であり、 コロナ後でも飲食店の中では堅調な売上を達成していることがわかります。 次に、「なぜ、焼肉業態がコロナ禍でも支持されているのか」について解説します。 これは、以下の2点がその要因と考えられます。 ①焼肉は「目的来店性」が高く、「外食をするなら『焼肉に行こう』」というニーズが高い。 ②焼肉は全卓にロースター(換気扇)があり、換気がよいため感染リスクが低い。 ①焼肉は「目的来店性」が高く、「外食をするなら『焼肉に行こう』」というニーズが高い。 「目的来店性」とは読んで字のごとく、 「この店(業態)に行こう」と思って飲食店に行くことです。 例えば、居酒屋などは繁華街などを歩いていて 「看板やメニューなどにひかれてフラっと入る」ことも多いと思います。 これを「衝動来店」といいます。 一方、焼肉は居酒屋などに比べると、「目的来店性」が高い業態です。 「試合に勝ったら、焼肉に行こう」 「合格祝いに、焼肉に行こう」 「久々の外食、焼肉に行こう」という具合に、 「焼肉に行くことが目的(=目的来店性が高い)」ことが特徴的です。 これを裏付けるデータが、ネットでいかに「焼肉」というキーワードが検索されたか、です。 ホットペッパーグルメが月ごとの検索キーワードのランキングを発表しています。 そこでも「焼肉」と「居酒屋」の差が浮き彫りになっています。 2021年2月のランキングでは「焼肉」は2位(昨年は4位)と 昨年よりランキングが上昇しているのに対し、 「居酒屋」は17位(昨年は1位)と検索ランキング首位から陥落し低迷しています。 このように、「焼肉」は目的来店性が高く、 ネットでも数多く検索されるキーワード(業態)の ため、コロナ禍でも集客できています。 ②焼肉は全卓にロースター(換気扇)があり、換気がよいため感染リスクが低い。 こちらは、コロナにより「感染リスクが低い店」が選ばれるようになりました。 焼肉はもともと基本的にすべてのテーブル・カウンターなどに ロースターと呼ばれる換気扇が設置されていました。 このため、消費者としても「感染リスクが低い」と判断され 焼肉業態の来店へとつながりました。 (2) 圧倒的な集客を実現する「特急レーン焼肉業態」とは ここまでで、「焼肉業態」は全体的に調子がいいという点について 解説させていただきました。 ここからは、その焼肉業態の中でも 特に集客に成功している「特急レーン焼肉業態」の事例・業態について 解説いたします。 山口県の企業様は2020年7月に郊外立地に特急レーン焼肉業態をオープンし、 109席で月商1,550万円を達成されました。 また、今年1月に同業態の2号店をオープンされ、 146席で月商2,150万円を達成されました。 そして今秋、同業態の3号店目をオープン予定です。 このような圧倒的な集客・売上を実現している「特急レーン焼肉業態」とは、 以下の3つの要素を備えている業態です。 ①「特急レーン」で商品を運び、非接触・省人化を実現している ②「国産牛カルビ380円」など、良い商品を低価格で提供している」 ③郊外ロードサイドの大箱(100席以上)で圧倒的な売上を実現している このような要素を備えることで、コロナ禍でも圧倒的な売上を実現できます。 また、特急レーン焼肉業態以外にも多数の成功事例がございます。 成功事例① 北海道の会員企業様は繁華街立地に30坪に満たない規模の 小さな大衆焼肉を昨年2月にオープンし、翌月には月商1200万円超を達成。 その後春先は緊急事態宣言で一時期売り上げは低下したが、 夏には売上を大きく回復させ、月商1300万円を達成。 2021年3月には過去最高月商1,385万円を達成。 成功事例② 2020年10月にオープンした兵庫県の会員企業様は 居住地を背後に控えたローカル駅前立地に大衆焼肉をオープンし、 月商1200万円超を達成。 初月から償却前営業利益16%を達成。 成功事例③ 郊外和食業態が中心だった大阪の会員企業様も駅前住宅街立地の焼肉業態に チャレンジされ、2020年12月に54席で月商528万円を達成。 わずか3か月後の2021年2月には早くも同業態の2号店目をオープンされ、 2021年3月に52席で月商644万円を達成。 3号店、4号店の出店も計画中。 いかがだったでしょうか? このように、全国各地のあらゆる立地(郊外、駅前問わず)において、 「焼肉業態」での既存店V字回復および新規出店成功事例が多数存在しております。 コロナ時代に集客できる焼肉業態はどう開発すればいいのか? 最新の時流をおさえた、焼肉店業態開発・既存店活性化のセミナーをご用意しました。 焼肉ビジネスの立ち上げに関心のある経営者様は、ぜひ、セミナーをご活用くださいませ。オンラインセミナーですので、全国どこからでもご参加いただけます。 この度、事業再構築にあたっての補助金も多く出ることになりました。 補助金も上手に活用しながら、事業再構築のチャンスに変えていただければと思います。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ (オンラインセミナーのご案内) 【webセミナー】コロナ禍でも元気な焼肉業態開発成功セミナーhttps://www.funaisoken.co.jp/seminar/072497 ■セミナー会場 オンライン開催 18会場 (PCがあればどこでも受講可能) ①2021/06/15 (火)10:00~12:00 ②2021/06/15 (火)13:00~15:00 ③2021/06/16 (水)10:00~12:00 ④2021/06/16 (水)13:00~15:00 ⑤2021/06/22 (火)10:00~12:00 ⑥2021/06/22 (火)10:00~12:00 ⑦2021/06/22 (火)13:00~15:00 ⑧2021/06/29 (火)10:00~12:00 ⑨2021/06/29 (火)13:00~15:00 ■参加料金 ・一般価格 10,000円 (税込 11,000円)/ 一名様 ・会員価格 8,000円 (税込 8,800円 )/ 一名様 ※ ご入金の際は、税込金額でのお振り込みをお願いいたします。 ※ 会員価格は、各種経営研究会・経営フォーラム、および社長onlineプレミアムプラン(旧:FUNAIメンバーズPlus)にご入会中のお客様のお申込みに適用となります。詳しくは社長onlineをご確認ください。 ■講座内容 ・第1講座 月商2,000万円達成 地方郊外ロードサイドで圧倒的に集客できる「非接触型焼肉業態開発成功事例解説 株式会社 船井総合研究所 フード支援部 コンサルタント 岡本 星矢 ・第2講座 【地方郊外ロードサイドでの成功事例】 コロナ禍中に「非接触」焼肉業態を2店舗出店成功事例解説 株式会社 MIHORI 代表取締役社長 藤井 一正 氏 ・第3講座 ニューノーマル時代に飲食店ビジネスを成長させる「これからの経営戦略」 株式会社 船井総合研究所 フード支援部 マネージング・ディレクター 二杉 明宏 ■このような方におすすめ ・ニューノーマル時代に集客できる飲食店ビジネスモデルを探している経営者様 ・早期に売上回復を実現したい飲食店経営者様 ・「どのような焼肉業態」を経営すれば事業成功するか模索している経営者様 ・地方やローカル商圏でも集客できる業態をお探しの経営者様 ・会社の「次の成長のエンジン」となる焼肉業態を開発したい経営者様 ■本セミナーで学べるポイント ポイント①ニューノーマル時代に焼肉店が成長を続けるための事業戦略について 新型コロナウイルスにより、これまでの常識は覆されました。 ニューノーマル時代を正しく読み解くことで、今後の事業再構築の具体的な戦略立案が可能となります。 既に売上回復を実現した非接触型焼肉モデルの成功事例を踏まえて、今後の打ち手を提言します。 ポイント②「非接触」「省人化」。コロナ禍でも集客できる2つのキーワードを備えた細心の焼肉業態、「特急レーン焼肉業態」とは? ニューノーマル時代、人手不足時代でも企業成長を遂げるためには、 「非接触」「省人化」が欠かせないキーワードです。高い集客力を実現し、 高収益業態にするためのポイントについて本セミナーで解説します。 ポイント③短命で終わらせず長寿型事業にするためのポイントについて 焼肉店における「持続的な集客力」とは何なのかを具体的な数字、 事例をもとにご紹介します。 ポイント④高い集客力を実現するための商品戦略 焼肉事業を長寿化するためには、「商品力」が重要です。 「商品」のポイントがズレていればお客様は満足せず、リピートにつながりません。 それどころか、悪い口コミが拡散して新規のお客様も来ていただけなくなってしまいます。 本セミナーでは、高原価をかけながらも収益が残る仕組みの作り方を解説します。 ポイント⑤集客できるWEB販促、紙販促の最新手法、最新成功事例公開 新規のお客様も、リピーターのお客様もドンドン集客できる販促活動の最新成功事例を公開いたします。 ポータルサイトだけでなく、google map(MEO)の活用方法や動画広告からチラシやクーポンなどの紙の販促まで「明日からスグ使える」販促手法をお伝えします。
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コンサルティングコラム外食2021.04.14いつもコラムをご愛読いただき、ありがとうございます。 船井総合研究所の西尾です。 本コラムでは飲食店経営者の皆様に、お役に立てる情報を発信しております。 「居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会」、 「焼肉ビジネスモデル経営研究会」について、ご紹介させていただきます。 今回は2021年4月20日(火)の研究会のゲスト講座について、 内容を少し、ご紹介させていただきます。 今回の研究会では、2名のゲスト講師をお招きしております。 株式会社BAN 代表取締役 小泉貴洋 氏には、 『デジタル集客×デジタルマネジメントで人時売上業界平均2倍を達成する方法』 というテーマでご講演いただきます。 さて、デジタル集客とありますが 具体的にどのような仕組みでお客様を集客しているのか。 キーワードは 『お客様の認知から来店・固定客化までの動線をしっかり形成すること』です。 そのためには (1)web上の一等立地を確保する (2)複数媒体の活用 が大切になってきます。 そもそもなぜ『web上の一等立地を確保する』必要があるのか? 答えは明快で、上位にあればあるほど多くの方の認知を獲得できるからです。 例えばGoogle上で飲食店を検索した場合、Googleマイビジネスの情報もしくは、ポータルサイト、ブランドサイトなどが出てきます。 このWEBサイト上での良い場所取りがWEB集客では大切な考え方であると言えます。 また、WEB上で自店舗のことを認識していただいた後は、自店舗の魅力をいかに伝えるかが大切です。 そこで肝となるのが、「ブランドサイトの立ち上げ」であると言えます。 立ち上げたサイト内では、お客様の探している情報を しっかりと掲載し、情報量を分厚くすることで、お客様の来店率が向上します。 では、ブランドサイトを作成する際に大切なポイントはどういったところなのでしょうか? ポイント(1)ファーストビューでインパクトをしっかり取り、離脱率を低くする ポイント(2)ユーザーの利用シーンに応じて、メニューや価格帯を記載する ポイント(3)信用性の高い「お客様からの声」を入れ、ユーザーに安心して来店していただく このように、ブランドサイト内の構成をしっかり設計することで サイトからの離脱率を低くすることが出来、集客に繋げることが出来ます。 続いて、デジタル集客のポイントのもう一つは、『多媒体を活用する』ことです。 近年、お客様は店舗を探す際、 ・検索画面上からのフリー検索 ・グルメサイト経由 ・Googleマップ ・SNS など、お客様は多くの媒体を私用して、店舗を探しています。 一昔前のように、グルメサイトに登録していたら集客できる時代は 終わりを迎えています。 お客様が、どの媒体を使用してもしっかりと自店舗を認知してもらうために あらゆる媒体をしっかり作り込んで、店舗の情報を伝えていく必要があります。 その他にもSNSやプレスリリースなどのメディアへの発信を使って ブランドサイトへ流入させるためのコツや ブランドサイトから来店へ繋げるための細かなテクニック、 LINEを使ってお客様を囲い込むテクニックが多く存在します。 原価ビストロBAN!様では、あらゆるデジタルツールを活用し、 ブランドサイトへ流入させ、ブランドサイト内でしっかりユーザーに価値を 訴求することによって、集客を実現されています。 その動線の設計がしっかり整っているからこそ、グルメサイトに頼らずに お客様を集客し続けることができるのです。 集客のための動線やSNSの活用方法などについては、 研究会の講座で詳しくお話いただきます。 ぜひ、研究会に参加し、皆様の経営に活かしていただければと思います。 そして今回の研究会でも、事例共有会を実施します。 事例共有会とは、研究会の場において各企業様で取り組んできた様々な事例を お互いに情報交換する会です。 今回は研究会のテーマでもある『デジタルマーケティング』について ご参加いただく皆様にディスカッションしていただきます。 現在取り組んでいるデジタル媒体やこれから取り組んでいきたい ツールなどについて共有し合うことで、 疑問や不安を解消していただけますと幸いです。 また、全国の同業種の経営者とつながりを持つことで 「師と友づくり」もしていただければと思います。 2021年4月20日(火)に開催予定の研究会では、 株式会社BAN 代表取締役 小泉貴洋 氏のご講演や さらにもう1名の特別ゲスト講師のご講演、 船井総研のコンサルタントの講座、事例共有会も予定しております。 今回はそんな貴重な講演が、無料で聞くことができる 「無料お試し参加」のご招待をしております。 ▼▼研究会の無料お試し参加はコチラ▼▼ 「居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会」、 「焼肉ビジネスモデル経営研究会」 ※今回の研究会は、オンライン(ZOOM)での開催となります。 次回のコラムでは、講演の見どころを解説いたします! ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【研究会詳細】 ◆開催日:2021年4月20(火)10:30~16:30 ◆開催形式:オンライン(ZOOM) ◆当日の流れ ⑴ゲスト講座 昼休憩 ⑵船井総研講座① 「Google Workspace 活用術~生産性向上へ向けて~」 ⑶船井総研講座② 「地方商圏でも効果のでるデジタルマーケティングとは?」 ⑷事業再構築補助金の活用講座 ⑸船井総研講座➂ (焼肉限定) 「コロナ禍における焼肉業界状況 会員様V字回復事例 会員様新店出店成功事例 会員様今後出店状況」 休憩 ⑹事例共有会 【研究会 無料お試し参加実施中】 お問い合わせ・お申込みはこちらから! <WEB経由のお問い合わせ・お申込み> ▼▼▼下記URLからご確認頂けます▼▼▼ ◆居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会 (https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=2w99wdd1s.1603268494.7e9g76l#_ga=2.142806453.1063592037.1609987171-199207416.1603687602) ◆焼肉ビジネスモデル経営研究会 (https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036183&_ebx=92pz11icmq.1586407293.7e9g5ib#_ga=2.242957509.617910002.1609987276-692446140.1595297884) ※無料お試し参加は1社様1度限り、2名までとなっております。 ※途中退席はご遠慮いただいております。ご了承ください。 ※当日スケジュールは調整中のため、変更の可能性があります。 予めご了承ください。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 研究会の概要は以上です。 興味のある方は、ぜひ「無料お試し参加」で体験してみてください。 宜しくお願い致します。 ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼