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コンサルティングコラム外食2018.09.26いつも当コラムをご愛読頂き誠にありがとうございます。 昨今の人材不足時代において、AI(人工知能)などの活用によって、 「人がやらなくてもいい仕事をロボットや機械の活用でいかに 自動化していくのか!?」に関心をお持ちの経営者様は多いかと思います。 経済産業省が公表している「未来投資戦略2018年」の中でも 「Society 5.0」の実現に向けて、 「AI活用などによる自動化への投資を積極的にしていく」と 発表されています。 そういった時代背景の中、米マイクロソフト社が毎年開催している 最大規模のイベントである「Microsoft Inspire2018」にて 最も注目すべき事例として紹介された “世界がいま最も注目する飲食店の未来形態”が有限会社ゑびや様です。 本コラムでは、ゑびや様が実際に行っているAI・ビッグデータを 活用した来客予測システムについてお話をさせて頂きます。 有限会社ゑびや様を視察できるセミナーのお申込み、詳細はこちらから ⇒http://sem.funai-food-business.com/seminar/037975/ 多くの飲食店、小売店では、経験等に基づく属人的な「勘」によって 来店客数を予想されることが多い中、 ゑびや様では観光予報プラットフォームの宿泊予測等のオープンデータと、 食べログのアクセス数等自社保有データを融合し、食堂への来客者を 予測するアルゴリズムを開発しました。 過去の時間帯別来店データ、地域の宿泊施設の宿泊者数データ、 天候や気温などの環境データなど約150項目のデータを 分析することによって、例えば“明日のランチタイムには どれくらいの人が来店するのか”を予測することが可能になり、 その上で、食材や食器などを事前に準備したり、 シフトの人員を最適化したりすることで、混雑にも的確に対応することが できるようになったといいます。 またこの仕組みを導入することで、混雑時でも10分~15分で食事を 提供できるようになり、「料理提供が遅い!」というクレームも 皆無になってきたそうです。 こういったシステムやデータを活用して生産性を上げていけば、 結果として社員に高い給与を払えるようになりますし、 効率化することで仕事も楽になり、社員満足度も高まります。 結果、人が辞めにくい環境づくりをすることが可能となります。 さらに来客数・販売数の的中率が向上したことによって、 食材の自動発注を実現することができるようになったそうです。 食材在庫の重さを自動で測定することのできる機器を導入し、 在庫計算も自動で行うことによって、ソフトウェアで自動発注を 行っています。 3日後の予測に基づいて、毎日必要量を算出して、 スタッフが最終確認の上、お店から取引業者様へ 発注がかかるような仕組みになっています。 この取り組みのおかげで、従来1時間かかっていた発注作業が 「5分」で終わるようになったそうです。 いかがでしたでしょうか? これらの取り組みは、三重県伊勢市という地方において 飲食業を営む当時は売上1億円しかなかった、 小さな1店舗の老舗飲食店が取り組んだ事例です。 こういった話は「大手企業だけでしょ?」と思われる方も 多いかと思いますが、実際には地方の小さな1店舗の 中小企業で作られたシステムです。 船井総研フード支援部では、 「飲食店におけるこの画期的な生産性向上の取り組みを 実際にどのように行っているのか!?」を 皆様に視察して頂きたいと思いまして、 「飲食店のAI・ビッグデータ活用最新事例視察セミナー」を 2018年11月28日(水)において開催致しますが、 大変皆様よりご好評を頂き、視察先受入定員「先着50名様」、 すでに【満席】となっております。 場所:ゑびや大食堂(三重県伊勢市宇治今在家町13) つきましては、2018年12月20日(木)に【追加開催】を検討の上、 進めておりますので、続報をお待ちくださいませ。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 地方田舎町のたった1店舗の飲食店がAI・ビッグデータ活用で 『売上5倍』『利益率10倍』『年間社員休日120日』を達成! 【先着50名限定】飲食店のAI・ビックデータ活用最新事例視察セミナー ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ http://sem.funai-food-business.com/seminar/037975/ 【開催日程・会場】 2018年11月28日(水)10:00~14:00 (受付開始 09:50~)【先着50名様満員御礼!】 2018年12月20日(木)【現在調整中:続報をお待ちくださいませ。】 ゑびや大食堂 三重県伊勢市宇治今在家町13 ・伊勢神宮 宇治橋前広場より約1分 ・近畿日本鉄道 鳥羽線 五十鈴川駅より徒歩約30分 ・近畿日本鉄道 山田線、鳥羽線 宇治山田駅より車約15分 ・JR東海 参宮線 近畿日本鉄道 山田線 伊勢市駅より車約15分 ・三重交通バス 内宮前停留所より徒歩約2分 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。 注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~ ▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
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コンサルティングコラム宅配2017.10.26こんにちは。 ここ半年でベーカリー経営者様からの経営相談を頂くことがかなり多くなってきました。
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コンサルティングコラム宅配2017.08.18とにかく、雨ばかりですね。 お盆という感じがまったく今年はしません。 さて、今回のお題は「物流改善」というテーマをいただいていますが、そもそも「物流」とは、「配送すること」ではありません。 「配送」・「保管」・「仕分け」・「情報処理(発注・在庫管理・伝票処理)」などの全体フローを「物流」と言います。 ですから、「物流業務の改善」は、これら全ての要素を、「複合的かつ優先順位をつけて」改善していくことを指します。 例えば、給食業のクックチル・クックフリーズ商品のように、商品の保存性が高まることで、配送頻度を「毎日」から「週3」に以下げることができます。 配送費は1/2以下になっていくわけです。 一方で「在庫の保管スペース」が必要になります。 したがって、保管スペース確保にかかる経費が発生します。 これらを複合的で見たときに、どちらが合理的なのかを判断していくわけです。 食品デリバリー事業の代表的な物流機能の合理化については、以下のことがあげられます。