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コンサルティングコラム人材外食2018.12.25皆様 こんにちは。 本日は、「売上拡大の頭打ち」「原価高騰」 「人件費高騰」に悩む郊外ロードサイドの焼肉店のお客様に 「脱・人手不足」を実現し、「均一価格」による集客力で 月商2000万円を狙える「次世代高収益型焼肉業態」についてお話させていただきます。 本日は以下の二点から本ビジネスモデルについて解説させていただきます。
1.人口減少時代にも成長できる【省人化ビジネスモデル】の開発が企業の持続的成長につながる 2.脱食べ放題による【高い席回転モデル】 ~120分客単価3000円モデルから60分客単価2000円モデルへのシフト~
1.人口減少時代にも成長できる【省人化ビジネスモデル】の開発が企業の持続的成長につながる
「次世代高収益型焼肉業態」の一点目のポイントは、 外食業界のみならず日本中が頭を悩ませている「人口減少に伴う人材不足問題」に苦しまずに済む点です。 これは、「採用媒体に広告費をかける」「新しい採用方法を実施する」「採用されやすい企業にする」という 選択肢ではなく、「そもそも人手を必要としない(=省人化を実現した)業態」を開発するという選択肢です。 「次世代高収益型焼肉業態」はタッチパネル、オーダーレーンを使用することで25卓128席の大箱でも ホールスタッフが「たったの4人」で運営できます。 これは「タッチパネル」「オーダーレーン」というツール(機械)を活用することで、 ホールスタッフの「オーダーから提供」までを機械にすることでホールスタッフの手間をかけさせないことで そもそものホールスタッフの人数を減らすという考え方です。 また、水やお茶などを「セルフドリンクコーナー」にお客様に自分で取りに行ってもらう等の 細かい点も「セルフ化」をすることで「省人化」を実現しています。 これにより、多くの人員を抱えずとも営業ができます。2.脱食べ放題による【高い席回転モデル】 ~120分客単価3000円モデルから60分客単価2000円モデルへのシフト~
次に、「ビジネスモデル」の転換についてお話しいたします。 現在、日本フードサービス協会の発表では「焼肉業界」の売上は2018年11月時点で 23ヶ月連続売上が昨年対比で増加しておりますが、その実態は「焼肉食べ放題業態」を展開する 大手チェーンが業界を牽引しております。 「焼肉食べ放題業態」のビジネスモデルは、「原価・人手をかけて120分で客単価3000円を売る」ビジネスモデルです。 「焼肉食べ放題業態」の成長は著しく、お客様のニーズにも応えていることは間違いないのですが、 焼肉業界を取り巻く市場環境との「ひずみ」が生じ始めていることは間違いありません。 その「ひずみ」とは「牛肉の原価高騰」と人手不足による「人件費高騰」です。 焼肉食べ放題業態は、そもそも「高原価」の業態でありなおかつ「人手を必要とする業態」です。 食べ放題はどうしても「売価以上に食べられる」「廃棄ロス」等、原価が高くなりがちですが そこに「牛肉の原価高騰」が追い打ちをかけています。 また、単品注文の焼肉はお客様一人当たりの注文数がドリンク込みで「1人6皿」に対し、 焼肉業態はドリンク込みで「1人15皿」かかります。 これは提供するキッチン・ホール双方に負荷がかかり、人数も必要となります。 つまり、「原価高騰・人手不足」問題をクリアできる会社でなければ 焼肉食べ放題業態(現時点で焼肉業界を牽引する業態)を経営することは難しいと言えます。 それに対し、「次世代高収益型焼肉業態」は「全品380円以下の均一価格」で商品構成を組みます。 商品構成を食べ放題ではない全品380円以下の商品構成とすることで、客単価は2000円となります。 また、食べ放題業態ではないため、注文数も少なくなり時間制限もないため席の滞在時間は60分となります。 そして先述したように、タッチパネルやレーンなどの省人化要素を組み込むことで人件費を下げます。 よって、「焼肉食べ放題業態」と「次世代高収益型焼肉業態」のビジネスモデルの違いは以下の通りです。 ・焼肉食べ放題業態 高原価・高人件費・120分@3000円 ・次世代高収益型焼肉業態 高原価・低人件費・60分@2000円 上記の通り、少ない人数で運営するため無理なく営業でき、また時間当たりの売上も焼肉食べ放題業態よりも高い、つまり高収益な業態となっております。 ここまでお伝えさせていただいた「次世代高収益型焼肉業態」を、実際にオープンされた経営者の生の声がきけるセミナーを開催することになりました。 ・省人化を実現するオーダーレーンとはどの様なものなのか? ・初期投資はどのくらいかかるのか? ・全品380円以下を実現する商品構成とはどの様なものなのか? ・売上をたてるための集客方法とは? など、「次世代高収益型焼肉業態」に関する情報をあますことなく大公開させていただきます。 セミナーの詳細・申込は以下の通りです。 セミナーホームページ ◆開催日時 2019年2月21日(木)13:00~16:30 ◆場所 船井総研 五反田オフィス(東京都品川区西五反田6−12−1) ◆ゲスト講師 株式会社ランドマーク 代表取締役 森 幸太郎 氏 ◆ゲスト講師紹介 静岡県浜松市にて焼肉店を6店舗経営する。 郊外ロードサイド型の家族三世代向けの焼肉店「火の国」をはじめ、 国産牛を使用した食べ放題専門店「牛の蔵」を展開。 さらに繁華街立地ではほとんどのメニューを1皿380円以下に設定し、 500円でレモンサワーが飲み放題の焼肉酒場業態をオープンするなど新業態開発にも意欲的である。 今回開発の「オーダーレーン」を導入した「全品380円以下の焼肉店」は省人化対応の焼肉店であり、 人口減少が止まらない地方郊外における先進的なビジネスモデルとして着手している。 セミナーホームページ 是非、原価高騰・人手不足・人件費高騰の時代を勝ち抜きたい経営者様はお申し込みください。 ありがとうございました。 -
コンサルティングコラム外食2018.06.13本日は飲食経験ゼロでもたった1年半で投資回収できた 肉バル開発成功事例を解説するセミナー開催のご案内をさせていただきます。 セミナーにご登壇いただくのは 山形県で美容室を営む株式会社ボイスの 代表取締役 赤塚 昭彦様です。 赤塚様は長年山形で美容室を経営されていましたが、 2017年2月に長年の「夢」であった飲食店経営を具現化する 決断され、肉バルを出店することにしました。 社長自身も飲食経験ゼロで、さらに新しく開業する肉バルの店長も当時美容師だった社員に 担当してもらうなど、まさにゼロからの出発で肉バルを始められました。 しかし、その結果は驚くほど素晴らしいものになりました。 ・20坪で平均月商600万円達成 ・営業利益20%を達成 そして2500万円かかった初期投資はオープンからわずか1年半で回収することができました。 ・なぜ、素人集団の会社が初めての飲食店経営で高い売上・利益を達成できたのか? ・素人集団の会社が成功するための食材仕入・オペレーション・販促の極意とは? ・人材不足時代でもなぜ「肉バル」には人が集まるのか? ・”短命で終わらない飲食店づくり”のために必要な経営の視点とは? 今回の成功事例をセミナーにて大公開いたします。 ぜひ、飲食店経営への参入にご興味のある方は、本セミナーにお越し下さいませ。 【本セミナーの申込ページ】 http://www.funaisoken.co.jp/restaurant/funai-food-business/034097_lp.html ◆開催日時:2018年7月24日(火)13:00~17:00 ◆場所:船井総研 五反田オフィス ◆料金 一般企業様:25,000円(税抜)/ 会員企業様:20,000円(税抜)
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コンサルティングコラム外食2018.06.11本日は、飲食店が地域密着経営を実現するための固定客化手法のひとつである『キッズ会員』についてお話しさせていただきます。 いわゆる「会員制度」は飲食店に限らず、多くの業種で実施されているかと思います。 その形態はさまざまで、住所などを収集しないスタンプカード・ポイントカードや、 名簿管理を目的とした会員カードから、メルマガ、SNS会員、アプリなど 会員制度の展開方法は多岐にわたります。 今回ご紹介するのは、「小学六年生未満を対象とした顧客情報を取得するキッズ会員制度」です。 キッズ会員制度をやりきると、売上利益が高まるだけでなく、「地域になくてはならない飲食店」になることができます。 以下に具体的な成功事例をご紹介します。 【キッズ会員にすることで子どもも大人も笑顔に!地域になくてはならないお店へ】 キッズ会員になると、会員のお子様は「キッズメニューが通常価格よりも安く会員価格で食べられる」、「毎回ソフトドリンクが無料」、「毎回デザートが1品もらえる」、「毎回おもちゃがもらえる」、「誕生日には特典つきのハガキDMがもらえる」などの特典が得られます。 さらにお店には、お子様が遊べるキッズスぺ―スが設けられていたり、 おもちゃや絵本が店内に用意されています。 そのため、小さいお子様はもちろん、小さいお子様を連れて安心して食事ができる 場所を探されている親御様もとても喜ばれます。 「小さい子どもを連れて気兼ねなく食事ができるお店」というお店は 地域社会に必要不可欠な存在です。 また、ある焼肉店様は「キッズ会員制度」をやりきることで メディアから幾度となく取材を受け、同業他社が参考にするために訪れるなど、 その取り組みは同地域だけでなく他地域にまで広がっていきます。 【従業員が主体的になる!チーム一丸となる仕組みづくり】 キッズ会員はとても手間がかかるものです。 キッズ会員への勧誘、名簿の住所の打ち込み、会員カードの作成、 ハガキDMの発送作業、企画の考案等、通常業務と並行して行わなければ ならないことが多々あります。 そのため、「どうすればもっとキッズ会員が喜ばれるのか?」、 「どうすればもっとキッズ会員が増えるのか?」、「どうすればキッズ会員のイベント・ハガキDMの反響率が上がるのか?」など、社長・店長を筆頭に、社員、パート・アルバイトまで全員が 「自分事」として考えなければ「生きた制度」になりません。 ある店舗様はミーティングの際に、スタッフ全員でキッズ会員のロープレについて 議論をするなどして、一つ一つの工程のクオリティを上げる努力をしております。 また、一日あたりのキッズ会員数獲得やハガキDMの反響率をKPIに設けることで スタッフのモチベーションもコントロールできます。 この様に、一つの目標【=キッズ会員制度でお客様に喜んでいただく】 に向かって、 チームで話し合い、行動・改善することでチームが主体的に動くようになります。 【誘因売上600万円超!収益の柱になり得るキッズ会員制度】 キッズ会員制度は「キッズ会員価格で安く食事ができ」、「毎回デザートなどがもらえるからあの店に行こう」というリピート来店が高まります。その結果、売上が上がります。 さらに、誕生日や保育園や幼稚園、小学校などの入学・卒業のタイミングでハガキDMを送付することで、再来店を促進し売上を上げられます。 ハガキDMの反響は地域や業態にもよりますが、おおよそ20%あり、 これは、客単価3000円・組人数3人とした場合、1000通ハガキを送ると 1000通×20%×客単価3000円×3人=1,800,000円となり、 かなりの売上額を創出することが可能になります。 以上の様にキッズ会員をしっかりとやり切ることで 皆様の飲食店が地域になくてはならないお店になることができます。 ぜひ、業績向上の一つの手段として実施いただければと思います。
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コンサルティングコラム外食2018.03.28皆様こんにちは。 船井総合研究所のWEB集客コンサルタントの岡本です。 本日は「低コスト」でWEB集客を図り、「予約台帳管理システム」の 導入により売上を昨年同月に比べて175万円アップした事例をご紹介します。 今回ご紹介する事例は、駅から徒歩10分のやや立地が悪い46席の焼肉店です。 こちらのお客様で「外食ポータルサイトの徹底活用」と 「予約台帳管理システム」の導入・運用を行うことで、 売上昨対比100%超えが一年以上継続し、 2018年2月はその前年の同月に比べて175万円アップ(昨対比188%)を達成いたしました。 以下に、実施した事項を記載いたします。 ①WEB集客活用による新規客増 「グルメポータルサイト」に店舗を掲載するだけで 集客できる時代はおわりました。 なぜならば、グルメポータルサイトに登録する 店舗の数は年々増え続け、また、その競合も激しくなっているからです。 そのため、「メニュー内容」、「写真」、「コース名」、 「コース内容」などを徹底的に作りこまないと他店との差別化が 難しくなっております。 TOPページの写真は何の写真が良いのか。 どのような角度から撮影すれば最もお客様の反応は良いのか。 TOPページの最も目立つ場所の文言は何を記載すべきか。 コース名はどのようにしたら予約率が上がるのか。 上記の様な観点は、投資費用が数十万円と大きく、 一度決定したら容易に変更ができない 「外観」や「チラシ」などの印刷物にはとても気を配る方が多いです。 しかし、ポータルサイトは月額数万円と比較的低投資で、 いつでも気軽に変更できるポータルサイトの文言や写真は 軽視されている方が多いのが実情です。 そのため、写真や文言、コース名などを「集客できるか?」という 観点から編集する必要があります。 ②予約台帳管理システムの活用による席回転アップ アルバイトでも一目で予約状況がわかる予約台帳管理システムを導入。 これにより、席の滞在時間が一目でわかり席の回転率をアップさせ、 売上をアップさせました。 上記の様に、積極的にIT投資を行い、かつ、 外食ポータルサイトや予約台帳管理システムを徹底活用することで 売上を大幅に上げることに成功しました。 是非、皆様も改めて自店のWEBページの見直しや、 予約台帳管理システムの導入などのIT投資を実施することをお勧めいたします。
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