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コンサルティングコラム外食2019.06.24当コラムをご愛読頂き誠にありがとうございます。 船井総研の高橋でございます。 今回は48席の焼肉店が年商6,000万円からインバウンド需要の付加をしたことによって、日本人の客数を減らさずに、年商1.2億円にした「神戸あぶり牧場」様の取り組みのポイントを整理してご紹介させて頂きます。 ■「神戸あぶり牧場」様のインバウンド集客のSTEP STEP:1 外国人集客の前の準備 訪日外国人の多くが日本の飲食店を利用する際に多くの不満を抱えることがあります。 その不満要素の代表事例として、 ・外国語サービスが少ない ・無料Wi-Fiの整備が遅れている ・飲食店の食券システムがわからない ・飲食店で食べ方を教えてくれない ・現金しか使えない店が多い などがあげられますが、インバウンド集客においてまず実践されたことは これらの不満を解消するハード面で体制づくりです・ 具体的には、 ・メニューブックの多言語化 ・Wifi環境の整備 ・キャッシュレス決済の対応 などのハード面の投資を行い、受入体制を構築していきました。 特に重要なことが、メニューブックなどの多言語化です。 メニュー・案内を多言語化する時の注意点としては 用途に応じて翻訳方法を使い分けることです。 ・トイレの案内や注意事項などは「GENGO」などの安価な翻訳サービスを活用 ・メニューなどは微妙なニュアンスがある為、飲食に精通した翻訳会社に ・グーグル翻訳は意味が通じるので口コミの返信などで活用 といったように、表現力のレベルによって使い分けることによって、 外国人に対して、適切なコミュニケーションをとることができます。 STEP:2 集客と予約体制の構築 インバウンドの集客と予約体制の構築をするために、一番安価で素早くできるのは、ぐるなび外国語版への掲載です。 ぐるなび外国版への掲載のメリットとしては、 ・お店の情報(メニュー等)を4言語に翻訳してインターネットへ発信 ・ぐるなび外国語版へ掲載する事で露出強化 ・トリップアドバイザーと公式連携しており、トリップアドバイザーからのスムーズな集客 ・ぐるなびPayでアリペイ、wechatペイ手数料が9月まで0%キャンペーン ・KKdayやCtripなど海外の旅行会社と提携し、事前決済予約サービスに参加できる ・外国語コンシェルジュによる電話予約代行等 など、単純にぐるなび外国版への掲載をするだけではなく、 インバウンドの初期対策に必要なコンテンツをまとめて提供してもらえるので、 本格的にインバウンド対策をスタートする際には非常に役立つコンテンツとなっています。 また、外国人の集客の際に欠かせないのが、 SNS(フェイスブック・インスタグラム)の活用です。 中国を除く諸外国でもフェイスブック・インスタグラムは、 主要なSNSツールとなっているため、 神戸あぶり牧場では多言語によるSNSでのお店からの発信を定期的に行い、 外国人の自店の情報を広めています。 さらに、自社のホームページを多言語化し、そのサイト内の予約システムも多言語化することによって、電話での予約をできない(日本語を喋れない)外国人でも予約をできる体制を構築していくことによって、インバウンドの見込み客作りが可能となります。 実際、神戸あぶり牧場においては、月間300万円ほどがホームページからの予約によって創出されています。 STEP:3 良い効果を循環させる 外国人観光客の特徴として、WEB上の情報よりも口コミの情報を信用する傾向が日本人以上に強いです。 そのため、口コミに対する対応が非常に重要になってきます。 アジア圏に関しては、味覚が日本人ほど鋭くなく為口コミ4以上が入りやすいため、前述させて頂いた外国人の受入態勢させきっちり行っていれば、比較的に高評価をもらうことができます。 外国人に対して不満なく快適に過ごしてもらう空間・サービス・予約環境を提供できるだけで彼らににとっては他店より素晴らしい店になりやすく
- SNSでの情報拡散
- ブログへの掲載
- 外国人コミティでの紹介
その他の飲食店のインバウンド集客コラムはこちら 飲食店はなぜインバウンド対策をしなければならないのか? 外食激変!外食最新集客手法大公開2019 ~飲食店のインバウンド対策~ インバウンドシフトを行うために必要な『6つの対応』
飲食店のインバウンド集客をすぐに実践したいという方は 下記のフォームからご相談くださいませ。 https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-inshoku/inquiry.html -
コンサルティングコラム外食2019.05.13当コラムをご愛読頂き誠にありがとうございます。 船井総研の高橋でございます。 さて、いきなりですが、皆様は2018年の訪日外国人数をご存知でしょうか? 正解は約3000万人です。 2013年からの5ヵ年の平均成長率を計算すると、毎年プラス29%成長していることになります。 一方で日本の総人口は毎年マイナス0.1%成長です。 この数字を見て皆さまはどちらの市場を魅力的に感じるでしょうか? 人口減の時代において、今までと同じやり方をしていては、生き残りが難しくなってきているので経営手法をこのタイミングで変えていく必要があります。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ・その他のインバウンド関連のコラムはこちら インバウンドシフトを行うために必要な『6つの対応』 外食激変!外食最新集客手法大公開2019 ~飲食店のインバウンド対策~ 人手不足の時代でも焼肉店の年商を2倍にする方法~飲食店インバウンド集客コラム~ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 飲食店のインバウンド対策の無料小冊子のダウンロードはこちらから
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コンサルティングコラム外食2019.04.12当コラムをご愛読頂き誠にありがとうございます。 船井総研の高橋でございます。 今回は外食激変!外食最新集客手法大公開セミナー2019についてのご案内ですが、今まさに外食企業は戦い方を変えないと生き残りが難しい時代に差し掛かっています。 ・高齢化・生産年齢人口の減少に伴い、外食企業の有効倍率が3倍を超える超人手不足の時代に ・その結果、飲食店の倒産件数は700件越えと過去最大に ・また、外食の大手企業も半数が減益していく時代に ・消費税の増税、中食市場の増加による外食市場の消費の冷え込みの加速 など、外食企業・飲食店にとっては逆風な出来ごとがここ最近多発しています。 これからの日本の外食産業で飲食店が勝ち残るためにはどうしたらいいのでしょうか? その一つの答えが、『集客手法のゲームチェンジ』を行うことです。 今回のセミナーでご登壇頂く、株式会社グローイングコンセプション様が運営されている、大阪の梅田の焼肉店『神戸あぶり牧場本店』では、競合がまだ“集客をしていない”需要の獲得でたった48席の焼肉店が年商6,000万円から年商1.2億円へと成長しました。 競合がまだ“集客をしていない”需要をそれはインバウンド需要です。 飲食店のインバウンドデータはこちら 国内の人口が減る一方で、『観光立国推進基本計画』が閣議決定され2020年には外国人観光客により市場規模は8兆円になあると言われています。 つまり『これからの外食産業はマーケットの再定義が必須』となってきています。 実際にインバウンド集客に成功し、 ■大手参入で業績不振に苦しむ回転寿司店が年商2倍のV字回復 ■しゃぶしゃぶ業態が年商2,700万円,営業利益率25%を実現 ■居酒屋業態がアイドルタイムの活用で月商400万円の上乗せ ■インバウンド専門部署の立ち上げで会社の年商規模を1億2000万円拡大 などなど多数の成功事例が出現してきています。 これからの外食インバウンド市場規模は2020年に1兆2000億円になります。最下位の都道府県でも推定8億円の市場になるため、地方でもインバウンド需要を狙う必要があります。 飲食店のインバウンド対策はまだまだ秘密のベールに包まれているため、多くの外食企業・飲食店が正しいインバウンド対策を知らない状態です。 こういった状況の中、競合よりも早く正しいインバウンド対策を実践し、日本人集客のみに頼らず、外国人観光客を付加できる企業が間違いなく生き残っていく時代に入ります。 今回のセミナーでは、実際にインバウンド対策で業績を向上されました、株式会社グローイングコンセプションの代表取締役 井上直哉様にご登壇頂きリアルなインバウンド対策についてお話して頂きます。 席数に限りがあるセミナーですので、興味を持たれた方はお早めにお申し込みを頂ければと思います。 その他の外食インバウンドコラムはこちら ・人手不足の時代でも焼肉店の年商を2倍にする方法~飲食店インバウンド集客コラム~ ・飲食店はなぜインバウンド対策をしなければならないのか? ・インバウンドシフトを行うために必要な『6つの対応』 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 外食激変!丸わかりこれから日本の外食に起こること 外食最新集客手法大公開セミナー2019 【6月27日(東京)】 (お申込みは、詳細はこちらから⇒https://sem.funai-food-business.com/seminar/045880/) ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 日程:2019年06月27日(木) 時間:13:00~16:30(受付開始12:30) 場所:船井総研 五反田オフィス…… JR五反田駅西口より徒歩15分(東京都品川区西五反田6-12-1) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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コンサルティングコラム外食2018.11.22飲食店経営に関する当コラムをご愛読頂き誠にありがとうございます。 船井総研の太田でございます。 本日は 【 飲食店経営者向けの経営研究会 】 についてご案内させて頂きます。 飲食店向けの経営研究会とは、 ライフサイクルの回転が速い飲食業界の中で成功している先進事例を学ぶ、全国の有志経営者が集まる勉強会です。 前向きな経営者集団の中で切磋琢磨し、業界の健全な発展を目指します。 普段は交流する機会があまり持てない他業種・業態の経営者の方との交流の場として頂き、 同じ経営者としての立場を持ちながら、違った視点を見ることができる絶好の機会ともなります。 その中で経営者人生の師や友を作って頂ければと思います。 次回開催は12月5日(水)です。 ご興味のある方は【 無料お試し参加(経営者の方のみ/初回限り)】ご招待致します! そして今回、2018年を締めくくる特別な総会にふさわしい「豪華ゲスト」をお招きすることになりました! 今回ご登壇いただくのは、 たった13坪で月商1000万円を売り続ける繁盛イタリアン酒場など武蔵小杉エリアにドミナントで圧倒的地域一番店を経営する 『株式会社ナチュラ』 代表取締役社長 河合倫伸 氏です。 ・創業3人の小さなレストランが10年足らずで年商7億円達成した業態開発手法 ・ローカルドミナント展開する地域密着型飲食店の経営手法 ・社員比率約50%・100名を超えるスタッフへの教育手法 競争が激しい飲食業界で、ここまで 勝ち抜けている会社様は多くはなく、 ここまでたどり着いた成功の軌跡を 存分にお話いただく予定でございます。 そして、ここでは 『株式会社ナチュラ』 の魅力と成功のポイントを3章に分けて 少しだけ…ご紹介いたします。 今回のご講演で語られるのは新鮮で貴重な内容になること間違いなしです! まずは、日程のご確保をよろしくお願い致します!! ↓↓お申し込みは下記より↓↓ ******************************** ◆12月度研究会 お試し参加募集中◆ ・日程:2018年12月5日(水) ・時間:10:00~16:30 ・場所:株式会社船井総合研究所東京本社(東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命丸の内ビル21階) お申込はこちらから: https://www.funaisoken.co.jp/form/study/index.html?gyoumu_no=100563000000 ******************************** ~第3章~ ~たった13坪で月商1000万円を売り続ける繁盛イタリアン酒場~ 『社員比率約50%・100名を超えるスタッフへの教育手法』 本日ご紹介します『株式会社ナチュラ』様は、 イタリアン酒場業態(客単価3,800円)の『イタリアン酒場ナチュラ』を3店舗、和食業態の『和食と立喰い寿司ナチュラ』1店舗、イタリアン、和食、ビアガーデン、バー、寿司の5業態の複合型店舗の『NATURA MARKET』1店舗、 上記の各業態を運営されております。 いずれもコンセプトが明確で、 ハード、商品や接客を通して高い付加価値を提供し、 大変繁盛されている注目の業態です。 そんな『株式会社ナチュラ』様では、 会社全体で100名を超えるスタッフが勤務しており、 その社員比率はなんと約50%です。 『株式会社ナチュラ』様がスタッフに求める要素は、 「お客様の本能を興奮させ、感動させられるお店」という 会社が掲げているコンセプトをやりきるということです。 “尖ってナンボのナチュラ“であり、お客様の意見を聞くのではなく、 お店の求めているお客様をとことん興奮させて感動させることを、 スタッフに対してとても重視しているのです。 美味しい料理だけではダメ、親近感がある接客だけではダメであり、 「この店舗、この業態、このコンセプトを最大限伝えるための料理、 接客とは」を創出するには何をすべきかを考え続け実践し続けることが 必要とされており、そのためのスタッフ教育に注力されています。 『株式会社ナチュラ』様の教育に関する取り組みの代表例としては、 飲食業界の中でもトップクラスと言える充実した研修制度が挙げられます。 「ワイナリー研修」「市場研修」「生産者研修」「自己啓発セミナー」 など年間を通して充実した内容の研修が組まれており、 スタッフが成長できる環境が用意されています。 当日のご講演では さらに具体的にどんな取り組みをしているのか、 なぜ成功しているのかについて 河合社長よりお話いただきます。 飲食店競争激化の時代に大成功されている 会社のお話が聞けるまたとない機会です。 ぜひ多くの方にご参加頂ければと思います。 まずは日程の確保をお願い致します! ↓↓お申し込みは下記より↓↓ ******************************** ◆12月度研究会 お試し参加募集中◆ ・日程:2018年12月5日(水) ・時間:10:00~16:30 ・場所:株式会社船井総合研究所東京本社(東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命丸の内ビル21階) お申込はこちらから: https://www.funaisoken.co.jp/form/study/index.html?gyoumu_no=100563000000 ******************************** 皆様のご参加、心よりお待ちしております。
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コンサルティングコラム食品2018.10.16
皆様。いつもありがとうございます。船井総合研究所の寳澤です。 今年は台風や地震などの自然災害が重なってしまった年になりました。 被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。 船井総研では観光地の集客手法の確立、売れる商品・業態の開発、インバンドマーケティングなど「観光マーケット攻略」で売上を上げるためのコンサルティングを行っています、 今年日本を襲った数々の自然災害を受け、観光マーケットでは、想定しておかなければならないこと最悪の事態が見て取れました。 今回の災害で日本にどのような影響があったのかを考えてみました。 北海道胆振東部地震では、余震や停電によりロードレース大会の中止 台風21号の影響を受けた関西空港の浸水・連絡橋の損壊により空港閉鎖。 広島、飛騨高山などの豪雨による鉄道の運転中止。 などが皆様の記憶にも新しいかと思います。 これだけインフラが整っている日本でも、想定を超えた規模の台風、マグニチュード7クラスの地震など十年、数十年に一度と言われる想定外には耐えられないということが良くわかるかと思います。 上記のような自然災害による交通網遮断の影響を観光地はモロに受けることになります。 関西空港閉鎖により、大阪の繁華街では閑古鳥がなき、売上が半分以下になる企業も多く見られました。北海道でも多くのツアーがキャンセルされています。 広島・飛騨高山でも電車の復旧に多くの時間を有し観光客の足に影響が残っています。 災害を恐れて商売をするわけにはいきませんが、人が来なくても売上が作れるよう、通信販売など観光地に来られたお客様をリピーターにする名簿化の仕組みづくりの重要性が見て取れると思います。 観光客の集客のみではく、同時に固定客にするためのマーケティングにも取り組んでみてください。