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コンサルタントコラム

一次産業
2021/9/15

年商3,000万円を誇るいちご農家が行う農業ネットビジネスの取り組み|6次産業ビジネスの事なら船井総合研究所

年商3,000万円を誇るいちご農家が行う農業ネットビジネスの取り組み|6次産業ビジネスの事なら船井総合研究所

いちごの里ファームについて

栃木県小山市にていちご農園を運営しています。
〇磐梯グループ
・昇友物産有限会社(日光カステラ本舗)
・株式会社いちごの里ファーム
・社会福祉法人めぶき会
〇栽培品種
・いちご160棟(400a)
・さくらんぼ(100a)
・桃(50a)、ぶどう(60a)、ブルーベリー(20a)
○グループ年商:20億円
〇グループ従業員数:250名

いちごの里ファームの歴史

2000年にいちごの加工品の販売以降、2004年に直売店を新装オープンしました。その後、レストラン、道の駅出店、東武百貨店出店、宇都宮駅出店、園内カフェオープンなど様々な販路を開拓。年間を通してフルーツ狩りを行うなど季節に応じたフルーツ栽培を行っています。

通信販売の取組

<通信販売での取り組み>
直売店に訪れたお客様の名簿を集め、季節のDMなどで通販へと誘導することに力を入れています。実際に店舗に来ている方を通販へ誘導することによって、お客様のいちごの里への年間購入額を高めることに成功しています。
実際に店舗で実施している事としては、店舗での購入客に対して、お客様の声をくださいというハガキや、特典付きのキャンペーンを実施することで、お客様の住所を獲得。年間3,000件の名簿を獲得し、DMやハガキなど送付し、引上げ対策を実施している。
また、紙媒体だけでなく、Googleフォームなどのweb媒体も活用して実施している。そのほかにも新聞広告やweb広告など様々なことに取り組み、売り上げ拡大を狙っています。

話題を生んだ商品

【いちごの里応援パック】
いちごの里では、コロナ禍で売上が下がった我々を助けてくださいという名目のもと「いちごの里応援パック」(税別:2,200円)の販売を行った。いちごの里のいちご狩り客が6000名キャンセルになったという数字のインパクトが強く、話題となった。
SNSのみの発信であったが、1か月半で10,000個以上売れる大ヒット商品に。Twitterでは、約3000件のリツイート。また、YouTubeでも取り上げられるなどSNSから多数の認知を獲得。通販でも約4000個程度販売し、売上獲得に貢献。
【いちごの里タルト】
いちごの里名物の「いちごの里タルト」の販売。
年間10,000個以上売れる商品を通販で販売したところ、大盛況に。SNSによる拡散などでによって、通販で月間最高570個売れるほどの名物商品となっている。
年商3,000万円を誇るいちご農家が行う農業ネットビジネスの取り組み|6次産業ビジネスの事なら船井総合研究所

商品開発の考え方

いちごの里名物商品の「いちごの里タルト」には大きな課題として、冬の時期にしか販売できないという点が課題でした。そのため、いちごの里では、通年を通して販売できるチーズケーキや、もなか、夏の時期のジェラート、いちごのビールやスパーリングなどの商品を開発しました。
<商品開発のポイント>
いちごの里の商品開発の考え方としては、他社の成功事例と自社の強みであるいちごを組み合わせ、独自固有の商品を作ることです。
チーズケーキはルタオのダブルフロマージュケーキを、もなかは福島県の大野農園様を模倣して製造を行い、すでに世の中で売れているものに自社らしさを加えることで話題を呼んでいます。
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話題を生む情報発信

各種SNSをしっかりと運用することによって、情報発信を明確に行っています。
Instagramフォロワー数  :4,695人
Twitterフォロワー数   :2,220人
Facebookフォロワー数   :3,029人
LINE公式アカウント友達数:21,433人

SNSでの情報発信で特に大事にしていることは、投稿しやすい環境づくりを整える事です。また、投稿頻度も意識しており、質よりも量を重視し、SNS発信する社員を決定し、毎日投稿を行っていいます。各種SNS媒体を複合的に用いて情報発信を行うことで、ファンを作り続けることに成功しています。
担当者
永瀬 立騎

関西大学経済学部経済学科卒業後、2020年4月船井総合研究所入社。リフォーム会社でのコンサルティング経験を経て、地方創生支援部 食品・観光グループ配属。以降、農業コンサルティング、スイーツ専門店のコンサルティングに従事。

Google広告、SNSの運用など、WEB全体を通じた販促活動の提案を行っている。そのほか、通信販売活性化支援・店長及び次世代店長候補者研修のための調査・診断など幅広く食関連のコンサルティングに従事。コンサルティング先の業績向上のため、日々活動している。

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