経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太

給食ビジネス専門のコンサルタント。これまで日本に存在しなかった「給食業における即時業績アップ」のノウハウを確立し、唯一無二の「給食業に特化したコンサルティング」を立ち上げた第一人者。今では日本全国トップクラスのシェアを誇る、某社の「個人宅向け弁当宅配」の立ち上げ等。過去にクライアントに貢献した実績は実に多数。
TBS「がっちりマンデー」などのTV番組や各業界紙に、同氏の支援先成功事例が多数とりあげられている。
年商1億円~年商3000億円の企業まで、事業規模を問わず幅広く業績アップの支援を担当。年間300日、全国各地のご支援先の現場に飛び回っている。
『気持ちの良い社長と、気持ちの良い仕事をする』をモットーに、実現可能性が高く、ダウンサイドリスクの低い、即時業績UPを実現するためのコンサルティングで、数多くの企業に貢献している。

給食会社の「残食」が教えてくれる儲けのヒント
給食
2016/6/27
給食会社の「残食」が教えてくれる儲けのヒント
  • コスト削減
  • 宅配・デリバリー
  • 給食

「人が採れない!!!」

6月25日に開催された次世代給食業経営研究会で
フードビジネス専門の人材採用のスペシャリストである森屋氏の講演があったのですが、
「給食業の有効求人倍率」はエリアによっては、10倍を超える数字もありえるとのことでした。
給食業会は、他の業種よりも深刻な人材採用難の状況にあると言えます。

そんな状況ですから、採用手法のブラッシュアップはもちろん重要で取り組んでいかなくてはなりません。
しかしながら、限りある人材でどこまで生産性の高い事業に研ぎ澄ませていけるかが、まずやるべきことであり、
その結果として人時粗利を上げ、給与のベースをアップさせ、
採用市場における競争力をつけていく流れを作っていかなくてはなりません。

 

事業所向け弁当給食の生産性を上げる方法のヒントは、
回収されてきた「残食」に多く眠っています。

「残食」は、事業所向け弁当事業における「生産性を下げるムダの集合体」であり、
「生産性を上げるためのヒントの宝庫」でもあると言えます。

 

「残食」が表現してくれている代表的なムダは下記です。

 

①人件費(時間・労力)を使って、納品先の満足度が下がるものを提供し、最終的には取引停止・取引食数減につながっている

②弁当の洗浄時間が伸びている(人件費がかさんでいる)

③洗浄の仕事をやりたい人は基本的にいない。辞められるとまた採用費をかけざるをえない

④ごみ処理代がかさんでいる

 

よく、残食処理作業・洗浄業務をどのようにして合理化するかという話になると、

高性能洗浄機の導入の話になりますが、1000万円単位の設備投資が必要となり、
どの企業でも実践できるわけではありません。

 

まずは「そもそもの残食を減らすこと」に目を向けるべきです。

 

残食を減らすために取り組むべきことを記載します。

一言で言うと「不人気献立の削減」です。

 

①その日の献立の何が残ったのかをデータ化する

すべての回収弁当の中身をチェックする必要はありません。

50個チェックすればおおよその全体像が把握できます。

その日のゴミ量をデータ化している会社はありますが、パーツごとの残り具合をデータ化している会社はほとんどありません。

 

②なぜ残ったのかの仮説を立てる

味が良くなかったはもちろんですが、「この枡にこの献立は量が多すぎた」など、献立ごとに適正の量があります。
極端な言い方すれば、枡を埋めるために漬物を大量に入れられても食べきれませんという話です。

 

③集めたデータを活用して献立を立てる

献立を立てる際には、原価・作業性・人気の3軸で作っていくことが重要です。

ぜひ、集めた残食データを活用した献立つくりを実践してみてください。

「魚は人気がないのはわかっているけど、原価が抑えられるから出さないといけない」
という発想ではなく、

「どうすれば魚の献立の残食を減らすことができるか?」
という発想で、どんどん残食を減らし、顧客の満足度を上げ、あらゆるムダの根源を退治してください!!!

 
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<大阪会場>7月1日(金)@船井総研 淀屋橋オフィス
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執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
プロフィール
毎年 200 名の入社希望者が集まる日本一カッコイイ給食会社
給食
2016/6/11
毎年 200 名の入社希望者が集まる日本一カッコイイ給食会社
  • 人材教育・評価制度
  • 宅配・デリバリー
  • 採用
  • 給食

野間です。皆さんはご存知でしょうか?

給食業で毎年 200 名の入社希望者が集まる地場系給食会社を。

 

三重県桑名市(人口 14 万人)にあるオーケーズデリカ社です。

 

「まったく人が集まらない」。

90%以上の給食会社社長が二言目には漏らす、

業界全体がかかる課題であるにもかかわらず、

同社には、毎年 200 名以上の入社希望者が集まっているのです。

しかも新卒。さらに、その中から選りすぐりの 名だけを採用していると。

選りすぐって採用された新卒の新入社員は、優秀であるのはもちろん、

新しい刺激が入ること、会社全体が活性化しています。

 

えば、同社の社長は、新卒社員に製造部門のシフト組みを思いきって任せたことで、

たった 年で、年間 2,200 万円製造人件費が削減されています。

 

では、なぜオーケーズデリカ社には、若い人材が集まるのでしょうか?

詳細については、下記のリンクからご確認いただければと思います。

http://www.funaisoken.co.jp/file/pdf_seminar_007471_01.pdf

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
プロフィール
今伸びている地場給食会社の共通点
給食
2016/5/30
今伸びている地場給食会社の共通点
  • web
  • 宅配・デリバリー
  • 給食

私たちが運営している給食業の業績アップ特化した勉強会「次世代給食業経営研究会」には、全国より各地域に根差した給食会社様がご参加されていますが、その中でも、業績アップする会社とそうでない会社との違いがあります。その違いの一つが『時流適応力』です。これからの時代に合わせた事業展開ができているか?というところです。今伸びている給食会社に

よく見られる共通点は、

 

・人が集まる勤務時間へ

『深夜・早朝』から『昼型』

『交代休日』から『週休二日』

 

・伸びる市場での商いへ

『事業所向け』から『介護・福祉』

 

・大手がやりたくない市場へ

『大型案件狙い』から『中小規模狙い』

 

・競合が弱い営業チャネルへ

『訪問』から『Web』

 

・人件費の合理化、人がやりたくない仕事の合理化へ

『見込み・追加生産』から『予約生産』

『手作業』から『機械化』

 

などが代表的なところです。

 

クックチル・クックフリーズを活用し、伸びる市場に身をおき、力相応のターゲットに絞って、

営業は気合い論から卒業。こういう会社が伸びています。

また、『他の給食会社と連携している給食会社』が伸びています。連携とは、共同仕入れや

食中毒が起きたときのサポート関係のような物理的な補完関係だけではなく、成功事例や失敗事例といった『情報』を大量に仕入れ合える関係があるかないかがポイントです。

 

『情報量』×『情報の質』=『情報力』

 

このポイントの重要性をおさえている給食会社の社長が業績を伸ばされているというシンプルな話です。

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
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給食チームの紹介。船井総研給食チームとは??
給食
2016/3/08
給食チームの紹介。船井総研給食チームとは??

給食チームは、地場系給食事業者様に特化した、日本で唯一のコンサルティングチームです。産業給食事業(弁当・社員食堂)・介護施設向け給食事業(食堂受託・クックチル)・高齢者向け配食事業への、参入・業績拡大を得意としています。

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
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