経営コンサルタントのお役立ちコラム一覧 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥

「飲食・食品メーカー・食品スーパー」などといったフードビジネス業界の人材採用&組織活性化専門のコンサルタント。
「人材採用・活性化プロジェクトの熱い灯台となり組織を持続的に盛り上げる」というコンサルティングモットーを掲げ、中小企業様を対象に、全国で年間200日以上コンサルティングに従事している。
お付き合い先の規模は、年商6,000万円の個人店から年商65億円の企業まで幅広く、力相応でできる組織作りをご提案している。年商5億円の食企業でも計画的に人財を確保できる、合同説明会・学校訪問を活用した新卒採用の成功事例を多く持つ。パートアルバイト採用については、繁華街・郊外問わず応募0件からでも脱却できる即時採用手法を得意とする。
また、オープニング時には30名を超える大量採用でも実績を残している。それだけでなく、中長期的な採用戦略として、自社メディアを活用した媒体を利用しない採用手法にも取り組んでいる。
同時に、お付き合い先では経営者様の理念に基づいた評価賃金制度を構築して、行動評価ベースの項目に基づいてパートアルバイトから社員まで教育し、早期戦力化・定着率アップを実現している。

※飲食企業の「働き方改革」成功事例!~流行に惑わされず時流を捉えた経営を~
外食
人材
2018/4/03
※飲食企業の「働き方改革」成功事例!~流行に惑わされず時流を捉えた経営を~

皆さまこんにちは。

労働力人口の減少が進み採用難が刻々と進む中、「働き方改革」のメスが入り、ますます「ヒト」に関する悩みが尽きない飲食店経営者様が増えています。

実際、「働き方」は流行的に求職者・在職者も注目しているポイントですので、自社の労働環境に対する課題を放置すると競合他社との差別化がますます進み、採用市場で負け戦を強いられます。

そしてこの戦を続けるとどうなるか??

当たり前ですが採用ができす、採用費が膨張し収益性が途端に悪くなる・・・

そして人も採れない・・・

既存社員に益々負荷がかかっていく・・・

というように負のスパイラルに陥ります。

 

実際、飲食店の倒産件数は増加傾向にあり、その背景には採用費などのコスト上昇も大きく影響しております。

よって「働き方改革」は採用・定着の視点で取り組まなければならないテーマなのですが、一時的な流行りで取り組むのではなく、時流を捉え取り組むことが何よりも重要です。

 

今回は「働き方改革」を進める前に必ず押さえておくべき3つのポイントをご紹介いたします。

 

■働き方改革で押さえるべき3つのポイント

①理念やビジョン(事業戦略)を無視した内容になっていないか!?

「働き方」だけが先行し、休日数や労働時間の適正化だけが目的となっていないでしょうか?

飲食店経営において「働き方改革」は1人当たりの総労働時間数を短くしていく事に尽きますが、これは人件費率の上昇に大きく影響する施策となります。

休日数や労働時間の適正化の前に、自社業態のビジネスモデルの再確認と会社の成長戦略を加味して収益性を担保しなければなりません。※シミュレーションの仕方については次項でお伝え致します。

そして忘れてはならないのが「経営理念を置き去り」にしていないか??です。

あくまで会社組織を継続させるためには収益性と経営理念(目指すべき方向)が必要で従業員の一体化を図らなければなりません。

働き方が目的となりすぎるあまりに、企業の存続意義を見失っていませんか?

自社の経営目的を再確認し全体感で取り組むことが大切です。

 

②労働分配率を念頭に置いているか??

どの会社様でも年間予算を立てていると思いますがここで質問です。

あたなのお店は最低限必要な営業利益と粗利・労働分配率から予算を立てていますか?

※労働分配率とは付加価値額(粗利額)に対する人件費(賞与含む)の割合を言います。

これからは人件費だけでなく、ビジネスモデル(業態)ごとの労働分配率を押さえ、予算の達成度に合わせて賞与原資の掛率を変動させ収益を担保することをお勧めします。

 

シミュレーション手順は、

まず昨年実績と目標の営業利益率から労働分配率と粗利率を用いて必達予算(下限予算)を作成します。

そして同様にポジティブ予算(上限予算)を作成し二つの予算の幅で労働分配率の比重をコントロールし、賞与原資の掛率を設定していきます。

このとき注意すべき点は「最低限の収益は担保すること」です。

月次給と賞与の割合は各社異なると思いますが、「働き方改革」は割合を見直す良いタイミングでもあり、同時に評価制度を用いた昇給制度を導入するタイミングでもあります。※飲食店向け評価制度構築方法はまた別の機会にご紹介いたします。

働き方改革に着手した結果、赤字に転じた。なんてことがあっては意味がありません。

働き方改革の前に正しい予算の立て方を導入し、自社が展開するビジネスモデル毎の労働分配率から収益性の担保をおこないましょう。

 

③正社員とパートアルバイトの業界比率に捉われていないか??

飲食業界で変動費の代表と言えるパートアルバイト人件費ですが、業界の当たり前にとらわれすぎてパートアルバイト比率を高くしたままにしていませんか?

主力商品が単一で、オペレーションが簡素化されたビジネスモデルであれば確かに人件費の変動費率を多く持った方が良いですが、大型店や調理技術、接客技術が複雑な業態は今一度、正社員とパートアルバイトの比率を見直してみるべきです。

正社員比率をあげる事で正社員の公休数を増やし、1人当たりの労働時間の短縮に成功。そして固定でシフトインできる人材が増える事で生産性が上がり売上も上がるという事例も出ており、今後正社員とパートアルバイトの比率は注目すべき割合となります。

現在の飲食採用市場では、アルバイトの求人広告で「週1回、1日3時間~OK」という内容があふれかえっております。

採用するために不本意な求人内容を余儀なくされている会社様もあると思います。

もちろん長期的な視点でみると多種多様な人材の採用も必要ですが、大事なのは時短従業員の比率をどれくらい保つか??です。

これからは正社員とパートアルバイト比率は展開するビジネスモデルに応じて、戦略的に組み立てる必要があります。

 

以上、これらの取り組みを3年も前からおこなっており、既存店売上で+3000万円、営業利益で+1400万円を達成し、完全週休二日制(月9日公休)の実現を果たされている【採用・定着が好調な会社】がございます。

ぜひ、ご興味のある方は下記URLから成功事例をご覧くださいませ。

http://www.funaisoken.co.jp/seminar/030192.html

 

ご一読頂き明日から皆様の飲食店経営にお役立ていただければと思います。

 

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

接客・販売スタッフ採用の鍵は・・・高卒採用にあり!
外食
2018/3/19
接客・販売スタッフ採用の鍵は・・・高卒採用にあり!

皆様、今、貴社の業種で必要な人材は採用できてますでしょうか?

 

これから4月の繁忙期を迎えられる外食企業様ですが、必要な人材というと、接客・販売パートアルバイトだと思います。当たり前ですが、接客・販売スタッフがいないとお店の運営は成り立ちません。

しかしながら、外食業界の研究会員様の中でも、人手不足の中、採用できてなくて困っているというので1番よく挙がってくるのが接客・販売スタッフというのが現状です・・・

 

ここで皆様にお伝えしたいことがあります。

実は、接客スタッフ・販売スタッフという職種は採用がどんどん難しくなっているということです。

 

職業別有効求人倍率のデータを見て行きましょう。

 

厚生労働省「一般職業紹介状況」というデータに記載されておりますが、直近の接客・販売という職種の有効求人倍率は、下記の通りです。

 

2018年1月

・接客・給仕=5.68

・商品販売=3.28

※接客・給仕で言うと、5~6の求人出している店舗のうち1店舗しか応募がないということです。

 

他の職種も見てみましょう。

 

2018年1月

・製品製造・加工処理(金属除く)=2.76

・営業=1.21

・一般事務=0.51

 

もうおわかりかと思いますが、営業、事務などと比べて、接客・給仕、商品販売は異業種競合も多く、取り合いとなっており採用がかなり難しくなっています。

 

正社員よりも常用パートタイマーの方が引く手あまたと言える今、船井総研フード採用チームでは、接客・販売スタッフの採用で有効な手段として、高卒採用をご提案することが増えて来ています。

 

簡単に理由を申し上げますと、下記の通りです。

 

・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい

また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。

・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい

※一方で、パートアルバイトはどんどん時給アップして行っている

・求人費(広告宣伝費)がかからない

 

それぞれについて、ご説明致します。

 

・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい

また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。

 

正社員で接客・販売職で長く続けてくれるのかという不安はあると思います。高卒での就職活動で学生が求めるのは、仕事内容よりも休日数・通いやすさなので、意外に仕事内容は問われません。一方で、大卒採用も並行して行っておりますと痛感するのが、企画などの専門職を設けられないと大卒の定着は難しいということです。中途採用の経験者については、管理職などのポストを早い段階で求める傾向があります。その点、高卒は若いこともあり、こだわりが強くない傾向があるので、現場ベースのそこそこのやりがい、そこそこの処遇・待遇を提供できれば長く勤続してくれるので安心です。また、進学など突然の心変わりがない限り、内定離脱が起きないというのも人員計画のしやすさにつながります。

 

・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい

 

最近では、県外からの高卒採用を実施している企業様も多いですが、大々的に労力を割き活動できる場合を除いてお勧めできませんし、何より入社後住宅手当などのコストがかかります。中小外食企業にお勧めなのは、実家から通う地元好き学生です。実家から通うから、ご両親にも会社・店舗のことを知ってもらいやすい、食費などがかからず高い賃金を求めないというポイントがあります。

 

・求人費(広告宣伝費)がかからない

 

高卒社員の採用を本格的に実施する場合、足元商圏の高校への訪問が1番のポイントとなります。つまり、労力こそかかるものの求人に直接かける費用はゼロ円です。採用に用いるツールも最低限8ページ以上の採用専用パンフレットのみで上手く行っています。

 

このように中小外食企業に取り入れやすいのが高卒採用です。

 

固定費が高まることを避けて、パートアルバイトの採用にこだわる経営者様が多いですが、定着させやすい分、育成にかけた費用・時間のコストパフォーマンスが良くなりやすい高卒社員の採用を2018年度はご検討頂けますと幸いです。

 

毎年、7月初旬に高卒求人活動は解禁になりますので、3月の今から準備に取り掛かられることをお勧め致します。

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

採用が上手くいっている給食・宅配会社がやっている事とは?
給食
2018/3/07
採用が上手くいっている給食・宅配会社がやっている事とは?
執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

フードビジネス.com
外食
2018/3/07
なぜあの飲食店には人が集まるのか?桂花拉麺様が実践した職場環境づくりのポイント

みなさま、こんにちは!

飲食店などフード業界の採用・組織開発の専門コンサルタントの森屋です。

学生バイトの卒業、中途社員も辞めやすい時期に入っておりますが、皆様の飲食店では人材の安定化は図れていますでしょうか?

今日は、人材の安定化の入口となる「採用」について書かせていただきます。

 

■今より更に厳しくなる採用環境

2018年、接客・給仕の有効求人倍率が「4.31倍」調理の有効求人倍率が「3.59倍」と飲食店が人材採用するための倍率が年々高くなっています。

飲食店が出す年間の求人件数も全国で約1,400万件と一昨年の1,300万件に比べ増え続けています。

これからは更に働く人口は減っていくので、更に人材獲得競争は加速していくことになります。

今までと同じ考え方・やり方の採用活動では慢性的な人不足は解消されません。

 

■採用が上手くいっている飲食店は何をやっているのか?

東京の超繁華街立地にラーメン店を複数経営する桂花拉麺様は、新たな採用の考え方で成果を出されています。

★店長候補など中途社員20名応募⇒内5名を採用。

★求人広告費も年間1,100万⇒480万へダウン。

削減できた利益をパートアルバイトの感謝祭など組織力強化に投資を強化し、持続的に成長されています。

また、地方郊外の飲食店では、今までタウンワークなどでは応募が1件だったところ、WEB採用等の強化によって応募が43件を実現し、【27名採用】できました。

上記のように【採用戦略】を見直したことで、採用活動が劇的に変わっていきました。

 

■飲食店が採用活動を成功させるための5つのポイント

①ターゲットとする求職者が働きたいと思う魅力づくり(採用商品力)

②魅力が伝わる採用ホームページをつくる

③Indeed/採用リスティング/リマーケティングによるホームページを見てくれる求職者の増加

④WEB運用による自社内へのノウハウ蓄積/データーベース化

⑤応募後の面接率70%以上の対応品質の向上(スピード/対応品質)

以上5点が採用活動で成功を収めるためのポイントになります。

 

■自店の採用商品力の整理

あなたの会社の採用面の強み/長所(採用商品力)は何になりますでしょうか?

その強み/長所は、求職者のターゲット毎に整理されていますでしょうか?

もし、強み/長所が整理されていない場合、店長候補やパートアルバイトの採用活動は困難です。

求人媒体主体の採用活動は、求人媒体会社に主導権があります。その中で、私たちはプラン選定など採用活動を行っていることになります。この延長上では、資本力がある大手チェーンやブランド力が高い店舗に採用力では敵いません。

 

■飲食店がとるべき新たな採用の考え方/セミナーのご案内 

今回、特別に桂花拉麺様をゲストとして採用活動で成功するためのポイントを学んでいただける機会を設けました。

ラーメン店は飲食店の中でも求職者から不人気です。まして桂花拉麺様は、東京の繁華街立地ですので有効求人倍率は8倍以上です。

採用活動で苦戦されている飲食店にとってはスグに実行できるノウハウを吸収していただけると思います。

3月9日(金)@船井総研東京本社にてセミナーを開催いたします。

人材不足から脱却するための新たな採用活動へシフトしていくための考え方・やり方をお伝えさせていただきます。

人材不足でお困りの飲食店経営者様は、是非お時間をつくってお越しくださいませ。

セミナー内容の詳細は下記からご覧くださいませ。

http://www.funaisoken.co.jp/restaurant/funai-food-business/028326_lp.html

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「創業63年を誇る老舗ラーメン企業が成功した”採用改革”ストーリー」

人材採用の抜本的改革を行った桂花拉麺株式会社・代表の中山氏がご登壇!

その他の内容も…

「たった3ヶ月で店長候補を7名採用!」、「年間求人コスト1000万円削減!」、

「”求人費0円”でも年間800名以上のパートが集まる秘密」など、

全国で実証済みの事例を多数ご紹介!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 詳しくはコチラ! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆

http://www.funaisoken.co.jp/restaurant/funai-food-business/028326_lp.html 

【東京会場】 2018年3月9日(金) 13:00~17:00(受付12:30~)
(株)船井総合研究所 東京本社
JR東京駅丸の内北口より徒歩1分

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もし、日程が合わない方で採用についてお困りな方は、下記をダウンロードいただければと思います。

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=saiyou_web2016#_ga=2.55334955.1498621320.1520353569-1940534048.1509772455

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執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール