経営コンサルタントのお役立ちコラム一覧 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥

「飲食・食品メーカー・食品スーパー」などといったフードビジネス業界の人材採用&組織活性化専門のコンサルタント。
「人材採用・活性化プロジェクトの熱い灯台となり組織を持続的に盛り上げる」というコンサルティングモットーを掲げ、中小企業様を対象に、全国で年間200日以上コンサルティングに従事している。
お付き合い先の規模は、年商6,000万円の個人店から年商65億円の企業まで幅広く、力相応でできる組織作りをご提案している。年商5億円の食企業でも計画的に人財を確保できる、合同説明会・学校訪問を活用した新卒採用の成功事例を多く持つ。パートアルバイト採用については、繁華街・郊外問わず応募0件からでも脱却できる即時採用手法を得意とする。
また、オープニング時には30名を超える大量採用でも実績を残している。それだけでなく、中長期的な採用戦略として、自社メディアを活用した媒体を利用しない採用手法にも取り組んでいる。
同時に、お付き合い先では経営者様の理念に基づいた評価賃金制度を構築して、行動評価ベースの項目に基づいてパートアルバイトから社員まで教育し、早期戦力化・定着率アップを実現している。

FLAの視点から採用活動の現状を捉える
宅配
給食
2018/6/11
FLAの視点から採用活動の現状を捉える

全国の「接客・給士」の有効求人倍率ですが、
正社員は8.98倍、パートは8.78倍
(2018年1月時点、厚生労働省調べ)

現時点でも ものすごく高い倍率です。

採用難の飲食店に関わる「飲食物調理の職業」でも
3.23倍ですので、飲食店の2倍以上の競争状況、
それが給食業界の採用環境の現状です。

1人の求職者に対して8~9社が求人活動を実施して、
7社~8社は採用できない。全国の平均値で
この数値ですので、エリアによっては更に厳しい
数字状況です。

食材単価もあがり業務効率化も施設・学校・配送車に
よって厨房のレイアウトや配送ルートがそれぞれ
異なるため、取り組みスピードがあがりにくい面が
あります。

いかに、ほしい人を採用・戦力化し、
利用者・お客様へ喜んでいただき、次のステージへ
会社を成長させるか?

今後の経営を考えますと“人材”の重要性が
更に増している事は言うまでもありません。

そのような採用環境の中、和歌山・大阪で
給食・デリバリー業を営む紀州グループ様では、
求人媒体主体の採用活動→採用ホームページを
主体にした活動にシフトさせ、年間で

【配送スタッフを38名採用(正社員、パート)】

【製造スタッフを93名採用(正社員、パート)】

年間の求人広告費も
8,882,683円→2,497,227円と
約640万円圧縮されました。

その利益を社内の福利厚生や製造部門の省人化へと
好循環で経営が回っていくよう投資に回し、
持続的な成長に繋げておられます。

給食業界、「産業弁当」「受託給食」
「高齢者向け弁当」「介護調理済み」と
事業ドメインが多岐に渡りますが、
もともとFLの基準が65%は越える高い業界。

FLで管理する時代は既に終焉しています。

求人広告費の勘定科目も含めた
FLA(Advertisement for a job)で
管理する時代です。

紀州グループ様だけに限らず、
FLAの考え方をもとに
“どのような採用の考え方・やり方を
実践すればよいのか?”

たくさんのリクエストに応じて6月23日(土)の
次世代給食業経営研究会の11時~採用講座を
実施することに至りました。

研究会にあまり足を運べていない方も含め、
是非、ご参加いただければと思います。

本気で採用活動を根本から変えていきたい方に
とっては、有意義なお時間にしていただけると
思います。

ご参加が難しい方は、是非、FLAの視点からも
採用活動の現状をとらえていただき、
今後の方向性に基づいた採用戦略を
考え頂ければと思います。

<次世代給食業経営研究会の詳細はこちらから>
https://funai-food-business.com/biz-meal/study/

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

接客サービスの強化が採用に繋がる
外食
2018/6/05
接客サービスの強化が採用に繋がる

船井総研では、飲食店の持続的な業績アップに向けた人材・組織づくりを日々全国各地でお手伝いさせていただいております。

6月に入り、これから飲食店は比較的閑散月に入ってきますが、

夏の繁忙期に向けた人材固めを行っておきたい時期です。

本日は「採用」に焦点をあてて書きたいと思います。

突然ですが2つ質問です。

 “あなたは、自店の接客サービスの品質に自信がありますか?”

もし、全店とまではいかなくても接客サービスに課題がある店舗があった場合、そのお店のパートアルバイトの採用力も低い可能性が高くなります。

なぜなら、働く場所を探している求職者、中でも主婦層は 「店舗で働いているスタッフ」を見にいくor見に行ったことがある人が多いためです。

とある郊外の焼肉店でアンケートを取ったところ、現在働いている96人中83%の人が「働く前に店に来たことがある」という結果でした。

それぐらい働く前に求職者の方はお店に足を運んでいるということです。

ある37歳の主婦パートの方の話です。

採用サイトで「あっ、このお店で働いてみようかな…」と思ったそうです。ただ、店舗の雰囲気が

自分に合っているのか、自分は馴染めそうなスタッフの雰囲気なのか、確かめに友人とお店にいったそうです。

その時のスタッフの姿をみると“人が好さそうな感じで馴染めそう”と思ったそうです。

応募の決め手として“店舗の雰囲気”“外から見たスタッフ同士の人間関係”があったようです。

これは、多くの求職者が感じる事です。

働く場所を選ぶことを失敗したくないのです。

ある客単価600円の飲食店では、回転率が高く、人時売上高が目標値を大幅に超えすぎている状態でした。

店内のスタッフの表情は活気がなく、パートアルバイトの定着率も年間70%未満と低く、主婦パートからの採用数も少なく、昼の営業に困っていました。。。

経営会議では、そのような求職者の視点が見えておらず「今は本当に人が採れない…」と困っていました。

この会社の店長会議では、“客数アップに向けてピーク時間の回転数をあげること“を店長に言い続けていました。

各種数値が大切なのは言うまでもありませんが、数値アップが大目的になってはいないでしょうか??

(その場合は気をつけてください!)

店内のスタッフが大活き活きと働いている店舗とそうでない店舗では、求職者の視点に立った場合、どちらのお店で働きたくなるでしょうか?

「お客様に楽しんでいただく」「安全に食事をしていただく」「安心して食していただく」など目的共有からの接客サービスの品質向上が、採用力の強化にも繋がります。

そして、その結果、業績向上にも繋がります。

パートアルバイトの方は、自宅から20分以内で通える店舗で働いている方が多いです。

特に昼間のパートさんの場合、お店の近隣に住んでいる方が多いです。

そして、パートアルバイトの多くの方はお店の「人間関係」「店内の雰囲気」などで働きたい場所か否かを判断しています。

採用力アップの視点からも今一度全店の現状を確認し、「接客サービス」の向上にも取り組んでいただければと思います。

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

接客サービスの強化は飲食店の採用力に繋がる
外食
人材
2018/5/28
接客サービスの強化は飲食店の採用力に繋がる

5月も終盤に入り、飲食店は閑散期に入ってきます。

今のうちに夏の繁忙期に向けた人材固めを行っておきたい時期です。

 

今回は飲食店の「採用」に焦点をあてて書きたいと思います。

 

突然ですが1つ質問です。

 “あなたは、自店の接客サービスの品質に自信がありますか?”

 

もし、全店とまではいかなくても接客サービスに課題がある店舗があった場合、そのお店の

パートアルバイトの採用力も低い可能性が高くなります。

なぜなら、働く場所を探している求職者、中でも主婦層は 「店舗で働いているスタッフ」を

見にいくor見に行ったことがある人が多いためです。

 

ある郊外の焼肉店でアンケートを取ったところ、現在働いている96人中83%の人が「働く前に

店に来たことがある」という結果でした。

それぐらい働く前に求職者の方はお店に足を運んでいるということです。

 

ある37歳の主婦パートの方の話です。

採用サイトで仕事を探している時に、

「あっ、このお店で働いてみようかな…」と思ったそうです。

ただ、店舗の雰囲気が自分に合っているのか、自分は馴染めそうなスタッフの雰囲気なのか、

確かめに友人とお店にいったそうです。

その時のスタッフの姿をみると“人がよさそうな感じで馴染めそう”と思ったそうです。

応募の決め手として“店舗の雰囲気”、“外から見たスタッフ同士の人間関係”があったようです。

これは、多くの求職者が感じる事です。

食事をする場所として失敗したくない心理から食べログなどグルメサイトを見ることと同じです。

働く場所を選ぶことを失敗したくないのです。

 

ある郊外にある客単価が600円の飲食店では、席回転率が高く、人時売上高が

目標値を大幅に超えすぎていました。

店内のスタッフの表情が活き活きとしていなく、パートアルバイトの定着率も年間70%未満、

主婦パートの採用数は少なく昼の営業に困っていました。。。

 

経営会議・店長会議では、そのような求職者の視点が見えておらず「今は本当に人が取れにくい…」と困っていました。

会議の中では、“客数アップに向けてピーク時間の回転率をあげること“を各店の店長に

言い続けていました。

数値が大切なのは言うまでもありません。ですが、数値アップが大目的になっていませんか??

 

店内のスタッフが大変な中にも活き活きと働いている店舗とそうでない店舗では、自分が求職者の

視点に立った場合、どちらで働きたいですか?

「お客様に楽しんでいただく」「安心して食事をしていただく」など

目的共有をし、接客サービスの品質向上が、採用力の強化にも繋がります。

 

そしてその結果、業績数値にも繋がります。

「目的」と「数字」を上手にバンスよく進めていただければと思います。

 

パートアルバイトの方は、住宅街・繁華街立地の場合、自宅から20分以内に通える店舗で

働いている方が多いです。

正社員は、業態・商品・会社をみている傾向が強いですが、パートアルバイトは多くの層が

そのお店の「人間関係」「店内の雰囲気」などで働きたい場所であるか否かを見ています。

飲食店の採用力向上の観点からも「接客サービス」の向上において目的追求と数値向上の順番を

間違えずに計画的に図っていただければと思います。

 

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール

給食会社の経営に必須のパートさん採用
給食
2018/5/14
給食会社の経営に必須のパートさん採用

こんにちは。
今回は給食会社が経営する上でパートさんを採用するコツをお伝えしていきます。

 

少子高齢化社会と呼ばれる昨今、給食業界ではどの事業、どのエリアでも人手不足が目立っています。今まで普通に採用できていた人材が求人をかけてもなかなか採用できなくなった、そんな声が全国各地であります。

 

しかし実は女性の非正規雇用者に限れば、10年前からおよそ220万人増加しています。女性の社会進出が社会情勢に寄与する部分は大きく、給食会社の経営にとってもそれは小さくありません。今回は給食会社でのパートさんの採用についてポイントを述べたいと思います。

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
田井 哲弥
プロフィール