経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙

船井総研入社後、食品メーカー・小売店のコンサルティングに従事。船井流の食品小売のノウハウを活かし、小売店の活性化はもとより、メーカー・卸の直販事業強化や6次産業化を専門にコンサルティングを行っています。

2019年10月消費税増税に向けての準備
食品
2019/8/27
2019年10月消費税増税に向けての準備

いよいよ2019年10月に消費税が8%から10%へ増税となります。どのような商品が駆け込み需要があるのか、また準備すべき対策を、前回2014年の消費税増税のタイミングで起きたこと、また直近の景況感と合わせて考察してみたいと思います。

 

2014年の増税直前週の生活必需品(飲食料品・雑貨・化粧品)の購買額は対前年42.8%増加したと言われています。

特に日用雑貨品の購買量が伸び、醤油は142%、ミネラルウォーター類は141.6%、インスタントコーヒー140.6%、ビール137.5%、砂糖136.3%、焼酎133.7%、ケチャップ132.6%と比較的長期のストックが可能なものが対前年対比で増税直前の購買が伸びる傾向を示していました。ちなみに購入額の伸び率が最も高かったのは、石鹸163.8%でその他にも、歯ブラシ、シャンプー、台所用品などの伸び率が高い値を示していました。合わせて、2014年の増税直前は「まとめ購買比率」が高った傾向が見られました。

 

今回の増税では前回2014年の増税時と比較して異なるポイントとして、

①飲食料品は軽減税率が適用されること(酒類除く)

②各種キャッシュレス決済サービスのポイント還元などが実施されていること

③食料品の小売チャネルの主戦場がドラックストアに。

ドラックストアでの日用品の増税前のまとめ買い需要と合わせて、食料品類もまとめ買いされることが予想される。

 

といったポイントが挙げられます。

 

今回の増税は軽減税率の適用で飲食料品には影響は出にくいという見方が一般的ではありますが、主に直販・小売りを行う食品メーカー各社の増税に向けての準備としては、

 

①まとめ買いキャンペーンの実施

(特に酒類ならびに、醤油・味噌・漬物類などの長期ストック対応可能な商品)

 

②キャッシュレス決済の導入完了

 

の2点は実施しておく方が、これまでの増税時の購買活動を振り返ると望ましいと言えます。

 

特に10月~11月の季節は特に売上が上がりにくいため、消費税増税前の「まとめ買いセール」を食品通販では実施するのが有効と考えられます。

 

 

****開催予定セミナーのご案内****

食品メーカーのためのお歳暮対策~通販実践編~

開催概要:2019年09月10日(火)

時間:10:30~12:00(※受付時間はセミナー開始時間の30分前)

https://sem.funai-food-business.com/seminar/049635/

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執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール
地域の菓子が海外で売れる!地方の会社にも必要な海外戦略
スイーツ
2019/7/08
地域の菓子が海外で売れる!地方の会社にも必要な海外戦略

食品輸出は日本の食品マーケットに残された数少ない成長市場

 

昨年の2018年度の農林水産物・食品の輸出額は9,068億円、

前年比12.4%で増加し、6年連続の数少ない食品の成長チャネルです。

また、その中でも菓子は長距離輸送・長時間保存が可能な上、日本の菓子の品質の良さ、食べやすさを意識された包装、パッケージなどが海外でも認められ、加工食品輸出額の全体の1割を占める203億円、前年比11.8%で増加している市場です。

 

 

地方の食品・菓子でも海外売上で1億円超の事例が増加!

 

そんな中で、この時流に対してしっかりと取り組みをしている企業の中でも近年さらに成果が出てきている企業様が増加してきています。

 

・愛媛県にあるお茶屋が海外通販で売上2億円

・千葉県にある菓子メーカーが年商10%超を海外売上に

・大阪府にある花屋が食品の海外通販を始めて売上1億円

・北海道にある菓子メーカーはインバウンド客で10億円以上

・大分県にある菓子店は店舗売上の半分が海外客

等々

 

日本における海外からの食の高い評価も影響し、食品の海外売上でも多くの成功事例が出てきています。

 

 

2019年8月スィーツビジネス研究会にて

地域の菓子が海外でも売れる海外戦略について

先駆的な取り組みをしている事例企業様による講演が決定!

 

2012年から本格的に海外売上獲得に着手されている千葉県で高級チョコレート菓子を製造する株式会社グランプラス様にご登壇頂きます。多くの海外展示会での経験により、タイ(バンコク)の高級ショッピングモールで催事が決定するなど複数国での取引を行っています。

また、本案件の海外販路開拓のサポートを行っている株式会社JTBからも当日展示会や海外通販などの案内を頂けます。

上記の講演会へのお申込み、ならびにスィーツビジネス研究会の概要は下記になります。

 

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海外販路を開拓するチョコレート菓子の製造メーカー

「株式会社グランプラス」代表:野村氏による

【地域の菓子が海外でも売れるための海外戦略とは】

 

海外への販路開拓の支援をする

「株式会社JTB」による

【海外展示会と海外通販へのご案内】

 

〇スイーツビジネス研究会

日時:8月23日(金)8:30~12:00

場所:品川プリンスホテル メインタワー19F  ゴールド

https://funai-food-business.com/biz-confectionery/study/

 

初めてご参加の方は1名様無料でのご招待となります。

(お席に限りがありますので、先着順・お断りすることがございますので、予めご了承ください)

 

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執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール
【必須!】史上初の10連休を見越したGW対策ですべきこと
スイーツ
2019/4/04
【必須!】史上初の10連休を見越したGW対策ですべきこと

2019年のゴールデンウィークは史上初の10連休で、嗜好性の高い菓子は非常に多くの需要が見込まれます。

そのため、この繁忙期を以下に売り切るかが必要となってきます。

 

そこで、今のうちに今年のGW対策として

以下の3点をしっかりと見直してみてください。

 

1.売上の上限を高める販売管理

2.人員配置

3.原材料の調達方法

 

中でも意外と視点として抜けがちなのが、繁忙時期にさらに売上の上限を高めるための取り組みです。

今後の菓子店の生き残り戦略としても、如何に売れる時期に売り切るかという視点は非常に重要です。

 

例えばいくつか例を挙げますと

・臨時駐車場を繁忙時期には近所に数日間だけ借りる

・行列を早く対応するために事前にメニュー表を配布する

・製造効率の手間を減らすためにも繁忙時期には

商品アイテム数はあえて減らしておく

・繁忙時期には限定のセット商品を作り、販売時間を短縮する

・列を作るためにポールを配置し、お客様を一直線に誘導する

などなど対策は多く挙げられます。

 

また、近年の傾向ですとGW時期から比較的気温が高くなることが多く、冷菓関係が非常に売れる時期でもあります。そのため、新規で夏メニューを提案する場所としても実施して頂くのが良いでしょう。

 

また、具体的な人員計画や原材料の調達などのオペレーション面も通常ない連休のため予め準備をされることをお勧めいたします。

 

GWや今後の夏休みを含む繁忙期対策でさらに売上を伸ばしたい方には朗報です。

 

【4月17日のスイーツビジネス研究会で直前のGW対策についても情報交換!】

 

4月17日のスィーツビジネス研究会では、GWの直前の対策だけでなく、夏に向けた新商品の具体的な話まで紹介させていただきます。ぜひ以下よりお早めに当日ご参加のお申込み下さいませ。

 

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当日のゲスト講師は常に新たな挑戦を展開する世界的なスイーツブランド「ピエール・エルメ・パリ」

日本法人代表:リシャール・ルデュ氏による

【「ピエール・エルメ・パリ」の日本市場の販売チャネル戦略とアジア展開】

 

〇スイーツビジネス研究会

日時:4月17日(水)11:00~16:30

場所:船井総研 東京本社

https://funai-food-business.com/biz-confectionery/study/

 

初めてご参加の方は1名様無料でのご招待となります。

(お席に限りがありますので、先着順・お断りすることがございますので、予めご了承ください)

 

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執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
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世界的スイーツブランド「ピエール・エルメ・パリ」の日本市場における販売チャネル戦略と今後のアジア展開について
スイーツ
2019/3/25
世界的スイーツブランド「ピエール・エルメ・パリ」の日本市場における販売チャネル戦略と今後のアジア展開について

 

パリ、ロンドンをはじめヨーロッパ、日本・アジア、中東をメインに世界13カ国に展開し、世界的な人気を誇る「ピエール・エルメ」。

 

実はその1号店は、フランスではなく、日本だったというのはご存知でしょうか?

 

1998年に、東京・赤坂(ホテルニューオータニ内)に第一号店をオープンし、日本国内には現在14店舗を構え、昨年の2018年冬にスイーツだけでなく日本全国の農家や小さな食品メーカーが作る調味料などの食材や雑貨などを集めた、エルメ氏にとって世界初のコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ」を東京・二重橋にオープンしています。

 

ブランドロゴもカタカナにするなどアジア含め世界展開を見越した「実験的な意味もある」というこの店で、エルメ氏は「日本の生産者を海外へ紹介すると同時に、カジュアルな雰囲気で、若い世代にアプローチ」を狙っています。

 

このコンセプトショップでは、マカロンや焼き菓子などの通常のメニューのほか、総菜も販売されています。

 

自ら現地を訪れ仕入先を開拓した、こだわりの生産者から届く「ピエール・エルメ」ブランド米を使ったご飯の上にヘルシーで低脂肪のチキンやマグロなどの丼、野菜をたっぷり使ったサイドディッシュが付いた「Made in ピエール・エルメ」オリジナルの「Bento」を販売しています。

 

世界的な「Bento」ブームと相まって、日本だけに留まらない展開への試金石とも言えます。

 

「食事は健康のために、スイーツは喜びのために」

 

というコンセプトの下に展開するピエール・エルメの新たな挑戦として、
兵庫県の城崎温泉街に3月1日、期間限定ショップスペース「MMM」(兵庫県豊岡市城崎町湯島)をオープン。ドレッシングや米、ホワイトデー限定マカロンなど日本各地の生産者とコラボした食品や調味料、エプロンなどのキッチン雑貨、Tシャツなどを販売し話題となっています。

 

城崎温泉は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」に掲載されるなど、近年、国内だけでなく海外の観光客にも人気のスポットです。城崎温泉を皮切りに国内外の観光客にアピールし、今後は全国各地でポップアップストアを展開していく構想もあると言います。

 

百貨店のスイーツ市場の停滞、人口減少、インバウンドの増加、 Christophe Michalakやエシレ・メゾン デュ ブールなど新たな海外ブランドの日本市場参入などの変化の中で、これまで20年以上、日本のスイーツ業界確固たる地位を築き上げるとともに、常に新たな展開を行う「ピエール・エルメ・パリ」。

 

日本市場ならびにアジアでの今後の展開を4月11日の食品経営研究会ならびに、4月17日のスイーツビジネス研究会で日本法人代表リシャール・ルデュ様にご講演いただきます。

 

またとない機会ですので、ぜひこの機会にお話をお聞きいただき、自社のブランディングや商品開発のヒントに、更には今後の日本国内での販売チャネル戦略・アジア展開の参考にしていただけるのではないかと思います。

 

上記講演会へのお申込み、ならびにスイーツビジネス研究会・食品ビジネス研究会の概要は下記となります。

 

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常に新たな挑戦を展開する世界的なスイーツブランド「ピエール・エルメ・パリ」

日本法人代表:リシャール・ルデュ氏による

【「ピエール・エルメ・パリ」の日本市場の販売チャネル戦略とアジア展開】

 

〇スイーツビジネス研究会

日時:4月17日(水)11:00~16:30

場所:船井総研 東京本社

https://funai-food-business.com/biz-confectionery/study/

 

〇食品ビジネス研究会

日時:4月11日(木)11:00~16:30

場所:船井総研 東京本社

https://funai-food-business.com/biz-food/study/

 

初めてご参加の方は1名様無料でのご招待となります。

(お席に限りがありますので、先着順・お断りすることがございますので、予めご了承ください)

 

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執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール