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経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
マネージング・ディレクター/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙

船井総研入社後、食品メーカー・小売店のコンサルティングに従事。船井流の食品小売のノウハウを活かし、小売店の活性化はもとより、メーカー・卸の直販事業強化や6次産業化を専門にコンサルティングを行っています。

食品業界におけるコロナ禍の新規営業
食品
2020/5/01
食品業界におけるコロナ禍の新規営業

新型コロナウイルスの影響により2020年上期の国内・国外の商談会や展示会は軒並み中止や延期となりました。2020年下期の展示会や商談会の開催についても現時点では不透明要素が高く、仮に開催されたとしても例年と比べて出展社、来場者とも減少が見込まれるのではなでしょうか。

 

既存得意先でも在宅勤務や感染リスク考慮の為、訪問し対面での商談を行いづらい状況です。

 

コロナ以前では、

・「顔を見ずの商談には誠意を感じない」

・「営業担当者の顔を見ると安心感がある」

・「商材がビデオ会議で説明するのに適していると思わない」

 

といった理由が営業担当者に訪問してほしい理由でしたが、現在ではこれらの「オンライン商談をやらない理由」よりも感染リスク回避の視点やリモートワークの浸透により、積極的に導入・対応する企業が増えてきています。

 

また飲食業やホテル・旅館などが営業自粛により外食向けの食品卸は大きく打撃を受けていますが、これにより地方の食品卸の淘汰が加速され、地方の外食業や食品製造小売や宿泊業者はオンラインでの商材発掘と発注を選択せざるを得ない環境がより広がると予想されます。

 

これらの状況下、食品業界においてもコロナ以前より営業活動のデジタル化に取り組む企業の成長性は高かったですが、アフターコロナでは更に「BtoB・EC」「オンライン商談」の導入が加速し、対応できる企業のみが生き残ると予測されます。

 

これまで主流であった

「リアルの展示会・商談会での新商品紹介や新規取引先発掘」→「試食」→「サンプル送付」→「リアルでの商談」→「成約」といったプロセスから

「オンラインでの新商品紹介・新規取引先発掘」→「サンプル送付」→「オンライン商談」(「必要に応じてのリアルでの商談」)→成約

といった商談プロセスをとる企業が増えていくと考えられます。

 

コロナ収束後は、コロナ前の世界には戻らないとよく言われますが、食品業界におけるコロナ後の新たな世界の1つは営業のデジタル化が急速に進むことと言えそうです。

 

リモート勤務の導入やオンライン商談、マーケティングオートメーションの導入が日本でも必要に迫られてきました。

 

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執筆者
マネージング・ディレクター/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール

お菓子の力~緊急時にお客様に愉しみと癒しをお届けすることができるのはお菓子だからこそ~
スイーツ
2020/3/23
お菓子の力~緊急時にお客様に愉しみと癒しをお届けすることができるのはお菓子だからこそ~

新型コロナウイルスの影響でテレワークの推進や一斉休校など、不要不急の外出ができない日が続く中、「コロナ疲れ」などの言葉も見聞きするようになってきました。収束の時期が見えないことや東京五輪の開催可否、今後更に経済に与える影響など、不透明な要素が一般の消費者やこのメルマガをご覧いただいている経営者の方にもストレスを与えることになっているのではないかと思います。

 

今回のメルマガでは、こんな時だからこそ、お菓子を通じ、お客様に愉しみと癒しをお届けしている菓子店の取組を紹介いたします。

 

新型コロナウイルスの発症例が報告されテレワークの推進や一斉休校後、

各販路毎の業績は下記の状況です。

 

路面店:昨対並みから昨対超え

百貨店:昨対割れ

交通系:昨対割れ

通 販:昨対比を大きく上回る店舗が多い

百貨店は営業時間の短縮やテレワーク導入、人混みを避ける消費者意識の高まりから昨対割れをしている店舗が多く、駅や空港など交通系販路も駅空港利用者の減少に伴い大きな昨対割れが目立ちます。

 

一方で路面店は遠出を避けた消費者が近場で消費する傾向が高まり、3月に入っても昨対を上回る実績で推移するお店も少なくありません。

 

通信販売もすごもり需要が高まり、ネット通販のアクセス数が伸び、昨対比を大きく上回る店舗が多い状況です。

 

中でも好調な店舗では下記のような取り組みを行っています。

 

①在宅応援企画その1「子どもと一緒にオリジナルお菓子をつくろう」

日中、出かけられずおうちで過ごすお子様とお母さんを応援したいというコンセプトで

ある和菓子店では「最中の皮とあんこ」のセットを急遽販売し、おうちでお子様ともなかを作ることを提案。

一斉休校で自宅で過ごす時間が増える中、いつもは忙しくてなかなか親子の時間が取れない方にも、たまには一緒にお菓子を作って、子どもと楽しい時間を過ごすことを提案されています。

 

②在宅応援企画その2「子どもに人気のお団子セール」

「お留守番している子どものおやつに」、「いつもスナック菓子を食べさせるのは気が引ける」そんなお客様のために子ども人気の商品のセールや詰め合わせを販売している菓子店もあります。

告知はLINE@とFacebookを使ってキャンペーンを案内し、該当商品は昨対比で4倍ほどの販売数となっています。

 

③在宅応援企画その3「インターネット通販での送料割引キャンペーン・クーポン配信」

お客様の心理として今は人混みを避けたがっていますので、通販や宅配サービスは大きく需要が伸びています。中でも、休眠顧客(過去1年以内に注文のないお客様)への1000円OFFクーポンの配信(3000円以上の購入で利用可能)や、送料割引キャンペーンなどを行っている菓子店は通販や宅配の需要を大きく伸ばしています。

 

いずれも、暗い話題や心配なニュースが多い中、甘いスイーツで癒しを、家族の絆を深めていただく提案として、お客様に寄り添った提案をしている菓子店は好調です。

 

ぜひ上記をご参考に皆様の会社に合った取り組みを実施いただければと思います。こんな時だからこそ、お菓子の力が発揮される時だと思います。

執筆者
マネージング・ディレクター/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール

発酵技術を活かした老舗味噌屋の食パン専門店に大行列
食品
2020/3/09
発酵技術を活かした老舗味噌屋の食パン専門店に大行列

昨年よりご当地食パン専門店が全国に広がりを見せていますが、その中で、ご当地性を打ち出した食パン専門店や、異業種参入の場合は自社の強みを活かした特色あるコンセプトを有した「ご当地食パン専門店」が地方に誕生し繁盛している事例が全国に生まれています。

 

今回は、全国に広がるご当地食パン専門店の成功のポイントを紹介させていただきます。

 

商圏人口5万人、茨城県日立市の老舗味噌屋が手掛ける食パン専門店に100人以上の行列「醸す生食パン工房うち山

 

茨城県日立市の食パン専門店「醸す生食パン工房うち山」は、日本初となる老舗味噌屋が2019年12月に開業した食パン専門店です。

 

創業170年を超える老舗味噌メーカー、内山味噌店様が、創業以来受け継ぐ発酵技術を駆使し『毎日の食卓に“発酵の新たな食体験”を伝える』ことをテーマにオープンしています。

 

味噌屋だからこそ提案できる「蔵付きの麹種酵母」と、伝統の味噌造りにも使用されている、阿武隈山系の良質な湧水である「仕込み水」を使用した、食パンが目玉となっています。

 

オープンには100人以上の行列ができ、オープン後も連日行列ができ、昼過ぎには売り切れてしまう繁盛店として注目を集めています。

 

また、同店で販売されるジャムは味噌造りで培われた発酵技術を活かした“麹”を使用し、オリジナルの「醸す麹ジャム」を製造販売しています。“麹”を使用することで、砂糖の使用量を抑え、素材本来の味を活かしたジャムの開発に成功し、「美味しい」と「身体に嬉しい」を実現しています。

 

日本初の味噌屋がオープンした食パン専門店ということでメディアからの注目も集め、テレビの放送をきっかけに群馬県や福島県など車で1時間から1時間半の近郊の都市からも同店を訪れるお客様も少なくないと言います。

 

出店の背景

内山味噌が食パン専門店の事業へと展開した背景には、日本人のコメ食離れがあります。自社の主力商品である、味噌汁やおかず味噌がコメ食離れから市場が縮小する一方で、日本人の食生活がパンをはじめとして洋風化する中、自社の強みである発酵技術と麹種を活用することで、他社にはない独自性の高い「食パン」をつくることができるのではないかという想いが事業開始のきっかけだったと言います。

 

取扱商品)「醸す生食パン工房 うち山」の商品ラインナップ

・醸す生食パン うちやま 税込880円

そのままで美味しいふわふわ生食パン

 

・毎日の食パン いずみ 税込770円

毎日食べたくなる食事パン

 

・おやつ食パン あずき 税込410円

おやつに食べたい、スイーツのようなこだわりあずきのあん食パン

 

・醸す麹ジャム いちご 税込680円

・醸す麹ジャム ブルーベリー 税込680円

 

食パン専門店を開業したことで、敷地内に隣接する味噌の売店も客数が増え、業績が向上していると言います。

 

本事例からも自社の軸となるコンセプト(強み)を活かしつつ、時流として伸びている新たなマーケットへの参入、第2・第3の本業づくりの必要性を感じます。

執筆者
マネージング・ディレクター/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール

【先着順・無料ご招待】インバウンド対応のお土産スイーツ&スイーツ海外展開講演会
スイーツ
食品
2020/1/23
【先着順・無料ご招待】インバウンド対応のお土産スイーツ&スイーツ海外展開講演会

この度、船井総研では東京オリンピックを契機に更に注目の集まる、日本の食・スイーツの価値を海外で広める取組の一環として「食品・スイーツ海外事業研究会」を2月6日より開催させていただくことになりました。

 

 

このメールをご覧いただいたメルマガ会員様は、2月6日の食品・スイーツ海外事業研究会に1名様を無料でご招待させていただいております。

 

今回は、マレーシアでハラル対応のスイーツ工場を竣工し、日本にハラル対応の菓子を逆輸出の展開を進める株式会社ふぁん・じゃぱん様に講演をいただきます。

 

 

概要は下記となっておりますので、ご都合つきましたらこの機会に是非ご参加くださいませ。

 

お申し込みは、下記までご連絡ください。

 

お申込みメールアドレス:shokuhin-business@funaisoken.co.jp

 

 

「食品・スィーツ海外事業経営研究会」

 

日程:2020年02月06日(木) 11時~16時30分

 

プログラム 11時~1230

「衰退する日本酒市場で20年連続出荷量を伸ばす遠藤酒造の時流適応経営」

 

講師 株式会社遠藤酒造場 代表取締役 遠藤秀三郎 氏

(※本プログラムは海外輸出の話ではなく主に国内事業関する内容となります)

 

プログラム 13301450

「 自社でハラル対応したスイーツ工場をマレーシアに展開し、ハラル対応のスイーツ事業をアジアで展開! 」

東南アジアへの輸出・現地出店の成功のポイント

 

講師 ふぁん・じゃぱん株式会社 代表取締役 五木田 貴浩 氏

 

プログラム 1510分~1630

「 中小調味料メーカーの海外輸出成功事例 高付加価値ごまドレッシングの輸出で海外売上構成比30% 」

中小の食品メーカーが海外輸出で成功するポイント

 

講師 株式会社 冨貴食研 代表取締役社長  岡田恒周 氏

 

■会場・アクセス■

船井総合研究所 東京本社〒100-0005東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命丸の内ビル21階

アクセス: https://www.funaisoken.co.jp/info/access JR東京駅丸の内北口より徒歩1分

 

お申込み期限は恐縮ですが、1月31日までとさせていただいております。

会場の席数に限りがあるため、先着順でのお申込み受付とさせていただきますので予めご了承くださいませ。

お申し込みご希望の方は、

件名:2月6日食品・スイーツ海外事業研究会への参加

本文:貴社名    ご住所    ご参加者役職    ご参加者名    ご参加者の連絡先

を記載の上、下記お申込みメールアドレスまでご連絡ください。

メールアドレス:shokuhin-business@funaisoken.co.jp

 

皆様のご参加お待ちしております、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

執筆者
マネージング・ディレクター/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール