経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙

船井総研入社後、食品メーカー・小売店のコンサルティングに従事。船井流の食品小売のノウハウを活かし、小売店の活性化はもとより、メーカー・卸の直販事業強化や6次産業化を専門にコンサルティングを行っています。

【先着順・無料ご招待】インバウンド対応のお土産スイーツ&スイーツ海外展開講演会
スイーツ
食品
2020/1/23
【先着順・無料ご招待】インバウンド対応のお土産スイーツ&スイーツ海外展開講演会

この度、船井総研では東京オリンピックを契機に更に注目の集まる、日本の食・スイーツの価値を海外で広める取組の一環として「食品・スイーツ海外事業研究会」を2月6日より開催させていただくことになりました。

 

 

このメールをご覧いただいたメルマガ会員様は、2月6日の食品・スイーツ海外事業研究会に1名様を無料でご招待させていただいております。

 

今回は、マレーシアでハラル対応のスイーツ工場を竣工し、日本にハラル対応の菓子を逆輸出の展開を進める株式会社ふぁん・じゃぱん様に講演をいただきます。

 

 

概要は下記となっておりますので、ご都合つきましたらこの機会に是非ご参加くださいませ。

 

お申し込みは、下記までご連絡ください。

 

お申込みメールアドレス:shokuhin-business@funaisoken.co.jp

 

 

「食品・スィーツ海外事業経営研究会」

 

日程:2020年02月06日(木) 11時~16時30分

 

プログラム 11時~1230

「衰退する日本酒市場で20年連続出荷量を伸ばす遠藤酒造の時流適応経営」

 

講師 株式会社遠藤酒造場 代表取締役 遠藤秀三郎 氏

(※本プログラムは海外輸出の話ではなく主に国内事業関する内容となります)

 

プログラム 13301450

「 自社でハラル対応したスイーツ工場をマレーシアに展開し、ハラル対応のスイーツ事業をアジアで展開! 」

東南アジアへの輸出・現地出店の成功のポイント

 

講師 ふぁん・じゃぱん株式会社 代表取締役 五木田 貴浩 氏

 

プログラム 1510分~1630

「 中小調味料メーカーの海外輸出成功事例 高付加価値ごまドレッシングの輸出で海外売上構成比30% 」

中小の食品メーカーが海外輸出で成功するポイント

 

講師 株式会社 冨貴食研 代表取締役社長  岡田恒周 氏

 

■会場・アクセス■

船井総合研究所 東京本社〒100-0005東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命丸の内ビル21階

アクセス: https://www.funaisoken.co.jp/info/access JR東京駅丸の内北口より徒歩1分

 

お申込み期限は恐縮ですが、1月31日までとさせていただいております。

会場の席数に限りがあるため、先着順でのお申込み受付とさせていただきますので予めご了承くださいませ。

お申し込みご希望の方は、

件名:2月6日食品・スイーツ海外事業研究会への参加

本文:貴社名    ご住所    ご参加者役職    ご参加者名    ご参加者の連絡先

を記載の上、下記お申込みメールアドレスまでご連絡ください。

メールアドレス:shokuhin-business@funaisoken.co.jp

 

皆様のご参加お待ちしております、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール
若年層を取り込む菓子店がしている取り組み
スイーツ
2019/12/17
若年層を取り込む菓子店がしている取り組み

 最近菓子店でよく耳にするのが、客単価は昨年対比で上がっているが、客数が昨年対比で下がっているという話です。特に客数を分解してみていくと、若年層(15歳~34歳)が圧倒的に来店されていないそうです。

 周知の通り、地方を中心に人口減少が続く中で、将来に続く見込み客でもある地域にいる若年客層を早期に囲い込み、育てていくことは必要不可欠です。ただ、多くの菓子店にとって悩ましいのがそんな若年層に対して認知してもらう、購入してもらうきっかけが不足していることです。

 ただ、そんな中でも上手く若年層が多く来店するような菓子店もあります。そのような菓子店が取り組んでいることをまとめさせていただきますと、大きく4点です。

 

1.若年層に好まれる菓子を強化

2.異業種とのコラボによる若年層の取り込み

3.プロモーション―① TV・WEBメディアを中心とした広報活動

4.プロモーション―② SNSを中心とした顧客育成

 

「1.若年層に好まれる菓子を強化」

 

 まず近年、若年層を巻き込んだ人気の菓子店でつくる商品づくりでもしっかりとターゲットに合わせたた菓子を強化しています。その特徴として大きく3点挙げられます。

①若年層が好きな菓子を主力化、もしくは準主力化させている

②食感がやわらか、なめらかで、甘い菓子が人気になっている

③見た目で大きく差別化された菓子で話題になっている

 

―①若年層が好きな菓子を主力化、準主力化させている

 客層を広く取れている菓子店の特徴として、やはり人気商品のカテゴリが若年層にも受けるような商品を品揃えされているケースがほとんどです。ある統計データでは全国の20代男女に聞いた好きなスイーツのうち、普段から最もよく食べているもののランキングTOP10が出されており、ランキングで見ていると特徴的なのが、大福・羊羹を中心とした和菓子が意外と人気上位に入ってきていることです。中でもフルーツ大福は多くのファンがいると調査レポートには記載されているほどです。実は全国を見ていきますと、現在好調な和菓子店は大福を主力にしているケースが多くあります。例えば、香川県高松市にある「夢果房たから」、岐阜県加茂郡にある「養老軒」など主力単品は大福で人気がある和菓子店が好調になっています。

 

―②食感がやわらか、なめらかで、甘い菓子が人気になっている

 昔ながらの商品で、上手く若年層を取り込んだ最たる例でいきますと、八つ橋が挙げられます。明治時代から販売されていた八つ橋ですが、その後出てきた柔らかい触感でより甘い生八つ橋の方を若年層はほとんど買っていきます。これと同じ現象が他の単品でも見られ、餅米を使った大福ではなく、柔らかくて甘い求肥を使った大福が若年層には人気になっています。このような若年層を中心とした味覚・食感のトレンドを商品開発の際には盛り込んでいく必要があります。

 

―③見た目で大きく差別化された菓子で話題になっている

 近年、若年層を中心とした購買行動の変化ですと、“インスタ映え”という言葉が流行したように、初回購入のきっかけの中でも見た目の重要度を占める割合が大きくなってきています。若者離れが進むといわれる和菓子業界の中でも、商品開発で見た目のインパクトなどを盛り込んだ和菓子店では、しっかりと若年層の集客に成功されています。例えば、京都にある朧八瑞雲堂では、約5㎝の高さの生クリームをサンドした生どら焼きがSNSで話題を呼び、開店30分で売り切れも続出しています。

 

「2.異業種とのコラボによる若年層の取り込み」

 

 最近、菓子店の中で業績が好調になっている店舗に聞く話が、異業種とのコラボによって今まで訪れなかった、自店の菓子を食べなかった新規客を取り込むことに成功し、売上アップしている事例が増えてきています。ここでいう異業種コラボとは、主にサブカルチャーと呼ばれるような、漫画、アニメ、アイドル、ポピュラー音楽などがメインとなっており、それらと菓子の融合した商品開発やプロモーションが話題となり、認知度アップとともに売上拡大をしているそうです。

 

 例えば、山梨県北杜市にある和菓子店「金精軒製菓」では、元々若年層が利用していたソーシャルゲームのMobageのコンテンツで、アニメ化もされたアイドルマスター SlideMと山梨県がコラボした企画で商品を開発しています。そして、そのコラボした商品は何と通販でも売り出すとすぐに完売する商品になっているそうです。また、そのアニメのファンであったお客様が県外から多く店舗に来店するようになったそうです。

 

 また、他にも静岡県沼津市を中心に展開する菓子店「御菓子処 雅心苑」では、沼津市がラブライブというアニメの聖地となっており、そこで従業員が運用するSNSアカウントでアニメに関連する投稿をSNSしていたところ、そのアニメの聖地巡礼に訪れる方に着目され、遠方のお客様でも聖地巡礼の一環の場所として来店するようになりました。その結果、店舗の昨年対比の売上が130%以上  成長しているそうです。

 

 これらの多くの菓子店で異業種コラボが上手くいっているケースを見ていると、そんな若年層もしくは普段自店の菓子を買わないような客層が、自店を知るきっかけ、購買するきっかけとなっているのです。

 自身の好きなサブカルチャーとコラボしている菓子だから買ってみよう、そんな店舗に行ってみようというお客様の購買行動が増えているのです。実は、ある女子大生を中心とした統計データによると、好きなキャラクターがいる場合、約7割以上の方がそれらのキャラがパッケージに入った菓子類を買った経験があると答えているほどです。菓子の中でも和菓子の業界に関しては、上手く若年層を取り込むためには、彼ら・彼女らが好むカルチャーに合わせた商品開発をしていくことが求められているのです。

 

「3.プロモーション―① TV・WEBメディアを中心した広報活動」

 

 ただ、良い商品やコラボをしただけでは、普段から自店に訪れるわけではない若年層を誘客することは非常に難しいです。そのため、しっかりとプロモーションの方法も若年層に合わせた取り組みが必要になってきます。若年層を取り込むために中でも重要なのが、TV・WEBメディアを中心とした広報活動です。今まで全国の売れている菓子の話や、若年層を巻き込んだ地域で圧倒的に有名になった菓子、地域で多くのお客様が買っている菓子の誕生したきっかけを数多く調べてきましたが、実は95%以上は何らかのメディア掲載が名物菓子の誕生のきっかけになっています。

 そして、そんな名物菓子を誕生させるためにメディアを活用することは重要することですが、その前にメディアの特性を理解することが大事です。中でも重要なメディアの特性として挙げられるのが、いきなり影響度のあるTV番組に取り上げられるわけではないということです。地元の新聞やWEB上での記事などの掲載を見た、もしくは話を聞いたTV番組編集者が連鎖的に取り上げているケースがほとんどです。そのためにも、よくご紹介させて頂いている、まずは地元メディアを呼んだ地元メディア向けのご試食会や、WEB上のリリース代行会社(弊社では@プレスをよく利用)を使って、まずはWEBメディア上へ情報を発信していくことが大切になります。

 

「4.プロモーション―② SNSを中心した顧客の育成」

 

 また、若年層を継続的に来店してもらうためにする固定客化の施策も今までの紙媒体やポイントカードを中心としたものから変わってきています。現在、若年層を中心にSNSの利用率は8割以上という統計データも出ているほど、何らかのSNSをほぼ利用しています。また、SNSの使われ方も変化をしてきており、今までは自身の投稿をするための場所という立ち位置でしたが、今では情報を収集するための場所として使われるケースが多くなってきています。そんなSNSの使われ方の変化を捉え、すでに取り組みをしている菓子店では自店との関係づくりの接点としてSNSを使い、そこでお客様を育てています。

 例えば、老舗和菓子店の中でSNSを中心に顧客基盤を形成されているのが東京都江東区にあり、くず餅で有名な「船橋屋」です。Facebookだけでフォロワーが10,000人以上、Twitterでも5,000人以上がフォローしており、SNSだけでも15,000人以上の顧客基盤を作っており、その中で常に新商品の情報やイベントなどを発信されています。

 

 以上、実際に多くの菓子店ですでに成功された事例を中心に、若年層を取り込むためのポイントについて紹介しました。人口減少が進んでいる地方でこそ、いかにして多くの客層を取り込んでいこうかという課題は直近の売上課題としても急務だと思います。ただ、自店の永続性を考えていきますといずれ地域で最も家計支出が増える若年層をいかに他店よりも早く取り込んでいくのかということは非常に重要な経営課題です。そんな中、新商品開発の際に、思い浮かべるお客様は、「どうしたらいつものお客様にさらに喜んでもらえるだろうか?」という近視眼的な目線になっていませんでしょうか。確かに、より今のお客様に満足して頂くことはビジネスとして非常に重要なことだと思います。ですが、「どうしたらより多くの新しいお客様にも喜んでいただけるだろうか?」という若年層を含めたより多くのお客様に満足して頂けるような商品開発、プロモーションの視点で本文をここまでお読みいただいた読者の菓子店の方に実践して頂ければと思います。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール
なぜ、あなたの会社の海外進出は失敗したのか!?
食品
2019/10/23
なぜ、あなたの会社の海外進出は失敗したのか!?

内需の減少が続いていく中、国も中小食品メーカーの輸出支援を促進しています。

 

とは言え、多くの中小食品メーカーがこれまで「何らかの形で輸出や海外進出」に触れてきたものの、思ったような成果が上がらず、事業の撤退や海外進出を諦めてしまった企業が少なくないのではないでしょうか?

 

多くの中小食品メーカーはこれまで、海外輸出事業を伸ばすために利用してきた海外展示会。

 

1回の出展に200~500万のコストがかかる一方で、成約につながるのは1件あれば良い方。

 

人もお金も時間も限られている中小企業にとって、費用対効果が合わないと展示会を何度か出展した後、海外進出・輸出を諦める企業が大半でした。

 

このような中、海外展示会への出展など大きなコストをかけずに、輸出を拡大している企業が愛媛県にあります。

 

人口12万人の愛媛県新居浜市にある㈱香月園です。

 

お茶と茶道具の小売・卸を営む株式会社香月園。

 

地元の人口減少に危機感を感じ、WEBを活用した海外輸出に積極的に取り組み、

開始から2年2ヶ月で50数カ国の海外の国と取引を行われています。

また、取組開始6ヶ月で、月商100万から1200万と12倍に事業が拡大し、現在、海外輸出売上は2億円まで伸びています。

 

内需が萎む一方で、海外では日本食レストランが急激に伸びています。和食の世界遺産登録など日本食が注目を集め、東京オリンピックを契機にまた一気に海外での日本食の普及は広がると考えられます。

 

海外事業の展開は、展示会や現地法人の設立といった手法だけでなく、WEBも使うことで、中小企業で収益を生み出すことのできる生産性の高い事業となります。

 

本レポートで紹介した㈱香月園の取組は以下に詳細をまとめていますので是非ご覧ください。

https://sem.funai-food-business.com/seminar/051673/#_ga=2.159005180.777550852.1570749547-779520490.1551824581

 

 

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール
ライフサイクルが進む京都の菓子マーケットから見る、今後菓子業界が取り組むべき方向とは。
スイーツ
2019/9/13
ライフサイクルが進む京都の菓子マーケットから見る、今後菓子業界が取り組むべき方向とは。

 

今、改めて「日本の菓子業界」を見直すなら京都へ!

 

現在、京都市には多数のインバウンド客が来ており、2018年の外国人宿泊客数は450万人になります。ただ、一方で京都市は2005年から人口減少し、高齢化している都市です。そのため、いかにして従来だけのお客様だけでなく、新規の客層を取り込んでいくかが重要になっている先進的な都市部になっています。

 

また、京都は元々和菓子文化でしたが、今では全国菓子消費金額市町村別ランキングでも洋生菓子の消費金額でTOP10入りするなど、京都市民全体として洋菓子文化を取り入れている地域になっています。そのため、国民の味覚の変化に合わせた店舗₋商品開発が必要とされる地域になっています。

 

そんな市場動向の中、注目のブランドが京都から多数!

 

<単一素材に特化させた店舗ブランド>

・素材特化型のスイーツ専門店で行列する店舗(三条)

・素材特化×単品特化のスイーツ専門店で人気な店舗(三条)

 

<カフェを強化させた体験型・滞在型の菓子店>

・カフェが連日行列で店舗の知名度が拡大(東山)

・カフェの主力単品が有名になり県外客で大行列(東山)

 

<高付加価値の単品に絞った菓子店>

・チョコレートという高付加価値商材に絞った菓子店(三条)

・チーズケーキという高付加価値商材に絞った菓子店(東山)

 

その他様々な注目店舗が誕生してきているのが、京都の菓子マーケットです。ぜひ、この注目のマーケットを令和元年から見ておくべきです。

 

京都で複数店視察!!

スィーツビジネス研究会繁盛店視察ツアー2019in関西

 

<10月8日(火)>

・9時30分京都駅集合

・ラ コリーナ近江八幡、パティシエ エス コヤマご訪問

・19時京都駅解散

 

<10月9日(水)>

・8時30分京都駅集合

・京都三条エリア、京都東山エリア視察

・マールブランシュ他ご訪問

・14時30分頃京都駅解散

 

お申込みにつきましては、

下記のURLより専用ページにアクセスいただき、

そちらからお申込みくださいませ。

http://go.funaisoken.co.jp/Mr0N0R0SSvfNX00Q20yL0c0

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
横山 玟洙
プロフィール