経営コンサルタントのお役立ちコラム一覧 | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
林田大碁

東京農業大学を卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。シニアフード業界、歯科業界などのコンサルティング経験を経て、宅配・中食業界のコンサルティングの道を歩み始める。「食」に関わるコンサルティングに強いこだわりを持ち、宿泊、小売、飲食業中心にBtoCビジネスの企業を中心に宅配・中食事業参入や業務改善・生産性アップのコンサルティングをしている。自分の足と経験で稼いだ現場レベルでの提案や、全国各地の事例と数字から語る戦略・戦術の提案に定評がある。

宅配事業における顧客満足度を考える。
宅配
2018/6/04
宅配事業における顧客満足度を考える。

【なぜ顧客満足度を上げるのか?】
弁当宅配事業に関わらず、どんな商売でも顧客満足度を上げる目的は非常にシンプルで、
『リピートさせる』ことにあると思っています。
リピートさせることによって、
・長く使ってもらう(買ってもらう)
・多く使ってもらう(買ってもらう)
ことができるため、1顧客あたりの売上が上がっていき、自店への売上貢献は大きくなっていきます。
これを宅配事業へ落とし込み、売上の公式に直すと、
リピート売上アップ=利用頻度アップ(多く買う)+離脱率ダウン(長く買い続ける)
になります。
 
【弁当宅配事業における顧客満足度アップの考え方】
弁当宅配事業における顧客満足度アップの方向性にも大きく2つあります。
①顧客フォローの実施
②価値/価格を上げていく
の2つです。
 
①については、サンキューメールや季節のハガキやDM、メルマガ、クーポン送付に挙げられる、
自店を忘れさせない、想起させるフォロー
の実施が必要となります。
 
②の価値を上げていくという点で、
ココにも2つの視点が、あります。
Ⅰ.商品的価値
Ⅱ.サービス的価値
の2つです。
 
Ⅰ.の商品的価値とは、
・商品の味や質
⇒「原価をかけているか?」や「買い続けられている商品か?(≒単品別リピート率)」といった商品中身の価値
・品揃え幅
⇒対応シーン(用途)の幅、価格の幅などのMDの適切性
・機能
⇒温められる容器、捨てられる容器などの商品利便性
の3つが挙げられる、いわゆる商品本質の部分になります。
 
一方で、Ⅱ.のサービス的価値とは、
法事注文であれば、配膳サービス、影膳の品揃え
法人注文であれば、カードや請求書対応、マイページの搭載、WEB上決済のような、
注文~受取時までの利便性や簡便性を高め、欲しいと思えるサービスが揃えていることを指します。
 
上記2つの価値を高めながらも、適正価格での提供や、相場価格と同等もしくはそれ以下の価格で提供することで顧客満足度はあがっていくのです。
 
いかがでしたでしょうか?
顧客満足度をあげるというやや漠然とした課題の中でも、
抑えるポイントはいくつかに絞ることができます。
自社でもそれが抑えることが出来ているかを考えてみてください。

執筆者
林田大碁
プロフィール

【宿泊事業向け】宅配事業新規参入における優位性と課題について
宅配
2018/4/27
【宿泊事業向け】宅配事業新規参入における優位性と課題について

皆様こんにちは。
中食コンサルタントの林田です。

 

本日は、ちょっと業種が絞られますが、
【宿泊業向け】宅配事業新規参入における優位性と課題について。
お付き合い先で宅配事業に新規参入される企業様の業種は様々ですが、
機能面で非常に優位性があるなと感じる業種として挙げられるのが
【宿泊業(特にホテル)】です。

 

そのポイントは主に2つで、
①営業機能を保有している事
②既存顧客基盤がある事
です。

 

①については、
宅配事業に参入をしている多くの企業が活用している販促チャネル
が主に、
・紙媒体
・WEB媒体
(・メディア)
とある中で、
・販促チャネルが増える
・アプローチ数(販促母数)を計画的に立てられる
・効果の比較的高い販促チャネルである
などの利点が挙げられます。

 

②については、
宴会、宿泊、館内イベント、館内外食、婚礼などの既存事業による
顧客基盤(名簿)があるため、それら顧客に対しアプローチする事で、
宅配顧客への誘導が出来ることが利点として挙げられます。

 

一方で多くのホテル企業様で課題となっているのは、

「一元管理化」出来ていないという点です。

 
①の営業機能面では、営業マンごとに俗人的に担当顧客を管理している為、

適切なアプローチ時期や方法が取れておらず、成果が出づらい、

また営業体制を事業・会社単位で把握しづらいといった事があります。
こういった場合には、
「営業顧客名簿の管理・リマインド等と行う管理人員配置」
によって一元化した名簿の見える化と有効活用をする事ができ、

効果的なアプローチに繋がります。

 

②の顧客基盤では、サービス部門、宿泊部門、厨房部門・・・など

部門ごとの顧客管理になっている場合があり、全社的な活用や

相互活用、部署間をまたいだリソース活用などができないといったことがあります。
こういった場合には、
「横串(部門横断型)での会議帯形成」
によって相互機能活用について情報を横断的に交換する事ができ、

宅配顧客化できる可能性のある顧客名簿を洗い出すことができます。

 

どういった形にしろ、俗人的・閉鎖的な情報保有は、顧客基盤や

営業機能の有効活用には繋がりません。
宅配事業参入を検討している企業様は、

自社が有利である事を前向きに捕らえ前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

 

また既に宅配事業に参入されている企業様は、
既存事業で貯蓄し、宅配事業でも大きな武器になる営業機能や顧客

基盤の有効活用について今一度考えてみてはいかがでしょうか。

執筆者
林田大碁
プロフィール

【メルマガ会員様限定】10社様限定!無料お試し参加招待状
宅配
2018/3/23
【メルマガ会員様限定】10社様限定!無料お試し参加招待状

現在、仕出し・宅配市場は、好調に拡大しており、
既にこの市場に参入されている企業様も多いのではないでしょうか。
しかし、ポータルサイトの台頭により参入ハードルは低下し、『競合増加』
異業種を含む『大手・有力企業のデリバリー参入』などが多く見られ、市場が『成熟化』しつつあり、
競合企業と自社の『差別化要素を作ること』が必要とされる市場になっています。
 
そこで、今回の宅配・ケータリング研究会の講座テーマは
「成熟市場を勝ち抜く販促と商品&人手不足時代に負けない製造手法の徹底大公開」です。
 
第一講座では、延べ100社に及ぶ船井総研ご支援先のWEB販促施策事例を
分析し、競合に打ち勝つ販促手法を大公開。
「紙販促をやっても当たらない・・・・」
「販促費用を掛けられない・・・・・」
そんな会社様でも即時業績が上がるWEB販促術を徹底した調査からお伝えします。
 
第二講座では、成熟市場でも売れるズバリ商品やズバリ業態を解説!
全国各地にある繁盛企業の商品・業態を徹底分析し、
自社の強みを活かしながら、今後どういった展開をすべきかを
考えていただく講座です。
 
売り方、売れる物をお伝えした後、次に考えるべきは製造。
人手不足時代と言われる、昨今、
「人手が足りないから売上が伸ばせない・・・・・」
という企業様も多いのではないでしょうか。
 
そこで、ゲスト講座では、急速冷凍機器導入コンサルティングと販売を行う
デイブレイク株式会社から代表取締役 木下昌之 氏をお招きし、
急速冷凍機器導入による製造の生産性向上についてお話し頂きます。
 
また、それに続く成功事例共有会では、
「自社厨房の生産性向上について」をテーマにしてディスカッションしていただきます。
全国の様々な商圏で、仕出し・宅配事業で成功を収める企業様の
製造手法や導入している厨房機器などの情報交換をして頂きます。
自社製造体制を見直すと共に、成功企業の製造現場の秘密について
余すところ無くお持ち帰りいただけます。
 
この「宅配・ケータリング研究会」では、
2月例会お試し無料参加の満員御礼にお応えし、
10社限定で4月例会の無料ご招待の機会を設けております。
(※無料ご参加は初めての方に限りますので、ご了承下さい。)
早速、お試し参加の申し込みをしたいという方は、
以下のURLより、お申し込みくださいませ↓
https://www.funaisoken.co.jp/form/study/index.html?gyoumu_no=A00200114043
 
「まずはこの研究会の詳細情報を知りたい」という方は、
以下のURLまでアクセス下さい!↓
https://funai-food-business.com/biz-delivery/lp/study/
 
皆様のお問合せ・ご参加を心より、お待ちしております。
 
株式会社船井総合研究所 林田大碁

執筆者
林田大碁
プロフィール

おせちの販売時期は年々早くなっていることをご存知ですか?
宅配
2018/2/26
おせちの販売時期は年々早くなっていることをご存知ですか?

皆様こんにちは。
船井総研中食コンサルタント林田です。
今回は「おせちの販売時期」のお話を。
 
「おせちは、年末年始に売るものでしょ?」
「秋や冬からの対策で大丈夫でしょ?」
と思われる方もいらっしゃり、
今おせちの話は、時期尚早かと思われますが、
実はそんな事もありません。
 
まずおせち市場のお話ですが、
現在、600億円と言われる重箱(完成品の)おせちの市場規模で
・人気料亭やレストラン監修
・洋風や中華風、肉系などの台頭
・少人数世帯対応(小サイズ)
などの商品トレンドが見られ、
・届けてくれるのが楽だから通販で買う
・自分では作れないものを食べたい
といった喫食・購買傾向が増えています。
 
そのため、従来のような
・自宅で作って食べる
・重箱3段のような形状の物を大人数で食べる
・和風(謂れや縁起物が入っている)
といった商品や形態からの移り変わりが見られます。
 
そんなトレンドの中で顕著に見られるのが、
●通信販売市場の拡大
●販売開始の早期化
の2点です。
年々早くなっているおせちの販売開始時期ですが、
ネット通販大手の楽天では、一部企業が
2018年1月1日から2019年用のおせち販売の販売を開始しており、
既に多くの企業が販売開始となっています。
 
先日お伺いした企業様でも、2019年販売用おせちの
今年上期から始める販促計画と施策を立案しており、
地方中堅企業様でも早期の販促計画を立てているという事は
珍しくありません。
 
ここで大切にしたいキーワードが「早期の囲い込み」
元々、おせちは既存顧客に販売する(馴染みの店舗で買う)
ビジネスモデルです。
 
多くの企業様では、
「うちはちゃんとリピート顧客が付いている」
「既存のお客様から買ってもらっている」
といったお声があります。
 
しかし、過去3年ほど購買顧客を洗い出し、
各年で離脱率を追っていただくと、
その離脱率が想像以上に高いといったことが往々にしてあります。
 
一定数のお客様は、変わらず買ってくれるが、
浮動層のお客様はいつの間にか通販やコンビニといった
早期販売をしているところに取られてしまう。
といったところです。
 
年末年始の風物詩である「おせち」
「販促や商品計画は秋冬から」と思っていると、
いつの間にか売上が落ちている。
そんなことになりかねません。
 
まずは自社のおせち離脱を把握し、
早期にアプローチを計画するそんなサイクルを
検討してみてはいかがでしょうか。
 
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執筆者
林田大碁
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