経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
山田 真大

福岡出身。立命館大学を卒業後、東京の人材系ベンチャー企業にて、大卒向け就職イベントの企画・営業・運営に携わる。業種規模に関係なく年間約300社の企業の人事部に訪問して採用の企画の提案を行っていた。また、年間70近い就活イベントを運営していた経験から、イベントからの採用に長けている。

船井総研入社後は、採用スタートアップの飲食店・食品メーカーを中心に、採用計画~イベントの当日の運営指導、選考活動の支援を行っている。

働き方改革「有給取得義務化」条件まとめ ~いま外食企業に求められる対応とは~
人材
外食
2018/12/17
働き方改革「有給取得義務化」条件まとめ ~いま外食企業に求められる対応とは~
  • ★人手不足
  • ★収益性
  • 採用

2019年4月から施行される年間10日以上の有給を付与される者は

5日以上の消化の義務化。この法律は、社員だけでなく当然パート

アルバイトにも適応されます。

 

皆様は、どのパート・アルバイトが何日の有給を付与される対象か

認識されていますでしょうか?

 

労働時間の短いパート・アルバイトも、勤務日数と勤務年数によって

付与の対象となります。

 

パート・アルバイトの有給取得については、大きく2つのパターンがあります。

■勤務日数が週5日以上

勤務開始から6か月経過すると、10日の有給が付与されます。以降1年ごとに

有給が付与されますが、10日より少ない付与はありませんので毎年5日は消化しな

くてはいけません。

 

■勤務日数が週4日以下

勤務開始から6か月経過すると、勤務期間と勤務日数に合わせて有給が付与

されます。週1日しか入らない人であっても有給は付与されますので、注意

が必要です。

 

週4日以下の勤務の場合、次の場合は、有給付与日数が10日を超えます。

 

①週4日以上働いており、入社から3年半経過している

②週3日以上働いており、入社から5年半経過している

 

上記の2つの場合、5日消化の義務が発生します。大学生や高校生の

アルバイト中心の企業様ですと、対象者は少ないかと思いますが、

仕込みのパートや昼業態で主婦層を多く雇用している企業様ですと

意外と対象者が多くなりますので注意が必要です。

 

※出典:詳細 厚生労働省

 

https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/qa/zigyonushi/yukyu/q1.html

 

上記を踏まえて年内に皆様に確認していただきたいことが③つございます。

①誰がどれだけの有給を取得できるのか?

年間の勤務日数と勤務期間がわかりましたらすぐに計算することができます。

社員の管理台帳と合わせて確認してみてください。

 

②有給を取得された場合どれだけのコストがかかるのか?

こちらは、会社規定によって1日の単価を定めることができますが、

一般的な算出方法としては、当人の直近3カ月の1日の労働時間の平均

を基準として賃金を計算する方法です。

 

(3カ月間の総労働時間)÷(勤務日数)×(時給単価)

 

こちらの計算式に合わせて、10日以上の人が5日消化した場合のコストと

リスク管理として、全パート・アルバイトが有給をすべて消化した場合の

コストを算出してみてください。

 

人件費率はどのようになるでしょうか?

 

③有給を取得された場合人員は足りるのか?

こちらも、10日以上の方が5日休んだ場合と、全パートアルバイトが有給を

使った場合で追加で必要となる時間数を計算してみてください。

 

①~③をおこなっていただき、利益が出なくなる、人員が不足しているなどの

問題が浮き彫りになった場合はすぐに、生産性や採用体制を見直す必要が

あります。

 

2018年のうちに、4月以降のめどを立てておきましょう。

 

船井総研では、人材でお悩みの飲食店経営者さまからの無料経営相談を承っております。

ご相談をご希望の経営者さまは、こちらをクリックしてください。

 

本コラムが、経営者のみなさまが自社の労務環境を見直すきっかけとなれば幸いです。

執筆者
山田 真大
プロフィール
フードビジネス.com
外食
2018/8/08
求人を放置してはいけない3つの理由

船井総研では、飲食店の持続的な業績アップを実現すべく、人材・組織づくりを全国各地で
お手伝いさせていただいております。
 
自社の採用サイトを活用したダイレクトリクルーティングのモデルをご紹介させていただいています。船井総研では無料で作れる簡易版の採用サイトのサービスをしております。ご興味ある方は下のURLからお問合せ下さい。
 
さて、自社サイトで求人を作る場合ですが、多くの企業様が「作って安心、あとは待つだけ」となっているようです。本日は求人を作って待っているだけではいけないというお話と常に求人を最新にして求人を集める必要性についてお話したいと思います。
 
■求人を放置してはいけない3つの理由■
 
①アクセス数が減る
・Indeed活用の採用モデルの場合、求人を更新するのとしないのとでは、下のグラフのような違いがあります。情報を最新に保つことで、indeedでの表示位置の上位をとることができますが、更新をしない場合は「評価」が下がり、左のグラフのようにアクセス数は下げ止まりしてします。最新に保つか否かによって、(地域にもよりますが)サイトへのアクセス数は3~10倍変わってきます。
 

 
②求人の情報が古くなる
・掲載している情報が古くなって、現状と齟齬が出てしまうことが二つ目の理由です。
最近は周りの飲食店の時給や待遇条件が変わるスピードが速くなっています。そのため、練りに練った求人でも3か月後には陳腐化してしまうということもしばしば起こります。飲食店の採用力を高く保つためには、定期的に求人の見直しをすることが大切です。
 
③SEOが弱くなる
・HPが検索の上位に表示されるか否かは主に次の要素で決まります。
 
◎情報量
◎アクセス量
◎更新頻度
 
「更新の頻度」を上げることは非常に重要です。一般的に検索結果の表示順位によってクリック率は下記のように変化しますので、上位表示をとれないことは「チャンスロス」に繋がります。
1位 :21.12% 2位 :10.65% 3位 : 7.57%(googleの場合)
 
すでに、求人を作られて、3か月以上放置していらっしゃる企業様はぜひ一度更新活動を行ってみてください。また、なにを更新すればわからない、現状どのようになっているかの分析のご依頼などは、下記のURLからいただければと思います。
 
<無料で作れる自社採用HPのお申込み・山田へのお問い合わせ・ご相談はこちらから>
https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-inshoku/inquiry.html
 
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

執筆者
山田 真大
プロフィール
自社サイトを有効活用した「採用」の次の一手
人材
外食
2018/7/05
自社サイトを有効活用した「採用」の次の一手

船井総研では、飲食店の持続的な業績アップを実現すべく、人材・組織づくりを全国各地で

お手伝いさせていただいております。

 

現在、船井総研からおすすめさせていただいている自社サイトを活用したダイレクト

リクルーティングの手法として、indeedをよくご紹介させていただいております。

 

IndeedのテレビCMも大々的に放送され、indeed自体が有名になってきている状況ですが、

その結果、indeedのクリック単価が上昇し、採用コストが上昇する地域も出てきました。

 

昨年はクリック単価が150円程度で効果がでる位置を獲得できていた神奈川県エリアで、

現在は240円。昨年100円程度で運用できていた島根県エリアでも150円程度と

上がってきております。

 

そこで今回は、自社の採用サイトを有効活用した新たなWEB採用の成功事例をご紹介します。

 

「Googleのリスティングを活用した成功事例」です。

 

Googleリスティングでは、一定のキーワードが検索された際に、自社のサイトを広告として

表示させることが可能です。

 

WEB採用は基本的に、採用サイトに集まったアクセス数で成否が決まります。

 

船井総研の指標では200アクセスに対して1応募、応募率0.5%が基準値になっています。

 

このアクセスを集めるための手法の一つとしてGoogleリスティングを活用しています。

 

Googleリスティングを使う際のポイントは、下記になります。

 

〇ニッチキーワードを設定してコストを下げる

求職者が仕事を探す検索キーワードの人気不人気によってクリック単価が上下します。

例えば、「中途 正社員」などのキーワードは競合数も多く、エリアによって

異なりますが1クリックあたり400円以上します。そのため採用単価は合いません。

しかし、「中途 正社員 飲食」になると100円前後で1クリックを獲得することが

可能です。一般的に需要の高い(=単価の高い)検索キーワードに投資するのではなく、

より絞り込まれた検索キーワードを選択し、費用をおさえつつクリック数を集める

方法です。

 

〇メジャーなキーワードも組み合わせて単価を合わせる

クリック単価を抑えた採用活動の場合、150円以下のキーワードを集める必要があります。

そのためには、3つの検索キーワードで構成されるものを多く設定するのが効果的です。

例えば、「地域」「職種」「雇用形態」「業態」「雇用条件」「休日数」のうちから、

3つの検索ワードの組み合わせを作るだけで、120個の検索キーワードを作ることが

できます。このようにして、検索キーワードを作り実際にリスティングで運用を行い、

店舗がある地域にあった費用対効果の高い検索キーワードをピックアップしていくのです。

 

地域に合わせて、広告のエリア選定

採用リスティングのクリック単価を調整するうえで、もう一つ重要なのが、

「求人の出稿エリアを限定することです。(求職者の中でもこのエリアに住んでいる

人達にだけ求人内容を検索できるようにすること)

 

以下、成功事例を2つご紹介します。

 

採用激戦区の新宿、6万円でラーメン店社員2名応募1名採用

「新宿 ラーメン 正社員」の検索キーワードを中心に設定を行いました。

東京の中央線沿いの通勤可能エリアだけに絞って採用リスティングの運用を実施。

その結果、わずか1ヶ月で自社の採用サイトに356アクセス(採用サイトを見て

くれた数)を集め、2名の応募につながりました。新宿は、住む人は少ないにも

関わらず競合数が多く、結果的にクリック単価が高いエリアです。

そこを通勤可能エリアにのみ絞り込み採用リスティングを出したのがクリック

単価を下げつつ採用できた要因です。

 

地方エリアは、「地域名 アルバイト」で上位独占

採用商圏が10万人程度のエリアであれば、多くの求職者にネット上で検索される

ビックキーワードを狙うことも可能です。島根県の飲食企業で設定した

採用リスティングでは、「地域名 アルバイト」「地域名 正社員」などの

検索キーワードでもクリック単価が136円前後で運用できました。

こちらのエリアは、Indeedで効果的な位置を獲得するためには、

クリック単価が170円程度かかる立地です。つまり、Indeedより1クリック

あたり30円安くなります。1つの応募を獲得するための標準となる

200アクセスで計算すると、1応募あたり約6,000円安くなります。

 

 

また、検索キーワードは多いほど採用の成功に結びつきやすくなります。

そのため、状況によっては1,000個以上の検索キーワードを設定し、

調整していくこともあります。

 

是非、自社の採用サイトを有効活用した新たな一手として、採用リスティングも

活用していただければと思います。

 

何かご不明な点やご質問などがありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。

全国各地のエリア特性に応じた成功事例をもとにポイントをお伝えさせていただきます。

 

<山田へのお問い合わせ・ご相談はこちらから>

https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-inshoku/inquiry.html

 

 

執筆者
山田 真大
プロフィール
高卒採用スタート!
人材
外食
2018/5/24
高卒採用スタート!
  • ★人手不足

いつも飲食店経営に役立つ本コラムをお読みいただきまして誠に有難うございます。

 

5月も終わりが近づきまして、ハローワークの高卒求人

説明会も各地でどんどん始まっているようでございます。

いよいよ高卒採用が始まりです。

 

今年、驚いたのは、いままで5月の中旬から行なわれていた

高卒採用向けの説明会を5月初旬に行う地域が出てきたこと

です。県外就職者が多いので、少しでも県内企業を有利に

するためというお話でした。

 

昨年も高卒採用の倍率は一段と高くなりましたが、今年も

一層倍率は上がりそうです。

 

そこで、この時期にきちんとしておいていただきたい事が

【高校への訪問活動】です。

 

先日東京で開催したセミナーでも

お話させていただきましたが、この時期が高卒採用を

成功させるためにいちばん重要な時期になります。

 

7月に求人票を送るだけでなく是非一度、学校訪問を

してみてくださいませ。

 

そして、学校訪問の際には、自社の事を説明したツール

(動画や冊子)を持参しましょう。

執筆者
山田 真大
プロフィール