経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平

入社後30業種以上のコンサルティングに携わった後、中食領域のコンサルティングに従事。中食事業の開発はもちろん、飲食店や惣菜店などの活性化でも数多くの実績を上げている。現在、船井総研社内でもトップクラスの支援企業数、支援先業績アップ実績を持ち、フード領域のコンサルタントでは史上最速でグループマネージャー、シニア経営コンサルタントに昇進。クライアントの独自性作りと既存の概念にとらわれない最新技術やノウハウの活用による独自の業態開発をミックスさせたユニークなコンサルティング手法には定評があり、赤字企業のV字回復に向けた即時業績アップから、数百億円を超える上場企業の戦略作りまで幅広い領域において成果を上げている。

人手不足対応で取り組まなければいけない3つのこと
宅配
給食
2018/9/12
人手不足対応で取り組まなければいけない3つのこと

皆様こんにちは、船井総研の小林です。

 

中食業界は現在成長期マーケットですが、

一方で備えなければならないリスクが

あります。

 

それが、

①人口(胃袋)減少による市場規模縮小

②労働人口減少による国内労働力の下落

です。

 

特に②に関してはすでに顕著化しており、

人手不足時代への対応が目下の経営課題と

なりますが、この人手不足自体が

労働人口の減少からくるメガトレンドです。

 

つまり、既存の経営体質、会社のあり方の

延長で、採用を強化しても成果を上げる

ことが難しいわけです。

 

ここを根本的に見直すために取り組む

べきことが3つあります。

 

①人手不足対応を前提とした業態転換

②高騰する採用・定着コストの吸収

③人手に依存しない仕組みの構築

 

です。

 

①については、ロイヤルホストさんや

オリジン弁当さんなど、大手企業も

実施された24時間営業廃止の流れが

顕著です。

 

そもそも外食・中食業界自体が

不人気業種だったなかで、

業態のあり方を変え、消費者にも

求職者にも選ばれる業態へと

転換する必要があります。

 

また、こういった業態転換も含めて、

雇用した方に長く働いてもらう、

そもそもここで働きたいと思って

もらうために、会社自体の労働環境を

整備する必要があります。

 

こういった部分への投資やそもそも

採用条件を改善することで、

今後、人材コストはどんどん高騰します。

 

そこで重要なことが

②の採用・定着コストをどこで

吸収するか、ということです。

 

このコストを吸収するためには、

必然的に高収益化が必要になります。

 

そもそも収益(=利益)は売上-経費

であるため、売上を最大化するか、

経費を最小化するかのどちらかに

取り組まなければいけません。

 

ただ、今後人材コストだけでなく、

食材原価も高騰するなかで、

経費の最小化は実現可能性が低い戦略です。

 

したがって、売上の最大化に取り組む

ことになりますが、多拠点化には

人材リスクが伴うなかで、

いかに1拠点の売上を最大化することが

できるかがポイントになります。

 

例えば、沖縄のあいあいケータリングさん

では、弁当・オードブルの宅配、企業向け

ケータリング、寿司出前のFCを展開され、

1拠点で年商4億円を実現されています。

 

また、同じく沖縄の上間天ぷらさんでは、

持ち帰り弁当・天ぷら店を5店舗展開

されていますが、無店舗型のパーティ

ケータリングや法事等の仕出しを

各店舗に付加することで、1店舗あたり

1億円の売上を作られています。

 

こういった形で、

特に中食業界では1拠点売上最大化を

追求することになりますが、

複合化することで招く生産性ダウンに

備えて、③の人手に依存しない仕組みの

構築(=生産性アップ)に取り組みます。

 

中食業界における生産性アップについては、

これまでメルマガ内でも何度かお伝え

しているので、詳細については

割愛させて頂きます。

 

いずれにしても、今後の人手不足時代に

対応するために、上記3つの取り組みを

検討して頂ければと思います。

 

また、今回本コラムにてご紹介させて

頂いた、「あいあいケータリング様」と

「上間天ぷら様」2社の視察ツアーの

開催が決定いたしました。

 

この機会に、上記の取り組みを

実践されている2社様の取り組みを学び、

今後の経営に活かして頂ければと思います。

 

 

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール
「実演率」が介護給食事業の重要KPI
給食
2018/9/10
「実演率」が介護給食事業の重要KPI

今回は、
「完全調理済みの介護施設給食事業」を伸ばすための
細かいですが大事な話です。

調理済みパック給食に参入されている企業の多くが
新規案件を獲得するために「試食受付」をしていますが、

「試食受付から受注」まで
結び付けられていないケースが多くあります。

単純ですが、
「試食希望施設にサンプルを送るだけ」では成約率が低く、
「サンプルばらまき状態」になります。

重要なのは、「確実にサンプルの試食をしていただくこと」です。
すなわち「試食完了率を上げること」が重要です。

そのためのアクションが、
「サンプル品の調理実演付きのアポイント」をとることです。

「30分間」「実演付き」「サンプル品を調理しながら説明」
という内容のアポイントをとることで、

契約率は上昇し、契約までの期間も短縮されていきます。

「試食完了率」には、ぜひこだわっていただき、
そのためのアクションをしていただければと思います。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール
スマホサイトの注文率を高める ポイントとは?
宅配
2018/8/22
スマホサイトの注文率を高める ポイントとは?

皆様こんにちは。船井総研の岩松です。

 

今回は「スマホサイトの注文率を高めるポイントとは?」

というテーマについてお伝えいたします。

 

HP経由の売上を要素分解すると、

 

HP経由の売上=①セッション数×②注文率×③注文単価

 

という形で表すことができますが、このなかでも特に、②注文率については

自社サイトの内容や導線設計次第で数値の高低が決まってきます。

 

そこで、フードデリバリー事業を運営しているご支援先企業様・非ご支援先

企業様のスマホサイトを計100サイト以上見渡していくなかで

見えてきた、注文率の高いスマホサイトの特徴について、

大きく4つの観点からご紹介させていただきます。

 

 

①注文導線(電話・注文への誘導)

 

(1)ファーストビュー

(=ユーザーがHPに最初に訪れた際に目にする部分)に

「電話番号」「受付時間」「配送時間」が記載されている

⇒トップページに流入後、すぐに注文してもらえるようにする。

 

(2)電話バナーが掲載されている

⇒HP閲覧中に、いつでも注文を受けることができる。

 

(3)「商品一覧」「用途で選ぶ」「価格で選ぶ」等、

より多くの商品誘導の切り口を作っている

⇒各商品ページへ流入させる機会が増える。

 

 

②ユーザビリティ(使い勝手の良さ)

 

(1)バナー1つあたりのクリックできる範囲が大きい(広い)。

⇒次のページへスムーズに移行できる。

 

(2)バナーとバナーの間にスペースを作っている

⇒ミスタッチを防ぐことができる。

 

(3)「詳しくはこちら」というフレーズ

⇒次ページへの誘導を促す。クリックできるかどうかの判断がしやすい。

 

 

③コンテンツ

 

(1)商品ランキングを表示している

⇒商品選択に迷っているユーザーを誘導する効果がある。

 

(2)各商品ページの下部におすすめ商品が表示されている

⇒サイト内の回遊率を高めることで、ユーザーと商品との接触機会を

増やすことができる。

 

(3)スマホサイト内にSNSのボックスが設置されている

⇒自社の商品・サービスの認知度を高めることができる。

 

 

④レイアウト

 

(1)タイトルに「業態名」「エリア名」の表記がある

⇒「どこで」「何屋」を展開しているのか?がわかる。

 

 

(2)スライドがファーストビューの範囲内に掲載されている

⇒トップページへ流入後、すぐに商品ページへ誘導させる可能性を高める。

 

(3)特集バナーが掲載されている

⇒用途を明確に打ち出すことで、関心度の高いユーザーを誘導することができる。

 

 

文章だけではわかりづらい点もあるかもしれませんが、皆様の会社でも是非上記の

内容を参考にしながらスマホサイトの改善に取り組んでみてください。

 

◆岩松へのお問合せ・ご相談はこちらから

https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-food-business/soudan-delivery-inquiry.html

 

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール
注文率の高いスマホサイトの特徴とは?
宅配
2018/8/13
注文率の高いスマホサイトの特徴とは?

皆様こんにちは。

船井総研の岩松です。

今回は「注文率の高いスマホサイトの特徴とは?」

というテーマについてお伝えいたします。

HP経由の売上を要素分解すると、

HP経由の売上=①セッション数×②注文率×③注文単価

という形で表すことができますが、

このなかでも特に、②注文率については

自社サイトの内容や導線設計次第で数値の高低が決まってきます。

そこで、フードデリバリー事業を運営している

ご支援先企業様・非ご支援先企業様のスマホサイトを

計100サイト以上見渡していくなかで見えてきた

注文率の高いスマホサイトの特徴について、

大きく4つの観点からご紹介させていただきます。

①注文導線(電話・注文への誘導)

(1)ファーストビュー(=ユーザーがHPに最初に訪れた際に目にする部分)に

「電話番号」「受付時間」「配送時間」が記載されている

⇒トップページに流入後、すぐに注文してもらえるようにする。

(2)電話バナーが掲載されている

⇒HP閲覧中に、いつでも注文を受けることができる。

(3)「商品一覧」「用途で選ぶ」「価格で選ぶ」等、

より多くの商品誘導の切り口を作っている

⇒各商品ページへ流入させる機会が増える。

②ユーザビリティ(使い勝手の良さ)

(1)バナー1つあたりのクリックできる範囲が大きい

⇒次のページへスムーズに移行できる。

(2)バナーとバナーの間にスペースを作っている

⇒ミスタッチを防ぐことができる。

(3)「詳しくはこちら」というフレーズ

⇒次ページへの誘導を促す。クリックできるかどうかの判断がしやすい。

③コンテンツ

(1)商品ランキングを表示している

⇒商品選択に迷っているユーザーを誘導する効果がある。

(2)各商品ページの下部におすすめ商品が表示されている

⇒サイト内の回遊率を高めることで、

ユーザーと商品との接触機会を増やすことができる。

(3)スマホサイト内にSNSのボックスが設置されている

⇒自社の商品・サービスの認知度を高めることができる。

④レイアウト

(1)タイトルに「業態名」「エリア名」の表記がある

⇒「どこで」「何屋」を展開しているのかがわかる。

(2)スライドがファーストビューの範囲内に掲載されている

⇒トップページへ流入後、すぐに商品ページへ誘導させる可能性を高める。

(3)特集バナーが掲載されている

⇒用途を明確に打ち出すことで、関心度の高いユーザーを誘導することができる。

文章だけではわかりづらい点もあるかもしれませんが、

皆様の会社でも是非上記の内容を参考にしながら

スマホサイトの改善に取り組んでみてください。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
小林 耕平
プロフィール