経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾

同志社大学経済学部卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。入社以来BtoB営業、飲食店、食品製造業、WEB、設備工場などのコンサルティングを経て、現在は食品製造業のコンサルティングをメインに全国を飛び回っている。主に酒・味噌・醤油など醸造業における業績UPを得意とし、指導開始3か月以内に結果を出すことにコミットしている。WEB制作会社、広告代理店、PR会社、海外販路拡大、レシピ開発、補助金・助成金取得など提携パートナーとの連携を深めているため、食品製造業の経営課題をワンストップで解決することが可能である。

時流適応!拡大するチョコレート市場をつかめ!
スイーツ
2019/10/23
時流適応!拡大するチョコレート市場をつかめ!

船井総合研究所 地方創生支援部 地域食品振興グループ スイーツチーム チームリーダーの中渕です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回はライフサイクル理論の安定期第8期と言われる食品市場において今急成長を遂げている「チョコレート」についてご説明させていただきます。

近年は「肉」「チーズ」「チョコレート」「ミルク」など食の欧米化がさらに進んでいると感じています。

これらをメイン商品にした専門店も飲食・物販問わず台頭してきております。

ここで総務省統計局が1年間の家計を調査した「家計調査年報」をもとに変遷をみていきたいと考えております。

 

総務省統計局「家計調査年報2018」を加工

 

菓子市場全体はここ9年で5%の伸びですが、チョコレートの家計消費は50%の成長をしております。

 

先日、スイーツビジネス研究会にてゲストでご講演いただいたケンズカフェ様はじめ、チョコレートおよびガトーショコラ専門店などのチョコレート菓子の繁盛店が多く世の中に出てきています。

 

これまで専門性が高く、技術的参入障壁が高かったチョコレートの業態を

なんとか異業種の方も含めて「参入しやすく成功しやすい」ビジネスモデルにできないか?と考えておりました。

 

この度、船井総研が考える業態開発の超プロの方々とパートナーシップを結ばせていただき、業態開発のプロセスが整いましたのでご報告させていただきます。

 

チョコレート専門店ビジネスモデル公開セミナー

 

https://sem.funai-food-business.com/seminar/052233/

 

チョコレート界のカリスマ!「アッサンブラージュカキモト」垣本シェフによるご講演付です。

 

是非ともご参加いただけますと幸いです。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
老舗に学ぶ200年企業の作り方 ~たねやグループ~
食品
2019/10/07
老舗に学ぶ200年企業の作り方 ~たねやグループ~

いつもお読みいただきありがとうございます。

チーフ経営コンサルタントの中渕でございます。

 

今回のテーマは「老舗に学ぶ200年企業の作り方」です。

1872年創業(創業147年)、次の100年200年を見越して革新を続けられる「たねやグループ」から守りと攻めの企業戦略を学びたいと思います。

 

さて皆様

「たねやグループ」はご存知でしょうか?

滋賀県に本店があり、関東・関西・福岡に50店舗(2019年9月現在)展開されている、和菓子店中心の企業グループとしてはナンバー1の年商200億円企業です。

社員数は2019年4月時点で1,208名(正社員)です。

商品としては、創業以来時代にあわせて配合・味を変えつつも主力商品として残り続けている「栗饅頭」、食べる直前に餡を最中に挟むという今では当たり前だが80年代当時では画期的な「ふくみ天平」(実用新案を1985年に取得)、清涼感を出すため透明のプラスチックに入れた、当時としては斬新な「水ようかん」(のどごし一番本生水羊羹は発売当初350万個の快挙)、オリーブオイル×大福の「オリーブ大福」などなど和菓子業界に常に革命を起こしてきました。

また1951年から洋菓子作りをはじめ、1979年に法人化された「クラブハリエ」もたねやグループです。もともと海外から伝わって硬かったバウムクーヘンを日本人好みのふんわり・しっとりに仕立て、日本のバウムクーヘン人気の火付け役となりました。

店舗内でバウムクーヘンの製造工程を見せ、ライブ感を演出するという売り方もクラブハリエから始まったと言われています。

また2015年には、創業の地滋賀県の近江八幡に36757坪もの広大な土地に「ラコリーナ近江八幡」がオープンしました。ラコリーナは年間200万人以上来場し年商20億円以上売り上げるたねやグループの旗艦店です。こちらに本社機能も持たれています。

 

 

このような展開をされてきた「たねやグループ」ですが、全国展開をされ大きな企業になられたのは先代社長の時代である1966年以降です。1983年の日本橋三越出店を皮切りに全国へと展開されました。

 

現在では四代目のたねやグループCEO 山本昌仁氏が後を継がれ

次の100年、200年を見据えた経営をされています。

 

「たねやグループ」の経営手法において多くの学びをいただきましたが、その中でも大きく3つの点をご紹介したいと思います。

 

①朝夕に唱和する「たねや実践訓 八つの心」による理念の浸透

一つ   私は素直な心でいただらうか
二つ   私は人様の無事と倖せを祈る心を忘れはしなかったか
三つ   私は正直と敬う心を持っていただらうか
四つ   私は装う心を大切にしていただらうか
五つ   私は手塩にかける心を忘れてはいなかったか
六つ   私は感謝の気持ちを持っていただらうか
七つ   私は親切の心を大切にしていただらうか
八つ   私は活き活きする前進の心を持っていただらうか

 

②地域とともに生きる環境作り

たねや農藝、たねや×SDGsなど創業の地、近江八幡や日本の環境を守る取り組みをされています。

 

③働きやすい環境作り

企業内保育(おにぎり保育園)、部署間の壁のない本社、週一回のガチャガチャによる席決め、社員向けセミナーなど人財を大切にする取り組みをされています。

 

どれも食品メーカーを経営されている皆様に聴いていただきたい・学んでいただきたい内容です。

今週もお読みいただきありがとうございました。

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
刺激的な知的興奮を!「経営研究会全国大会2019〜第93回経営戦略セミナー〜」のご案内
食品
2019/7/31
刺激的な知的興奮を!「経営研究会全国大会2019〜第93回経営戦略セミナー〜」のご案内

船井総合研究所 地方創生支援部 地域食品振興グループ主催の食品ビジネス経営研究会8月度例会「経営研究会全国大会2019〜第93回経営戦略セミナー〜」のご案内です。全国から延べ5,000名を超える経営者・幹部の皆様にお集まりいただく研究会全国大会。その分科会として8/23(金)に食品ビジネス経営研究会を開催します。総勢70名を超える全国の食品製造業・販売会社の経営者・幹部の皆様に東京 グランドプリンスホテル新高輪にお集まりいただき刺激的な情報交換を繰り広げてまいります。今回のテーマは「海外展開およびインナーブランディング」です。ゲストに高級チョコレートのOEMで有名なグランプラス様、「奇跡の醤」でNHK逆転人生に取り上げられた八木澤商店様をお迎えします。中長期を見据えた経営戦略の構築や周年事業に合わせた社内向けのブランディングのご参考にしていただけますと幸いです。

 

当コラムでは八木澤商店様に関して、記載をさせていただきます。

同社は1807年に創業され2007年に200周年をむかえられた企業です。創業当時は造り酒屋でしたが1944年に時代背景もあり味噌醤油メーカーに生まれ変わりました。

「大手が絶対に造らない醤油造り」をコンセプトに限られた地元素材や昔ながらの伝統製法で品質の高い商品を作られています。

200年続いた理由は「背伸びしない、身の丈にあった商売をしてきたこと」と仰っておられます。創業200年における対外的なブランディングはよくある話ですが、社内に理念を共感いただく内向きの良い機会でもあります。

今後100周年、200周年などアニバーサリーを控えられている企業様も多く当コラムをお読みになっていると思います。

この機会にぜひ八木澤商店様のインナーブランディングの事例を生の声で是非ともお聴きいただけますと幸いです。

またモノ造りにおきましても八木澤商店様では

「地元」「ほんもの」「プラス志向」「オンリーワン」という4つのキーワードで商品造りをされております。

この考え方は船井総研がお手伝いさせていただく際のモノ造りのキーワードとマッチする部分がございます。

このままでは大豆も麦も日本からなくなってしまうということで1989年(平成元年)から農業も手掛けられました。

 

震災を乗り越えられてきたこれまでの苦難、そして今後を見据えられた経営理念などを八木澤商店様から学ばせていただくいい機会として経営戦略セミナーにご参加いただければ幸いでございます。

 

是非ともご参加いただけますと幸いです。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

↓↓↓お申込みはこちら↓↓↓

経営研究会全国大会2019〜第93回経営戦略セミナー〜

食品ビジネス経営研究会 分科会

日時:8月23日(金)8:30~13:00

会場:品川プリンスホテルメインタワー19階

お申込みはこちら

https://funai-food-business.com/biz-food/study/

 

 

~開催予定セミナーのご案内~

異業種向け単品スイーツ専門店参入セミナー

開催概要:2019年08月28日(水)@船井総研 東京本社

2019年09月10日(火)@船井総研 淀屋橋セミナープレイス

https://sem.funai-food-business.com/seminar/048262/

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
リピート販促の重要性
食品
2019/5/20
リピート販促の重要性

いつもお読みいただきありがとうございます。

船井総合研究所 地方創生支援部 地域食品振興グループ

チームリーダー チーフ経営コンサルタントの中渕です。

 

以前の私のコラムでCRMについて書かせていただきました。

 

https://funai-food-business.com/column/5792/?type=biz-food

 

少し内容を振り返ります。

最近の傾向としまして「去年と同じ商品を」「同じ相手に」「同じ売り方」で提案している企業は、前年対比90%程度に落ち込むことが散見されます。なぜなら人口減少は既に始まっていますが、世帯数の増加にも陰りが見え、減少に転じているからです。

また「超高齢化」と言われる日本において、購買力のある世代が老後資金の確保のために消費を抑え貯蓄し、また介護に費用がかかるなど実質的な購買力の低下が著しいです。

ただ、現状を悲観するのではなく「今の時代には今の商売のやり方がある」と頼もしいお声をいただく機会も増えてきました。

必要なことは「信者客の見える化」です。

上位20%の顧客が全体の80%の売上を作っているという例さえあります。このように売上の構造を理解するところからはじめてみましょう。

今回はネット通販におけるリピート策をご紹介させていただきます。

今までは新規顧客の獲得に重きを置いてきた企業様が多いと思いますが、食品における通信販売はリピート売上が積み重なってきてはじめて十分な利益が残ります。

CRMのシステムを導入する前に、最低限の施策が実施できているか再度以下のチェックをお願いします。

【商品編】

・新商品の投入(リニューアル、新セット含む)

⇒最低限季節ごと(年4回は投入する)

・まとめ買いの提案

⇒大口で家庭内在庫を増やす

・用途別ギフト提案

⇒パーソナルギフト(お祝い・内祝い等)の登録

・ギフト対応の充実

⇒歳時記限定包装紙・メッセージカードなど

・催事記の実施

【メルマガ販促編】

・メルマガ登録によるメリットの訴求

⇒シークレットセールのご案内、月一クーポンの配信など

・週2回HTML(画像付き)メルマガの配信

・お誕生日メルマガ

・ポイント失効メルマガ

・掘り起こしメルマガ

⇒一定期間ご注文がない方へのアプローチ

などです。

ご不明点がございましたらお気軽にご相談くださいませ。

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

 

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=shokuhintsuhan-saitekika2017#_ga=2.264695880.699225028.1552544451-691366651.1548290704

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール