経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾

同志社大学経済学部卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。入社以来BtoB営業、飲食店、食品製造業、WEB、設備工場などのコンサルティングを経て、現在は食品製造業のコンサルティングをメインに全国を飛び回っている。主に酒・味噌・醤油など醸造業における業績UPを得意とし、指導開始3か月以内に結果を出すことにコミットしている。WEB制作会社、広告代理店、PR会社、海外販路拡大、レシピ開発、補助金・助成金取得など提携パートナーとの連携を深めているため、食品製造業の経営課題をワンストップで解決することが可能である。

自社の信者客は誰か把握していますか?
NEW
食品
2019/3/25
自社の信者客は誰か把握していますか?

いつもお読みいただきありがとうございます。

船井総合研究所 地方創生支援部 地域食品振興グループ

チームリーダー チーフ経営コンサルタントの中渕です。

 

造り酒屋や味噌屋・製造小売りの企業様は顧客との接点が多く、単一販路の部分最適ではなく、マルチチャネルでの全体最適が重要となって久しいかと思います。

右肩上がりの高度成長期・バブル期には、メーカーは物を作れば作るほど売れ、(現状と比較して)シンプルな業務内容で、皆、将来の豊かさを夢見、活気に溢れていたことと思います。

船井総研にはじめてご相談いただく、(皆ではありませんが)比較的50代以上の経営者様・社員の皆様から「昔はよかった」というお声を多々いただきます。「また景気がよくなればいいな~」というお声さえ聞くことがあります。

しかし、我々とお付き合いの長い皆様は「投機的に現状の外部環境に一喜一憂するのではなく、自社の価値を分かっていただける真のファン(信者客)を維持して増やし、地に足の着いた堅実な経営をしたい」とお考えだと思います。

特に最近の傾向としまして「去年と同じ商品を」「同じ相手に」「同じ売り方」で提案している企業は、前年対比90%程度に落ち込むことが散見されます。なぜなら人口減少は既に始まっていますが、世帯数の増加にも陰りが見え、減少に転じているからです。

また「超高齢化」と言われる日本において、購買力のある世代が老後資金の確保のために消費を抑え貯蓄し、また介護に費用がかかるなど実質的な購買力の低下が著しいです。

ただ、現状を悲観するのではなく「今の時代には今の商売のやり方がある」と頼もしいお声をいただく機会も増えてきました。

最近の成功事例といたしまして、地域密着型の商売においても

やり方を間違わなければ増収増益となっています。

その会社に共通するのは「信者客の見える化」です。

上位20%の顧客が全体の80%の売上を作っているという例さえあります。このように売上の構造を理解するところからはじめてみましょう。

まずは顧客の会員化です。

店舗ではポイントカード会員制度の導入です。

※通販では顧客情報が取得できます。

そこからレジシステム・ECカート・顧客一元化システムと基幹システムを連動し「どのお客様が年間何回・いくら購入してくれているか」「どの商品を入口として購入し、どの商品で固定客化しているか」などが分かるようにCRM(顧客関係管理)の仕組みを構築することが今まで以上に重要となってきました。

そういった土壌ができてから様々な施策による効果検証をとると非常にマーケティングがおもしろくなります。

「新聞折込やポスティング、地域新聞の広告欄に自社の告知をし、店舗会員や通販顧客が100名増えた」

「社員さんが頑張って作成している毎月のニュースレターにより、自社の想い・価値観を発信し、来店頻度が増え、お客様の一人当たり年間購入金額が3万円から5万円に増えた。」

「店舗での一見客に対して通販誘導ツールを配布し、通販で固定客化できた」

など様々な効果が“見える化”されます。

このような仕組みを作るためにはレジシステムから見直すことが多いです。

一から店舗を作る、初期投資を抑えたい、補助金を使いたい

といった場合、多様な決済方法もスムーズに導入できるスマレジを入れ、ネクストエンジンなどの受注一元化システムによりECと店舗の顧客情報を一元化し、顧客データベースや基幹システムとつなぎこむといった作業を行います。これが最も簡単な仕組みの構築です。

こういったCRM構築の案件が船井総研にも多くご相談いただくようになりました。

実はこういった仕組みの構築はシステム会社様の域なのですが、それぞれ開発者が異なる仕組みを組み合わせる際に最適解をご提案できるところが自社システムをもたないコンサルティング会社の強みだと評価いただくことも増えてまいりました。

また、こういった仕組みはあくまでもハード面です。

ソフト面となる「自社ではどういった内容を発信するべきか?」「どういったタイミングで何を発信し、顧客育成をしていくか」「信者客向けの特別なイベントをどのように開催するか」などが

信者客育成・顧客維持のためのポイントです。

業種業態別に様々な最適解がありますし、自社の独自固有の長所を見つけ出す作業が必要となりますので、顧客関係管理をお考えの方は是非ともご相談いただけますと幸いです。

今週もお読みいただきありがとうございました。

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
贈答用アソートクッキー生産量国内トップシェアの株式会社ちぼり様特別ご講演決定!船井総研主催スイーツビジネス研究会2月度例会のご案内
スイーツ
2019/1/30
贈答用アソートクッキー生産量国内トップシェアの株式会社ちぼり様特別ご講演決定!船井総研主催スイーツビジネス研究会2月度例会のご案内

いつもお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所 地方創生事業部 地域食品振興グループ
スイーツチーム チームリーダー チーフ経営コンサルタントの
中渕です。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

現在では総勢70名以上におよぶ全国の製菓製パン業の経営者様・経営幹部様にお集まりいただくスイーツビジネス研究会2月度例会が2月20日(水)に迫ってまいりましたので会員企業の皆様は奮ってご参加くださいませ。
また初回のみ無料でご参加いただけるお試し参加も受け付けておりますのでお気軽にご連絡いただければと思います。

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切磋琢磨する同業の皆様との情報交換会が本研究会のメインコンテンツではございますが、なんといっても毎回のビッグゲストをお招きしての特別ゲスト講演からは多くの学びがございます。
今回は贈答用アソートクッキー生産量国内トップシェアを誇る株式会社ちぼり様にご講演をいただきます。
お聴きいただきたいポイントは3点ございます。
①国内贈答用菓子市場への取り組みと国内トップシェア獲得の軌跡
②海外市場の開拓
③食品表示法改正に向けての「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」での取り組み
でございます。
2017年11月にオープンされた「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」は地元還元・自社ブランドのさらなる確立を目的としたお菓子のテーマパークです。
お菓子作り体験、工場見学、地元産品を使った特製スイーツ販売など五感で楽しむ新体験をコンセプトに作られました。創業71年目の新チャレンジです。
過去どのような考えで贈答菓子市場に目を付け、どのような戦略でトップシェアの地位を築き、今後どのように国内・国外マーケットを攻略していくのか?
株式会社ちぼり様をお招きして赤裸々にお話しいただきたいと考えておりますので皆様のご参加をお待ちしております。
今週もお読みいただきありがとうございました。

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
低投資・高収益のスイーツビジネス参入事例
スイーツ
2018/12/21
低投資・高収益のスイーツビジネス参入事例

いつもお読みいただきありがとうございます。
船井総研 フード支援部 チーフ経営コンサルタントの中渕です。
 
2018年を振り返るとスイーツ関連事業のM&Aや異業種からの新規参入も非常に多く、スイーツ業界はさらに注目を浴びた1年だったのではないでしょうか。
我々のご支援先におきましてもスイーツ単品専門店の立ち上げが非常に多かった1年でした。
 
主な事例としましては
 
・飲食店が参入して年商1億円超え、投資回収3カ月半
・土産卸が参入して年商7,000万円、投資回収見込み1年
 
飲食業および土産卸業の企業様の参入が多いですが、ホテル・旅館などの宿泊業の企業様の参入も増えてきております。
 
宿泊業の企業様向けの資料はこちら
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=tourism-sweets201803#_ga=2.103065984.1240639052.1545026239-1383475793.1536117594
 
船井総研が提唱するスイーツ単品専門店の特長としましては
「非日常性」「競合優位性」「ライフサイクルの調整」という点から、業態の寿命が長く、高単価で販売できる観光地への出店を提唱しております。
 
詳しくはこちら
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=kashi-tanpinsenmon2017#_ga=2.19677880.1240639052.1545026239-1383475793.1536117594
 
入込客数50万人以上の観光地で実演工房付きで製造販売し、
単品としては「プリン」「チーズケーキ」「大福」が現在提唱している単品です。
 
業態フォーマットの完成度が高まり、さらに事前調査を詳細にさせていただきますので年商5,000万円~投資回収1年以内は目指せる業態に仕上がっております。
 
全国1,000箇所以上の候補地がございますが、1エリア1商材限定でご支援させていただいておりますので、ご相談は早めにいただけますと幸いです。
 
今週もお読みいただきありがとうございました。
 

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール
消えゆく地方の伝統食品メーカーがV字回復した方法とは!?
スイーツ
食品
2018/11/12
消えゆく地方の伝統食品メーカーがV字回復した方法とは!?

いつもコラムをご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
船井総研の中渕です。
 
2018年8月にカンブリア宮殿にご出演されてから講演依頼が殺到する中特別に船井総研主催セミナーでご講演いただくことが決定いたしました。
セミナー開催日は11/22(木)東京会場です。開催まで2週間を切りましたのでお申込みはお早めに!

執筆者
チームリーダー チーフ経営コンサルタント
中渕 綾
プロフィール