経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フード支援部

経営コンサルティングの船井総研 フード支援部

お盆の連休はターゲットを明確にした取り組みを!
スイーツ
2019/7/31
お盆の連休はターゲットを明確にした取り組みを!

2019年はGWから始まり、大型連休の多い年になっております。これから訪れるのは8月のお盆になります。2019年のお盆の連休期間は、8月10日から始まり、16日の平日を挟んで最大で翌週の18日(日)までの9日になります。

大型連休のGWのご支援先の売上の傾向を分析しますと、地元顧客が中心の店舗は4月末までは売上は好調で、5月に入ってからは2日~4日までの休みは観光地の店舗は好調で逆に地元型の店舗の売上は伸び悩んだようです。また、5月6日の最終日は地元型、観光型両店舗ともに売上は伸び悩んだようです。

さて、このような長期の連休で考えるべきは、顧客がどのように行動し、どのタイミングでお客様が来るのかを想定して計画を作ることになります。

その時に自分たちの顧客は誰なのか、どんな購買動機、来店動機でお客様が来てくれるのかを再度確認することが必要になります。

GWとお盆の大きな違いは、地方であればお盆期間は「帰省」の顧客がいることです。

私自身が東京から田舎に帰省をすることがあるので、帰省顧客が求めることを経験則からお伝えすると、普段はその場所にはいなくて、久しぶりに帰ってきたときに立ち寄りたいのは、昔から通っていたお店に懐かしさを求めて立ち寄るか、いま話題のお店や商品を試しに行ってみるということになります。

上記のことを踏まえて、地元型のご支援先では集客は話題の商品を打ち出していき、店舗では安心感のある帰省土産の菓子を売場で全面展開する取り組みをお願いしています。

また、ご支援先の社長と相談し、その店舗の顧客動向を考え、連休の前半に勝負をかけ、後半は少しペースダウンのシフトを組んでいただきました。お盆は13日~15日で、顧客が集中しそうなのは11日~14日、それ以降は人員として無理のないシフトを組むという考え方です。

上記の取組みを参考に、お盆における皆様の店舗のメイン顧客を想定して、お盆の集客計画を立てていただければと思います。

 

~開催予定セミナーのご案内~

異業種向け単品スイーツ専門店参入セミナー

開催概要:2019年08月28日(水)@船井総研 東京本社

2019年09月10日(火)@船井総研 淀屋橋セミナープレイス

https://sem.funai-food-business.com/seminar/048262/

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール

平日に売上を獲得する為の施策とは?
宅配
2019/7/29
平日に売上を獲得する為の施策とは?

いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。

今回は、高級弁当宅配事業における「平日に売上を獲得する為の施策」について

お話をさせていただきます。

 

高級弁当宅配のビジネスは、土日に注文が集中するビジネスと思われている経営者様が多いようです。

 

もちろん一般世帯からの注文は土日が多く、利用シーンとしては家族や親戚などのお集まり、

または法事などの用途が中心となっています。

 

「土日は売上が上がるが、平日は注文が少ない。平日に売上を上げてベースを安定させたい。」

多くの経営者の皆様はそう考えられているはずです。

 

そのため私達はよく、「平日の需要獲得のために、法人顧客からの注文を取りたい。」

「法人の弁当宅配の需要など本当にあるの?」という質問を頂きます。

 

 

少し事例を紹介します。

東北の焼肉店で高級弁当宅配を営む企業様は、

事業参入2年で事業年商1.1億円を達成されましたが、

その売上の約70%は法人顧客の売上となっています。

 

関西の商圏人口たった3万人の企業様は、

事業参入2年で6000万の売上を達成されましたが、

その半分以上が法人顧客の売上です。

 

 

このように、会議や研修、あるいはおもてなしや製薬会社様などが利用する

接待用の弁当などの法人顧客の需要は、どんなエリアでも一定数ある

ことが分かります。

 

それでは、平日の売上を獲得するためにはどのような施策が必要なのでしょうか?

法人需要は、一般世帯需要と比較し年間の利用回数が多いため、

以下のような取り組みが必要となります。

 

・季節ごとの商品改廃(顧客を飽きさせない)
・新商品の告知や販促(商品改廃の認知拡大)
・固定客化(自社を忘れさせない、次回利用の促進)

 

これらを確実に実施するために、

「誰が」、「いつ」、「どのくらいの期間で」、「どのように」実行するのか

まで仕組みとして取り組めるように決めなくてはなりません。

 

取り組んでみたものの、日常業務の忙しさからそれらが中途半端になっていくことは往々にしてどの企業様でも見られますが、

これらをしっかりとやらないと効果が発揮されず、平日の売上を引き上げることは困難です。

 

実行すると決まった施策を確実に実施するためには、

TODOリストのようにして「誰が」、「いつ」、「どのくらいの期間で」、「どのように」実行する

のかを見える化させることがポイントです。

 

例えば、下記のように月別での行動計画表を作成し、

実施する取り組みごとに担当者と期日、取り組みの内容をリストにします。

このようにして、決めた取り組みをTODOにして必ず実行できる環境を作り、

分担して施策を進めていきましょう。

図

 

つまり、平日の売上を伸ばすためのポイントは、

①ターゲットを法人に絞る

②法人顧客の需要を獲得できる商品を開発する

③それを顧客に認知させるための販促活動を仕組み化する

の3段階あると言えそうです。

 

このあたりを、まずできることから進めていきましょう。

 

 

 

執筆者
三村 香貴
プロフィール

飲食店の上手なデジタル・IT活用のポイント
外食
2019/7/29
飲食店の上手なデジタル・IT活用のポイント

■デジタル活用は「大手がやるもの」?

WEBの活用はもちろん、POSレジの普及やオーダーやお会計の電子化・セルフ化、来店数予測や自動発注に至るまで、飲食店を取り巻く様々な領域にデジタル化・IT化の波が押し寄せています。

 

これらの多くの「先進的」なデジタル活用の取り組みは、従来資金にも人材にも余力がある大手の飲食チェーン店だからこそできるものが多かったといえるでしょう。

 

確かに、個人店や数店舗規模のローカルチェーン店の場合、

・システム導入や設備投資に対する費用対効果が見合わない

・ランニングコストがかかりすぎる

・自社・自店で改良しながら運用していくスキルがない

・現場のスタッフが使いこなせない、抵抗がある

などなど…デジタル化・IT化に取り組めない事情は様々です。

 

しかしながら、

人口減少

・お客様が減り、市場の規模が縮小する

→「現状維持」は「売上減少」

・働き手が減り、採用はさらに困難になる

→採用するために賃金は高騰する

 

最低賃金の上昇

・モノの生産・加工・運搬などに関わる人の賃金が上がる

→食材の原価が高騰する

・同一労働同一賃金

→相対的に安い労働力、というものはなくなる

 

働き方改革

・労働時間に関する基準の厳格化

→長時間営業は困難になる

→人材採用していく上でも労働環境は重要な要素になる

 

以上のように、飲食店・飲食企業の置かれている環境は、ますます困難なものになっていきます。

 

 

飲食店にとってのデジタル活用は、

「できる会社・店舗がやること」から「生き残るためにやらないといけないこと」、

そして「他の店舗はやっていること」へと変化してきていると言っても過言ではないでしょう。

 

幸い、様々なシステムやITが普及してきた結果、今までよりも遥かに安価に、ものによってはイニシャルコストなしで始められるものも出てきています。

 

繰り返しになりますが、

人口が減り市場の規模が絶対的に縮小していく中で、

「今までと同じ」はすなわち「売上減少」ですし、

「現状維持」には今までとは異なる努力・取り組みが必要不可欠です。

 

さて、ではシステムを導入すれば、それで全て解決するのでしょうか?

 

 

■システム導入の落とし穴

皆さんも、大小問わず何かしらのシステム導入やデジタル化の取り組みにチャレンジされたことがあるのではないでしょうか?

 

その際にも経験されたかもしれませんが、単純に今までの業務をデジタル化したり、システムを導入したりするだけでは上手く活用できないことは多々あります。

 

・システム上でやりやすいようにするために、かえって手間が増えた

・紙などのアナログとデジタルが混ざって、効率が悪くなった

・現場の手順が変更になるたびにシステム側の修正が生じる

・現場のスタッフに教える時間が取れず、十分に使いこなせない

など…

 

皆さんも身に覚えはないでしょうか?

 

最低限、デジタル活用をしていく上で乗り越えるべきハードルというものはありますが、上手にシステム導入をすすめる、デジタル活用をしていくためのポイントがあります。

 

今回は実際に弊社のお客様での事例を踏まえて、

そのポイントを3回に分けてご紹介致します。

 

 

■デジタル活用の3つのポイント

デジタル活用を上手にしていくには、以下の3つのポイントが重要となります。

 

標準化

…デジタル化・システム導入の対象となる業務は、十分に標準化されているか?

 

効率化

…デジタル化・システム導入の結果、その業務は現場で回せるレベルに効率化されるか?

 

動機づけ

…そのシステムを活用するメリットや意義は伝わっているか?

 

これら3つの視点で設計していくことが、上手なデジタル活用に繋がります。

 

今回はこの中でも「標準化」について解説していきます。

 

 

■標準化は「同じにすること」と「変わらないようにすること」

標準化というと、

・同じ手順にする

・同じものを使う

・同じ基準にする

といったことをイメージされると思います。

 

もちろんこういったことも重要ではありますが、

同時に「同じにしたものを変わらないようにすること」「変わった内容を即座に反映させる仕組み」が重要です。

 

たとえば、業務マニュアルをイメージしてみてください。

 

一度マニュアルを整備したとしても、商品やオペレーションが変わったり、取引先によって手順が変わったり、ということは日常的に発生しています。

 

それらの変更を、いつ、誰がマニュアルに反映するのか?

どれが最新版のマニュアルか確認する方法はあるのか?

マニュアルを更新しないと何か不都合は発生するのか?

などが明確でなければ、現場での変更はマニュアルには反映されないでしょう。

 

現場の実際の業務と手順や内容が異なる業務マニュアルは、もちろん活用されなくなってしまいます。

 

標準化とは、「同じものを使う・同じル-ルで使う」だけではなく、

「常に同じであるように、変わった点を反映させる仕組み」が備わって初めて達成されるのです。

 

 

■デジタル活用の第一歩としての「標準化」

いかがでしたでしょうか。

今回はデジタル活用のポイントの一つ、「標準化」について解説させて頂きました。

 

システムやITというものは、業務のフローが画一的なもの、ルールが明確になっているものに対しては非常に効率的に機能します。

 

だからこそ、上手にデジタル活用していくためには、

標準化をすること、そして現場レベルでの変更点をしっかりと吸い上げる仕組みが必要になります。

 

今回はマニュアルを例にあげて解説しましたが、これは他のことにもあてはまります。

ぜひシステム導入の前には、対象となる業務の標準化をこころがけて頂ければと思います。

 

次回は「効率化」について解説させて頂きます。

ぜひ引き続きご覧ください。

執筆者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
石本 泰崇
プロフィール

8月経営戦略セミナーのお知らせ
食品
2019/7/19
8月経営戦略セミナーのお知らせ

皆様

いつもありがとうございます。

ジメジメとした梅雨の季節ではございますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は8月に開催いたします、

経営研究会全国大会2019~第93回経営戦略セミナー~のお知らせです。

8月22日のメイン講座、そして8月23日の食品ビジネス経営研究会にはお申し込みいただいてますでしょうか?(*^^*)

 

食品研究会はスイーツ研究会との合同開催になります。

今回も2名の特別ゲストにご講演をいただきます♪

 

特別ゲスト1:株式会社グランプラス 斎藤昌彦シェフ

「日本人にチョコレートで美味しさの感動を与えたい」という想いの元、1991年に設立されたチョコレートメーカー。チョコレートのOEM専門家として有名ブランドや一流ホテルをはじめ、多くの企業から高い支持を獲得している。将来の国内人口減少などの国内のリスクを想定し、海外事業に着目し、2012年、社内に海外担当者を任命し、本格的に海外展開へ取り組む。今後は2020年度までに輸出を全社売上構成比の10%とする目標を達成するべく、小売店に加えて、B to Bへの展開も強化をしていく海外戦略をご講演いただきます。

 

特別ゲスト2:株式会社八木澤本店9代目社長 河野通洋氏

岩手県陸前高田市に本社を構える創業200年を超える醤油メーカー。近年ではしょうゆやみそだけではなく、スイーツやギフト展開にも力をいれている。自社の味噌を使ったケーキのヒットを皮切りにスイーツ事業が軌道に乗り、わずか一年半で自社工場を立ち上げる。また、東日本大震災を受けて三陸に拠点を置く4社と共同開発で地元食材を使用したスープブランド「madehni」を立ち上げ、“素朴でシンプルな幸せ”をモットーに個食化が進む現代に適した商品開発を行っている。老舗食品メーカーが挑む地元の特産品を使用したブランディングに関してご講演いただきます。

 

老舗食品メーカーの海外展開事例や時流に合わせた商品展開の事例をご聴講いただける貴重な機会となっておりますので、ぜひぜひご参加くださいませ。

 

【8月度 食品ビジネス経営研究会 詳細】

開催日程:8月22日(木)

(経営戦略セミナーのメイン講座の開催は8月21日、食品研究会は8月22日に開催です)

会場:品川プリンスホテルメインタワー

時間:8:30~13:00

お申し込みはマイページからお願いいたします。

https://member.funaisoken.co.jp/users/sign_in

経営戦略セミナーのページはコチラ

https://conference.funaisoken.co.jp/

 

 

お読みいただき、どうもありがとうございました

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

その他おすすめの記事