
外食
2023/5/11
今、船井総研が推奨している5つの好調な焼肉業態とは?
株式会社船井総合研究所 岡本 星矢

いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。
焼肉チーム リーダーの岡本です。
以前より、外食業界の中で「焼肉業態」は好調であるとお伝えしてきました。
今回はその「焼肉業態」の中でも「どのような焼肉業態」が好調か、厳選した5つの焼肉業態についてお伝えします。
船井総研が推奨する好調な5つの焼肉業態について
今、焼肉業態は外食業界の中でも好調を維持しています。
一般社団法人日本フードサービス協会が公表している各業態ごとの売上昨対比推移では、「焼肉業態」は2022年10月より6か月連続で「2019年対比」で100%超えを達成しています。
2019年、つまり「コロナ禍より前の年」の売上と比較して6か月連続して100%を超えているので、いかに好調かがみてわかるかと思います。
一方、「居酒屋業態」は同じ期間の2019年対比の売上は54%~62%にとどまり、2019年対比で40%ほど下回っておりまだまだ苦戦していることが伺えます。
では、「焼肉業態」であればどのような業態でも好調かというとそうではありません。
ひとくちに「焼肉」といっても、高級焼肉、焼肉食べ放題、大衆焼肉など様々な業態があります。
その中でも船井総研が推奨する「特に好調な5つの焼肉業態」について、解説します。
【好調な焼肉業態① 郊外型おひとり様焼肉業態】
人口5万人の小商圏でも成立する、郊外ロードサイド立地のおひとり様焼肉業態です。
商品メニューは「カルビ定食」「ハラミ定食」などの「定食メニュー」が主体の焼肉業態で、サイドメニューも石焼ビビンバ・冷麺は置かないなどの絞り込んだメニュー構成がポイントです。
おひとり様専用のロースターを設置することで、普通の焼肉店では取り切れない「ひとり焼肉」の需要を獲得できます。行政人口5万人の小商圏でも成立し、まだ全国的に競合が少ない業態のためブルーオーシャンです。
【好調な焼肉業態② 大衆焼肉酒場業態】
居酒屋や焼肉などの居抜き物件に出店すれば投資額1,000万円ほどで出店可能な業態です。
酒場風の内装のため、内装に費用をかけずに済むのも低投資のポイント。
男性やサラリーマンはもちろん、女性客やカップルも集客できます。
小商圏の郊外ロードサイドから駅前繁華街の路面店舗まで幅広く出店可能です。
牛肉のカルビといった正肉部位以外にもホルモンやアルコールがよく出る業態のため、比較的原価率を抑えやすく、高収益にしやすい業態です。
【好調な焼肉業態③ 特急レーン焼肉業態】
特急レーン、タッチパネル、下膳ロボット、セルフレジを駆使した「省人化」を徹底的に導入した業態です。
大箱かつ高価な特急レーンを導入するため投資額は5,000万円以上とやや高くなるが、その投資額の高さが参入障壁となります。省人化のためホール人員は少なく済みますが、心を込めた接客や品質の高い商品を提供することは必要不可欠です。主に郊外ロードサイドのファミリー層がメインターゲットのため、アルコールよりもランチやご飯ものの需要が高いのも特徴です。
【好調な焼肉業態④ 高単価 焼肉食べ放題業態】
大手食べ放題チェーンよりも高い価格帯の食べ放題業態です。
大手食べ放題チェーンがなかなか導入できない国産牛や和牛、牛タンを食べ放題とすることで付加価値を訴求し、小商圏の地方都市でも集客できます。
焼肉食べ放題業態はやや人手がかかる業態ですが、配膳・下膳ロボットの導入やセルフレジを導入することで省人化を図ることで人手不足対応を図ることが可能です。
【好調な焼肉業態⑤ 中単価和牛焼肉単品業態】
和牛をお値打ちに提供する単品焼肉業態。
和牛カルビを80gポーションで税別880円で提供するなどお値打ち価格で提供することで集客を実現しています。
客単価4000円超、ディナーのみの営業で月商1,000万円を狙える業態。
客層はファミリーをメインとし、若者、女性、サラリーマン、学生と幅広く集客できます。
立地や内装の作り方によっては、宴会や接待需要も獲得できます。
いかがでしたでしょうか。
「焼肉」とひとくちにいっても、それぞれの特徴があることがおわかりいただけたかと思います。
今回のメルマガでは、それぞれの業態の主な特徴の共有のみにとどまりましたが、今後はそれぞれの業態の投資額や月商、客単価などについて解説していきます。
一般社団法人日本フードサービス協会が公表している各業態ごとの売上昨対比推移では、「焼肉業態」は2022年10月より6か月連続で「2019年対比」で100%超えを達成しています。
2019年、つまり「コロナ禍より前の年」の売上と比較して6か月連続して100%を超えているので、いかに好調かがみてわかるかと思います。
一方、「居酒屋業態」は同じ期間の2019年対比の売上は54%~62%にとどまり、2019年対比で40%ほど下回っておりまだまだ苦戦していることが伺えます。
では、「焼肉業態」であればどのような業態でも好調かというとそうではありません。
ひとくちに「焼肉」といっても、高級焼肉、焼肉食べ放題、大衆焼肉など様々な業態があります。
その中でも船井総研が推奨する「特に好調な5つの焼肉業態」について、解説します。
【好調な焼肉業態① 郊外型おひとり様焼肉業態】
人口5万人の小商圏でも成立する、郊外ロードサイド立地のおひとり様焼肉業態です。
商品メニューは「カルビ定食」「ハラミ定食」などの「定食メニュー」が主体の焼肉業態で、サイドメニューも石焼ビビンバ・冷麺は置かないなどの絞り込んだメニュー構成がポイントです。
おひとり様専用のロースターを設置することで、普通の焼肉店では取り切れない「ひとり焼肉」の需要を獲得できます。行政人口5万人の小商圏でも成立し、まだ全国的に競合が少ない業態のためブルーオーシャンです。
【好調な焼肉業態② 大衆焼肉酒場業態】
居酒屋や焼肉などの居抜き物件に出店すれば投資額1,000万円ほどで出店可能な業態です。
酒場風の内装のため、内装に費用をかけずに済むのも低投資のポイント。
男性やサラリーマンはもちろん、女性客やカップルも集客できます。
小商圏の郊外ロードサイドから駅前繁華街の路面店舗まで幅広く出店可能です。
牛肉のカルビといった正肉部位以外にもホルモンやアルコールがよく出る業態のため、比較的原価率を抑えやすく、高収益にしやすい業態です。
【好調な焼肉業態③ 特急レーン焼肉業態】
特急レーン、タッチパネル、下膳ロボット、セルフレジを駆使した「省人化」を徹底的に導入した業態です。
大箱かつ高価な特急レーンを導入するため投資額は5,000万円以上とやや高くなるが、その投資額の高さが参入障壁となります。省人化のためホール人員は少なく済みますが、心を込めた接客や品質の高い商品を提供することは必要不可欠です。主に郊外ロードサイドのファミリー層がメインターゲットのため、アルコールよりもランチやご飯ものの需要が高いのも特徴です。
【好調な焼肉業態④ 高単価 焼肉食べ放題業態】
大手食べ放題チェーンよりも高い価格帯の食べ放題業態です。
大手食べ放題チェーンがなかなか導入できない国産牛や和牛、牛タンを食べ放題とすることで付加価値を訴求し、小商圏の地方都市でも集客できます。
焼肉食べ放題業態はやや人手がかかる業態ですが、配膳・下膳ロボットの導入やセルフレジを導入することで省人化を図ることで人手不足対応を図ることが可能です。
【好調な焼肉業態⑤ 中単価和牛焼肉単品業態】
和牛をお値打ちに提供する単品焼肉業態。
和牛カルビを80gポーションで税別880円で提供するなどお値打ち価格で提供することで集客を実現しています。
客単価4000円超、ディナーのみの営業で月商1,000万円を狙える業態。
客層はファミリーをメインとし、若者、女性、サラリーマン、学生と幅広く集客できます。
立地や内装の作り方によっては、宴会や接待需要も獲得できます。
いかがでしたでしょうか。
「焼肉」とひとくちにいっても、それぞれの特徴があることがおわかりいただけたかと思います。
今回のメルマガでは、それぞれの業態の主な特徴の共有のみにとどまりましたが、今後はそれぞれの業態の投資額や月商、客単価などについて解説していきます。
焼肉ビジネスフォーラム 儲かる5つのビジネスモデル大公開

メルマガでお伝えしましたことはもちろん、それ以外の各業態のポイントも、実際に複数の焼肉業態でドミナント展開されている「有限会社スリーアップフーズ」の代表取締役社長の三上勝二氏をゲスト講師に迎えて、セミナーを開催させていただきます。
・2023/6/8 (木)13:00~16:00@船井総研東京本社開催(日本生命丸の内ビル21F)
<講座内容>
第一講座 【事例紹介】2023年以降も出店可能な、集客し利益が残る「焼肉業態」について
第二講座 【ゲスト講座】2023年以降も出店を続ける「焼肉勝っちゃん」が取り組んでいること
第三講座 【徹底解説】今、集客できる焼肉業態のポイントとは?成功するためのポイントを徹底解説
第四講座 焼肉業態で業績を上げるために今、すべきこと
――――――――――――――――――
このような方にお勧めのセミナーです
――――――――――――――――――
☑焼肉業界の時流を把握し、業績を上げ続けたい経営者様
☑自社にあった焼肉業態を知りたい経営者様
☑焼肉業態のそれぞれの特徴とポイントを把握されたい経営者様
☑小商圏の地方の焼肉店でも成功する方法を模索されている経営者様
☑アフターコロナ時代の省人化、即戦力化の手法、事例を知りたい経営者様
――――――――――――――――――
本セミナーで学べるポイント
――――――――――――――――――
☑【事例紹介】地方の小商圏でも集客できる!
☑ニューノーマル時代に焼肉店が成長を続けるための事業戦略について
☑「非接触」「省人化」「高収益」「デジタル化」・・・。コロナ禍でも勝ち続けるための押さえるべきキーワードとは?
☑短命で終わらせず長寿型事業にするためのポイントについて
☑高い集客力を実現するための商品戦略・最新WEB販促について
セミナーが気になる方はこちらをクリック!!皆様のご参加を心よりお待ちいたしております!
是非予定を確保いただきまして、セミナーへのご参加をご検討いただければと思います!
・2023/6/8 (木)13:00~16:00@船井総研東京本社開催(日本生命丸の内ビル21F)
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第一講座 【事例紹介】2023年以降も出店可能な、集客し利益が残る「焼肉業態」について
第二講座 【ゲスト講座】2023年以降も出店を続ける「焼肉勝っちゃん」が取り組んでいること
第三講座 【徹底解説】今、集客できる焼肉業態のポイントとは?成功するためのポイントを徹底解説
第四講座 焼肉業態で業績を上げるために今、すべきこと
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☑自社にあった焼肉業態を知りたい経営者様
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