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船井総研注目の新規事業!ラグジュアリースイーツ専門店とは!?





外食・観光産業の復活が感じられる年末を経て、新たなビジネスへの参入を検討されている経営者の方も多いのではないかと存じます。

スイーツ・カフェ業界の中で直近注目されている業態として、『ラグジュアリースイーツ専門店』業態が挙げられます。

 

ラグジュアリースイーツ専門店とは、客単価 3,000~4,000 円を達成する、体験要素を付加した新たなカフェ&物販業態です。高級カフェの市場は、ホテルのスイーツビュッフェからスタートし、ホテルのアフタヌーンティーへシフト、今日では、1 品 2,000 円前後する高級パフェやプレートデセールのみを提供する店舗が増えています。さらに、直近復活しつつある、インバウンドにも日本のラグジュアリースイーツは注目をされています。

 

これまでのコラムでは、京都にて、客単価 4,000 円を達成するチョコレート専門店「ASSEMBLAGES KAKIMOT」をお伝えさせていただきましたが、本コラムでは、改めて、なぜラグジュアリースイーツ専門店が注目されているのか、そのポイントを深掘ってまいりたいと思います。



■ラグジュアリースイーツ専門店とは

ラグジュアリースイーツ専門店は、チョコレート・チーズケーキ・バターサンドなどの商材1 品に絞り、本業との親和性を高めるためにブランディングを重視したスイーツ専門店です。売上設計としては、「単品特化×EC×(高単価カフェ)」という 3 つの柱を組み立てた、ビジネスモデルとなっており、地域で長く続く高級感のあるブランドづくりを行ってまいります。各スイーツの商品としても、常温&冷凍の両面をカバーできる商品設計を実現しており、EC 販売に適した商材としても知られています。更に、宿泊業・飲食店業などを展開されている場合は、現在活用している厨房機器も併用することができるため、低投資でスター ト可能です。

■なぜ、ラグジュアリー市場・ラグジュアリースイーツ専門店が伸びているのか

宝石・高級車などを含めたラグジュアリー市場は、2020~2021 年にかけて、新型コロナウイルスの影響で大きく需要が落ち込みました。しかし、2021 年後半以降、個人消費を中心とし、2019 年の数値を上回るほど、V 字回復する、現在伸びている市場といえます。

ラグジュアリーといえば、、「富裕層向けの高付加価値ビジネス」という印象が強いかと思いますが、ラグジュアリー市場のライフサイクルが進行するにつれて、現在のトレンドともいえる“サステナブル”“エシカル”“地方創生”などのキーワードが加わり、現在では、「“文化創造”という視点に秀でた商品を展開する市場」として定義が変化しています。

そんな中、より早くライフサイクルが進行していたスイーツ市場は、“コト”の発信を強化し、更に地域素材とかけわせた商品展開などで“地方創生”へのアプローチも可能にしています。ゆえに、ラグジュアリー市場の価値観とマッチし、高付加価値を提供する高単価のスイーツ&カフェ=ラグジュアリースイーツが注目され、市場も伸びているのです。

<成功ポイント>
①リアル店舗ならではの“体験=コト”の付加価値を付加できるスイーツ&カフェ
②インバウンド需要の獲得のため、日本ブランド力を発揮したラグジュアリーブランドとなる

このように、今注目されているラグジュアリースイーツ店には、集客要素を含め、 高単価カフェの併設をおススメしております。

こちらのビジネスモデルの詳しいご説明はセミナーにてお話させていただいておりますので、ぜひ、奮ってご参加くださいませ。

【セミナー開催のお知らせ】

この連載でも紹介する業界新ビジネスモデル
「ラグジュアリースイーツブランド開発セミナー」を下記日程にて開催いたします。

■「ラグジュアリースイーツブランド開発セミナー」
1)2023 年 1 月 31 日(火)13:00~15:30@オンライン開催

2)2023 年 2 月 8 日(水)13:00~15:30@オンライン開催

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担当者

チーフコンサルタント

岡野 波瑠おかの はる

入社後、地域×食というテーマでスイーツ業界のコンサルティングを行い、中でも単品特化型スイーツ専門店の開発・活性化、地域洋菓子店業績UPコンサルティングに強みを持ち、各企業の強みを活かした長所伸展業績UPに努める。特に、企業理念を活かしたスイーツブランドの総合ブランディングを得意としており、ブランド×商品×デザインの一連をトータル提案することで、プロモーション戦略にも活かしている。

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