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「家庭用冷凍食品」商品別の強みと弱み

いつもありがとうございます。
食品・観光グループの中野一平です。
絶好調の冷凍食品マーケット、特に多くの企業が参入しやすい「家庭用冷凍食品」につきまして、商品分類別の強み、弱み、拡大のポイントをお伝えします。

まず、大きく、主食系、おかず系、菓子スイーツ系の3つに分類します。皆様がお考えの商材はどこにあてはまりますでしょうか。
実際にECモールや通販、販路拡大に動く際、以下がポイントとなりますので参考にしていただけますと幸いです。

【主食系】
◎強み
・マーケットサイズが大きい(年間消費額・量が多い)
・自動リピート商品になりやすい
=食べてしまったら次の購入にお客様が自発的に動く商品
◎弱み
・競合商品との“置き換え”に勝たなければならない
既に他社商品を気に入っている場合、いかに入り込むか
◎拡大ポイント
・継続的な購入の仕組みづくり
定期購入等で続けてもらう流れにのせる

【おかず系】
◎強み
・衝動買いされやすい
・購入動機が幅広い
自家用にもギフトにもなり、年間での売上アップに貢献
・保存、ストックされやすい
◎弱み
・競合企業、競合商品が多い
魅力的な商品が周りに多いため独自性は必須
・商品によっては購入頻度が著しく低い
“年に1回しか食べない”系のみの品揃えでは売上拡大困難
・飽きられないための品揃えが必要
◎拡大ポイント
・名物商品を軸にした、季節や用途別の商品展開や企画
「今回はこれどうですか?」を高頻度で声掛け

【菓子スイーツ系】
◎強み
・マーケットサイズが大きい
老若男女、お菓子好きは多い
・衝動買いされやすい
「美味しそう!買ってみよう!」の心理的ハードルも低い
・お祝い、年中行事のギフトとして利用されやすい
気に入ってもらえたら「食べてみて!」とギフトに発展
◎弱み
・一定レベルのブランド、認知度がないと厳しい
単なる町のお菓子屋、どこにでもあるスイーツでは・・・
・競合商品が多く“浮気”されすい
「次はあっちのお店のを食べみよう!」になりがち
◎拡大ポイント
・認知度アップ、話題性づくり
・通年でのシリーズ展開

これらの特性を踏まえておくことで、「成功企業と同じ“やり方”をしているはずなのに何故か売れない」という事態を避けやすくなります。冷凍食品専門店、自動販売機、ECモール、通信販売等、様々な販路でまだまだマーケットは拡大中です。食品業界にとって貴重な、ツキのある「家庭用冷凍食品」、参入しない手はありません。

また、参入にあたってはOEMの活用もおすすめです。
低リスクのOEM商品を展開し、拡大が見えてきた段階であらためて自社製造を検討してみてはいかがでしょうか。

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担当者

マネージャー

中野 一平なかの いっぺい

日本全国様々な食品メーカーでのコンサルティングを行っている。船井流即時業績向上法を落とし込んだ「造り手の想いを伝える」通販や体験付加型直販を得意としている。
これまで500件以上の様々な食品の直販事例に携わり、四季を通じたイベント、通信販売、固定客化、蔵祭り・工場祭などで実績を上げている。
特に蔵祭り・工場祭の年間ご支援数は船井総研で最も多い。

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