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餃子の原価率とは?テイクアウト専門店のケース

餃子の原価率とは?
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いつもコラムをご愛読いただき、ありがとうございます。
フード支援部の玉利です。
今回はいま急速に市場が成長している「生餃子のテイクアウト専門店」の原価率について解説します。

 




 

今成長している生餃子のテイクアウト専門店の2業態について


生餃子のテイクアウト専門店は

①その場で包んで、生の状態で販売する「生餃子のお持ち帰り専門店」
②セントラルキッチンを立ち上げて、そこで製造した加熱調理前の生餃子を、24時間営業の無人販売店で販売する冷凍生餃子の専門店

この2つの業態が非常に成長しております。
なぜここまで市場成長しているのか?コロナが落ち着いたあとでも成長し続けるのか?は過去のコラムやセミナーなどで解説しています。ぜひご確認くださいませ。

餃子専門店の開業|ニューノーマル時代における業態転換とは
「なぜ、餃子がいま儲かるのか?」【動画解説付き!餃子テイクアウト専門店をご紹介!!】

 


生餃子のテイクアウト専門店の原価率について



さて、この「生餃子のテイクアウト専門店」ですが、原価率はおおよそ40-50%ほどに収まるケースが多いです。
※包材込み。製造人件費は除く食材費のみ。
 
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

■ 餃子を業務用として仕入れる場合



まず、餃子を業務用として仕入れる場合は、送料等込みで、安い業者さんでも通常1粒あたり15円〜20円での餃子の仕入れ価格となります。

■ 餃子を自社で製造する場合


一方、餃子を自社で製造する場合は、食材費としては、皮1枚3円前後 + 餡6〜7円前後 = 1粒あたり9〜10円ほどとなります。

この1粒9〜10円の餃子を、最近よく支持されているコスパの良い個数である36個1000円(税込)でパック詰めすると、食材原価324円〜360円。これに包材費などが載っていて、400円前後となります。税込1000円の場合、税抜では909円ですので、原価率としては44%となります。餃子のテイクアウト専門店では、概ねこのあたりのラインに着地することが多いです。
 

生餃子のテイクアウト専門店で活かせる企業の強み



・大規模な事業者として、皮から自社製造している。
・精肉卸などを営んでおり、卸価格で食材を使用できる。
・商圏内でドミナント展開をしており、バイイングパワーが上がっている。

このような会社では、もう一段階、原価率を抑えることができます。
その分の一部をコストパフォーマンスに転化し、お客様に還元することで、さらなる競争優位を作ることもできます。
 
ぜひ自社の強みを活かして、成長市場である、餃子専門店ビジネスへの参入を検討してみてください。
 
 
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担当者

リーダー代行

玉利 信たまり まこと

「外食の楽しさを伝える」という使命のもと、船井総研に入社。
1店舗~年商50億規模の外食企業まで、全国のカフェや居酒屋業態を中心にコンサルティングを実施。直近は「コーヒー専門店」や「餃子専門店」の立ち上げや活性化を通して事業成長をしていくためのコンサルティングを多く手掛けている。
飲食店の店舗開発から、既存店リニューアル(メニュー、店頭、販促など)まで一気通貫で経営支援を行っている。特に数値分析を基にしたコンサルティングによって、大手企業や異業種からの外食業界参入企業からも支持されている。

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