高単価の法事を取り込む飲食店の経営とは | 船井総研 フード支援部

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外食
2019/4/01

高単価の法事を取り込む飲食店の経営とは

株式会社船井総合研究所 フード支援部 太田昇真

高単価の法事を取り込む飲食店の経営とは

こんにちは。和食店コンサルタントの太田昇真です。
今回は高単価の法事商品を獲得するための経営のコツをお伝えしていきます。

 

和食店の経営において法事売上は大きく、
シェアの高いところで年間5000万程を法事商品のみで売り上げている会社様もございます。
しかし、ここ最近の傾向として
「1組当たりの人数が減っている・・・」
「注文する単価が下がっている・・・」
「法事をしない人が増えてきた・・・」
などと感じることが多くないでしょうか?

 

確かに飲食店全体の傾向として、上記のようなことがありますが、
地方や郊外の商圏では、下記のポイントを抑えるだけでまだまだ法事売上の拡大を図れます。

 

 

①商品&強みの見える化

よくあるのが「4,000円くらいのでお願いします」のような言い値での電話のやり取りです。
常連さんだからという理由でそういった注文を受けていてはいつまでも法事売上アップは期待できません。
法事商品は絶対に「見える化」が必要です。
「4,000円の会席、5,000円の会席」
「4,000円の箱膳、4,000円の会席」
それぞれ「何が違うのか」「なぜこの価格なのか」をパンフレットで文章と写真で明記することで
お客様もその単価を払う理由が明確になり、高単価商品でも手が届きやすくなります。
皆様も日常生活で「価値のわからないもの」にお金はだせませんよね?

 

②サービスの強化

法事は料理だけではなく、「サービスの強化」が重要となります。
料理だけだとお客様からすると「競合店との区別」がよくわかりません。
料理以外で提供できる価値を見える化することで競争力を高めましょう。
無料送迎、供養膳サービスだけではありきたりですね?
もっと充実させるためにも、
・案内状の送付
・席札の用意
・事前試食「半額」
など多少の手間がかかることがありますが、
競合店にはないサービスを一度考えてみてください。

 

③安心感の訴求

「①商品&強みの見える化」と「②サービスの強化」を総括してですが、
アウトプットしたパンフレットを通して
「このお店で法事をする安心感」を感じてもらうことが大切です。
これから高齢者の人口は増えていきますが、法事をやったことない人も増えてきます。
そんな客層に対して「法事とは・・・」と1から教えてもらえるような安心感を与えることで、
「丸ごとお任せしよう」という受注に繋がる確立も高くなりますね。

 

最初から最後まで(慣習の相談から料理選定、
引き出物の用意)ワンストップでサポートできる体制を作ってみてください。

 

次回は具体的法事商品構成についてお伝えできればと思います。

担当者
フード支援部
太田昇真

1995年 京都府生まれ。同志社大学法学部卒業後、2017年4月に株式会社船井総合研究所に入社。関西を中心に10店舗以上展開する飲食企業を実家に持つ。コロナ禍中の2020年、自身のクライアントの居酒屋企業が2019年対比で売上160%超えを達成し、約100社が加盟する船井フードビジネス経営研究会において年間最優秀表彰を受ける。近年は「無人餃子」の業態開発、新規出店、多店舗展開、既存ブランドのブラッシュアップを専門に活動している。

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