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フードビジネス.com
2022/4/04
無人餃子販売店で第2本業をつくる!

皆さま、こんにちは。
外食・中食グループの玉利(たまり)です。

コロナ禍で一気に目にするようになった無人餃子販売専門店ビジネスですが、船井総研でも全国で立ち上げ、展開のサポートをしております。

今回は餃子ビジネスを専門にサポートしている私から、「なぜ無人餃子販売専門店が増えているのか?」「今後はどうなるのか?」を解説いたします。
 

―なぜ無人餃子販売専門店が増えているのか?―
こらは、いくつかの要因がありますが、実は胃袋産業であるフードビジネスにおいて、数少ない成長市場であるのは、コロナの影響のもっと前、10年以上前からになります。根底にあるのは「外で買って家で食べる」という「中食(なかしょく)」需要の成長です。女性の社会進出や調理の時短のニーズとともに、テイクアウトやデリバリーといった中食市場はフードビジネスの中でも成長市場です。

さらに、餃子は「安くておなかいっぱいになる」という料理としての特性があるため、年々物価上昇している中長期的な時流とともに、餃子の市場規模も多少の上下はしながらも年々市場成長を続けています。これは例えば2009年のリーマンショック以降で食料物価指数と餃子の市場規模のグラフを並べてみても、明らかな傾向として現れます。

そして、コロナを経てお家需要がフード業界においても高まるわけですが、その際に重要なのは、ただ家で食べるだけでいいわけではなく、「おうちでも専門店の味」であったり「イチから料理をつくるほどではないけれど、レンチンよりはひと手間加えた料理を家でも食べたい」といったニーズが生まれていることです。

これらの追い風を受けて、餃子のニーズ、喫食頻度が上がってきています。無人店舗として運営することで人件費をはじめとした諸経費を抑え、その分を食材原価としてお客様に還元することで、コスパ、品質の高い餃子を提供することで、餃子業界のみならず、他の中食市場とも差別化をしているのが「無人餃子販売店」です。
 

―今後の市場成長性は?―
当然、緊急事態宣言中などは、どうしても中食の需要や餃子の需要は通常以上に需要が急増しますが、それでも、今回のコロナをきっかけに、中食や餃子の市場は成長し、そして文化として定着してきたと捉えることができます。

いっときブームになったタピオカなどは、もともとない市場がメディアやSNSを中心に話題を生んで市場が成長したのに対して、中食の需要や餃子の市場というのは、もともとすでに大きな市場であり、かつ中長期的な成長市場としてコロナ以前から成長しているため、今後も市場は成長し続けると考えることができます。

そしてその中で、無人餃子販売専門店は市場規模と現在の店舗数などから試算をしても、都市部から地方郊外エリアまで、まだまだ出店余地やビジネスの拡大チャンスが非常に多く残されています。

ただ一方で、「単純に出店するだけではバンバン儲かる」という状態は、もうすでに終わってきています。このあたりは次回以降のメルマガにてお伝えしたいと思います。

最後にお知らせです。
無人餃子販売専門店ビジネスについて解説するオンラインセミナーを4月と5月に開催することが決定しました。皆様の事務所から、パソコン1つでお気軽にご参加いただけますので、ぜひご参加いただければと思います。
 

【関連するセミナー情報】

セミナータイトル
 
餃子で第2本業立ち上げWEBセミナー

無人餃子販売専門店ビジネスについて徹底解説したオンラインセミナーです。

開催日:2022年3月上旬全6日程
2022/04/06(水)13:00~15:00
2022/04/07(木)13:00~15:00
2022/05/09(月)13:00~15:00
2022/05/10(火)13:00~15:00

場所:すべてオンラインにて開催
 

執筆者
玉利 信
プロフィール

食品

フードビジネス.com
2022/3/28
「家庭用冷凍食品」商品別の強みと弱み

いつもありがとうございます。
食品・観光グループの中野一平です。
絶好調の冷凍食品マーケット、特に多くの企業が参入しやすい「家庭用冷凍食品」につきまして、商品分類別の強み、弱み、拡大のポイントをお伝えします。

まず、大きく、主食系、おかず系、菓子スイーツ系の3つに分類します。皆様がお考えの商材はどこにあてはまりますでしょうか。
実際にECモールや通販、販路拡大に動く際、以下がポイントとなりますので参考にしていただけますと幸いです。

【主食系】
◎強み
・マーケットサイズが大きい(年間消費額・量が多い)
・自動リピート商品になりやすい
=食べてしまったら次の購入にお客様が自発的に動く商品
◎弱み
・競合商品との“置き換え”に勝たなければならない
既に他社商品を気に入っている場合、いかに入り込むか
◎拡大ポイント
・継続的な購入の仕組みづくり
定期購入等で続けてもらう流れにのせる

【おかず系】
◎強み
・衝動買いされやすい
・購入動機が幅広い
自家用にもギフトにもなり、年間での売上アップに貢献
・保存、ストックされやすい
◎弱み
・競合企業、競合商品が多い
魅力的な商品が周りに多いため独自性は必須
・商品によっては購入頻度が著しく低い
“年に1回しか食べない”系のみの品揃えでは売上拡大困難
・飽きられないための品揃えが必要
◎拡大ポイント
・名物商品を軸にした、季節や用途別の商品展開や企画
「今回はこれどうですか?」を高頻度で声掛け

【菓子スイーツ系】
◎強み
・マーケットサイズが大きい
老若男女、お菓子好きは多い
・衝動買いされやすい
「美味しそう!買ってみよう!」の心理的ハードルも低い
・お祝い、年中行事のギフトとして利用されやすい
気に入ってもらえたら「食べてみて!」とギフトに発展
◎弱み
・一定レベルのブランド、認知度がないと厳しい
単なる町のお菓子屋、どこにでもあるスイーツでは・・・
・競合商品が多く“浮気”されすい
「次はあっちのお店のを食べみよう!」になりがち
◎拡大ポイント
・認知度アップ、話題性づくり
・通年でのシリーズ展開

これらの特性を踏まえておくことで、「成功企業と同じ“やり方”をしているはずなのに何故か売れない」という事態を避けやすくなります。冷凍食品専門店、自動販売機、ECモール、通信販売等、様々な販路でまだまだマーケットは拡大中です。食品業界にとって貴重な、ツキのある「家庭用冷凍食品」、参入しない手はありません。

また、参入にあたってはOEMの活用もおすすめです。
低リスクのOEM商品を展開し、拡大が見えてきた段階であらためて自社製造を検討してみてはいかがでしょうか。

執筆者
グループマネージャー/チーフ経営コンサルタント
中野 一平
プロフィール

食品

フードビジネス.com
2022/3/16
コロナ禍でも拡大し続ける、市場規模12兆円のネット通販参入

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の前田です。
 
さて、コロナ禍で市場が大きく伸びたものにインターネットでの通信販売(お取り寄せ)があります。
経済産業省がまとめた「電子商取引に関する市場調査の結果」では、20年度のBtoC-EC市場規模の内、物販系分野は12兆円を超えています。前年の伸び率でも122%とコロナ禍で大きく伸びました。
ちなみに商取引のEC化を示すEC化率も毎年増えており、19年度は6.8%だったものが、20年度は8%を超えました。
 
また、別の資料として、総務省の家計調査年報という1世帯当たりの商品カテゴリー別の消費金額を示す指標があります。
こちらの資料にも「インターネットを利用した1世帯当たり支出金額」というものがまとめられています。
 
皆様にかかわりのある項目として「食料品」「贈答品」というカテゴリーの結果は
 
       18年    19年           20年
・食料品  1,227円 1,411円(前年比115%)  2,181円(前年比155%)
・贈答品   535円  574円(前年比107%)   800円(前年比139%)
 
となっています。
 
今後このネットを活用した買い物という傾向は進むと考えられます。
 
いまネット通販に取り組まれてない方、店舗経営をされている方は自分たちに関係ないと思われるかもしれませんが、このような新しい競合ができていることを認識することが必要であると思います。
 
新しい市場・競合に対してどのように対応するのか。
・競合に負けない商品の開発、サービスの強化、固定客の獲得を進める
・伸びている新しいマーケットへ自分たちも参入する
 
改めてネット通販の存在を意識して、自社の経営の方針を見つめなおしていただければと思います。
 

 

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コロナで急拡大の冷凍スイーツ市場!
あなたのお店の名物スイーツを冷凍通販で販売し売上UPしませんか?
 
このような方へオススメのセミナーです
①お店の人気メニューを冷凍化しネット通販で販売したい方
②品質を落とさず、美味しい冷凍技術について知りたい方
③冷凍スイーツ通販の具体的事例や成功パターンを学びたい方
④先行き不安の中、新事業、第二の事業を立ち上げたい方
⑤売れる通信販売のノウハウを学びたい方
 
本セミナーで学べるポイント
①スイーツ店経営者必見!冷凍スイーツ事業参入の構築が学べる
②売れる冷凍スイーツのポイントが学べる
③通信販売での冷凍スイーツの売り方が学べる
④自店のメニューに最適な急速冷凍機器が分かる
⑤スイーツ店の冷凍通販成功事例が学べる

執筆者
チームリーダー/チーフ経営コンサルタント
前田 輝久
プロフィール

食品

【ネット通販集客強化】自社でネット通販を始めたけれど集客がうまくいかないとお困りの方へ!
2021/12/16
【ネット通販集客強化】自社でネット通販を始めたけれど集客がうまくいかないとお困りの方へ!

いつもありがとうございます。
食品・観光グループの殿岡佳祐です。
 
「コロナ渦で店舗への客足が遠のいてしまったけれども、ネット通販で全国から購入してもらうぞ!」と意気込んでいたのに、なかなか通販の売り上げが伸びないなとお困りの方も多いかと思います。
 
ネット通販の売り上げが伸びないというご相談も多くいただいております。
 
競合はネット通販の売り上げが伸びているのになぜ自分たちは上手くいかないのか、停滞気味のネット通販の売り上げを伸ばす良い方法はないのかといったお悩みを解決する方法をお伝えします。
 
目次

 

実店舗とネット通販には共通していることがある

どちらも商品を販売する場所ということが共通しています。
売り場がオフラインなのかオンラインなのかという違いしかありません。
 
どちらもお店のある場所や商品をお客様に知ってもらわなければ、商品を購入してもらうことはできません。
実店舗を宣伝する際に、看板や折り込みチラシ、ポスターなどでお店の存在を知ってもらうためのアピールをしたり、DMを使ってお得意様へのご挨拶や新商品のご紹介などをされていませんか?
全国どこからでも購入してもらえる通販サイトを作ったら、次はそのサイトを知ってもらうためのアピールすることが必要です。
 
ネット通販でも実店舗と同じように、ユーザーに向けた情報発信が大切です。
今回はオンラインでできる通販サイトに集客するための情報発信についてご紹介します。
 

可能な限り対応したい5つの集客方法

①SEO対策(新規・既存顧客向け)
ユーザーが検索エンジンで検索した際に上位掲載するために必要な施策です。Webサイトの情報収集をおこなうクローラーと呼ばれる自動巡回ロボットが、サイト内のコンテンツに価値があるかどうかを判断しています。
SEO対策をしなければ検索されてもサイトを見てもらえないことは理解しているものの、実際に対策をしようとすると何から始めれば良いかがわからないとご相談いただくことが多いです。
 
想定される検索キーワードをタイトルやディスクリプションに設定するのはもちろんですが、サイト内のコンテンツを制作する際にクローラーのロジックに合わせた内容になっているかどうかで効果が変わってきます。
コンテンツをたくさん作れば良いわけではなく、どのようなワードでユーザーが検索しているのかを調査した上でのコンテンツ作成をする必要があります。
 
②WEB広告(新規顧客向け)
WEB広告にはいくつもの種類があります。
リスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告など様々な種類がありますが、今回はリスティング広告とディスプレイ広告についてご紹介します。
 
リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーが検索エンジンで検索を行った際に表示される広告です。検索したキーワードへの興味関心が高い顕在層ユーザーにアピールできるため、購入に至る可能性が高くなります。
 
ディスプレイ広告は様々なサイトの一角に、バナー型の広告を掲載します。様々なサイトを閲覧している際にで「そういえば年末に向けてお酒を買うのを忘れていたな。」という潜在層へのアピールができます。
 
WEB広告を配信する際は、商品特性や目的、ターゲットに応じて適切な種類や見せ方を工夫することで、ネット通販に集客することができます。
誤った設定で配信をおこなうと、仮にサイトへの集客ができても購入に至らず売り上げに繋がらないという状態に陥ってしまいます。
 
③コンテンツマーケティング(既存顧客向け)
既に一度購入してくれたユーザーに向けて、より一層商品が輝く提案をおこなうコンテンツを配信します。例えば日本酒を扱っているのであれば、季節のおつまみの作り方を紹介し、そのおつまみに合う日本酒のペアリングを提案する記事を作成します。
特別にお酒が好きな方はもちろん、料理が好きな方や食べることが好きな方がより充実した体験を求めて定期的にサイトに訪れるようになり、商品の購入に結び付けることができます。
 
記事の中で製造者のこだわりを反映したり、造っているからからこそ知っているおすすめのお召し上がり方などの情報を発信することで、ヘビーユーザーの醸成も可能になります。
 
④SNSマーケティング(新規・既存顧客向け)
情報のやり取りが頻繁に行われているSNSを使用した情報発信はとても有効な集客手段です。商品の製造過程を見せることで信用を獲得したり、季節の新商品をお知らせしたり、コンテンツマーケティングとセットにして最新記事の発信をしたりと、情報発信には欠かせないツールになっています。
SNSもTwitter、Instagram、Facebookなど様々な種類がありますが、どのSNSを使って発信するかによって効果も変わります。
 
もちろんすべてのSNSで発信しても良いのですが、SNSによって利用者層が異なるため、効率のよい情報発信を行うためには、商品特性やターゲットに合わせて選択することが重要です。
 
⑤実店舗での通販紹介(既存顧客向け)
お店に来て商品を購入してくれたユーザーは実際に商品を食べて魅力を感じでくれる最も重要なお客様です。
商品を気に入ったあとで、もう一度欲しい、誰かにプレゼントしたいという思いが生まれます。そのタイミングを逃すことなくネット通販に誘導することで、もっとも購入の可能性が高い状態で送客ができます。
 
お店でネット通販について記載したカードに、ネット通販のみで利用できるクーポンなどを組み合わせることで「せっかくクーポンをもらったし安く買えるなら使ってみようか」という言い訳を用意することがでます。
 

状況や目的に応じた施策を実施する

今回は、自社ネット通販サイトへの集客方法について代表的な施策をを掻い摘んでご紹介させていただきました。
どのような方法で配信すればよいか、少しでも参考にしていただければ幸いです。
 
また集客方法の種類だけでなく、季節ごとのニーズ(ギフトやお歳暮など)に合った内容にしたり、オンライン限定の内容にしたりなど、ユーザーが通販サイトにアクセスし購入を促す方法を考える必要があります。
 
これまでに色々と試してみたけれど、成果が出なくて辞めてしまった、短期間で効果を出したい、長期的にユーザーとコミュニケーションをとりたい、社員数の観点からできることが限られているなど、状況や目的に応じたご提案をさせていただきます。
 
自社ネット通販の集客についてご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。
 
経営相談窓口【無料】
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out-inquiry.html

執筆者
殿岡 佳祐
プロフィール