

前回は、成長著しいハンバーガー市場における戦い方についてお伝えしました。
ところで皆様、
「たった30席で月商200万円の不振カフェがたった1年強で月商1,200万円・営業利益率25%を実現」
そう聞くとどのように感じられるでしょうか?
こちらは、グルメバーガー専門店に業態転換した、株式会社Start up Fieldの実際の事例です。
驚くべき成長ですが、たった1年半前までは、昨年からのコロナウイルスの影響で厳しい状況に頭を抱えていました。
30席で月商200万円の不振店で、多くの飲食店と同様に、
「時短営業で売上が伸ばせないのではないか」
「本格的に中食分野に参入して売上が伸びるのだろうか」
「今後の見通しが立たないので売上確保が難しいのではないだろうか」
と、今後の店舗運営の方針に悩まれておりました。
ではなぜ、コロナ禍中にも関わらずこのような成果を出すことができたのでしょうか?
答えは、前回のコラムでもお伝えした成長市場「ハンバーガー市場」で、中でも差別化が図りやすいグルメバーガー業態に参入したことが大きな要因です。
しかしただ参入するだけでなく、以下のポイントを抑えて、WITHコロナ対応のビジネスモデル開発をしました。
◆株式会社Start Up Fieldの取り組み
ポイントは、下記5つです。
①あらゆる利用動機を取り込み、コロナでも業績を伸ばせる専門業態への転換
②看板商品の特徴で差別化する、単品売上構成比60%以上の単品専門店開発
③店外売上で700万円/月が可能な、デリバリー&テイクアウト強化と実店舗の連動
④人時売上3,500円/hから10,000円/hへと成長する店舗・外販の生産性向上策
⑤広告費を25,000円でも売り上げを5倍に伸ばすデジタルマーケティング×ブランディング
つまり、コロナでも売上が伸びる集客力の高い業態開発と、
テイクアウトやデリバリーなど外販戦略をミックスさせ、
デジタルマーケティングやブランディングでより高い成果へとつなげたということです。
このポイントを抑えて、グルメバーガー業態に転換したことで、
・30席で月商1,200万円
・営業利益率25%
・人時売上10,000/h以上
・広告費25,000円
という驚異的な成果を出されております。
上記内容が気になる方、下記よりお気軽にご相談下さい。ご連絡をお待ちしております。
経営相談窓口【無料】
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out-inquiry.html
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

―低価格か、プレミアム感か、戦うのに有効なのは・・・―
目次
- ◆なぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのか
- ◆ハンバーガー市場における実際の戦い方とは
-
◆なぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのか
コロナ禍において、外食企業にとって常に厳しい状況が続いたことで、事業再構築補助金の活用を含めたテイクアウト・デリバリー専門店や通販、冷凍食品など、業態転換や新規参入することを目にすることが多くなりました。
中でも、成長市場なのがハンバーガー業態です。
「ブルースターバーガー」や「BEXバーガー」などのテイクアウト専門店のほか、ロイヤルホストや鳥貴族など、チキンをメインにした外食中堅・大手企業からの新規参入も話題になっています。
新規参入だけでなく、既存ハンバーガーチェーンであるドムドムハンバーガーも、プレミアムブランドとなる新業態「TREE&TREE’s」を開業するなど、ハンバーガー業態への注目度は日々高まっております。
ではなぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのでしょうか?
その理由は業態の特徴である
①テイクアウトやデリバリーなどの中食需要に強い
②食事性の高い業態であるためコロナの影響を受けづらい
③パーソナルからグループ・ファミリーまで幅広い客層にリーチできる
④相対的にマーケットが確立されているため、郊外エリアでも展開することが可能
という4点が挙げられます。
◆ハンバーガー市場における実際の戦い方とは
現在のハンバーガー市場は
①低価格・ハイコスパのハンバーガー業態
②プレミアム感の高いグルメバーガー業態
と分類されております。
①はマクドナルドが占有しているなか、ハイコスパ化で差別化している企業が多いマーケットで、②は単価1,000円以上で、カフェ&バー系の業態が多いマーケットとなっています。
①と②は明確に客層が異なっております。①の市場はブルーオーシャンのように語られがちですが、ローカルに行くほどマクドナルドの影響力が強くなるマーケットなので、商品のみで支持されることは難しく、差別化が困難です。
そのため、②のグルメバーガー市場のなかで、他店のプレミアムバーガーと差別化するという戦い方が非常に有効になります。
また、グルメバーガーはプレミアム感による付加価値をつけやすいため、コロナ禍でもテイクアウト・デリバリーされるような目的性を作ることができ、それによって外販売上を加速させることができたという企業もいます。今回は、ハンバーガー市場における戦い方について述べさせていただきました。
次回は、実際にハンバーガー市場に参入し、上記の通りグルメバーガー業態を開発して業績が急成長した企業の事例をご紹介します。
◎次回のコラムはこちら
ハンバーガー市場に参入をお考えの経営者の方、
今回のコラム内容が気になる方は、下記よりお気軽にご相談下さい。ご連絡をお待ちしております。経営相談窓口【無料】
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out-inquiry.html
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注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

-「宴会」が売上の主軸だった飲食店は、コロナ禍~後どうすべきなのか-
目次
- ◆宴会・飲み会の売上に頼ってきた企業が取り組むべき事とは?
- ◆ファストカジュアル開発・デリバリー強化のポイント
-
◆宴会・飲み会の売上に頼ってきた企業が取り組むべき事とは?
既に、コロナの発生から1年半が経過している状況ですが、
・宴会、大人数飲み会の敬遠
・(外食マーケットでは)食事業態が好調
・デリバリー・テイクアウトの中食利用の浸透
・感染が一時増えれば外出機会の減少(巣籠もり)
と外食店には非常に厳しい状況は変わりません。また、このコロナで生まれたアルコール離れ、中食(テイクアウト・デリバリー・通販)の浸透などは今後当たり前化し、外食店の市場を奪うものとして考えると、完全にコロナ前の状態に戻る事は難しいと推察されます。
そんな中で、これまで「宴会」や「大人数の飲み会」を売上の主軸としてきた飲食店は、どうすべきなのでしょうか。
その答えが、コロナの影響で宴会売上がほぼ0まで下落しながらも、ファストカジュアル業態開発とデリバリー事業強化で、宴会売上や大人数飲み会に頼らない収益体質に生まれ変わり、業績を復活させた和食店の取組みにあると考えています。
それは、
1)中食需要も取り込むファストカジュアル業態の開発
2)デリバリー事業の強化
の2つです。
◆ファストカジュアル開発・デリバリー強化のポイント
1)のファストカジュアル業態では、コロナ禍中の2020年夏にオープンし、また立地は周辺人口2万人ほどの郡部でしたが、初月で850万円を記録し、またテイクアウト比率も40%を超えるなど非常に好調な売上でした。
また、2)のデリバリー事業では、コロナ禍中でかつ上記と同条件の立地で展開しながら年商約7,000万円の売上でした。
この2つによって、ほぼ0であった宴会売上をカバーできたのです。
この2つの取組みが成功した理由は、
ファストカジュアル業態開発では、
■コロナを機に伸長している食事業態の開発であること
■中食需要(=テイクアウト)を取り込む設計こと
■大手チェーンと差別化するコンセプト作り(予算・商品・付帯サービス)
デリバリー強化では、
■コロナによって自家需要化したマーケットの取り込み
■消費予算と商品形態の変化への対応
■オンライン(Web)販促の強化
といった点でした。
いかがでしょうか。
今回のコラムをお読みいただき、
・業態開発・事業開発による戦略作りのサポートがほしい
・全国各地の成功事例を知りたい
・明日から出来る売上アップに直結する手法論を知りたい
・今後の指針を考えたい
・今すぐ業績回復をしたい
とお考えの経営者の方は、ぜひ下記よりお気軽にご相談下さい。
経営相談窓口【無料】
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out-inquiry.html
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注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
外食

いつもコラムをご愛読いただきありがとうございます。
世間では緊急事態宣言の中でのお盆休暇が終わり、まだまだ先行きが不透明な世の中が続いています。そんな中、今後の経営について様々な戦略を模索されているいる経営者が多いかと存じます。
今回のメルマガは、業績回復の次の一手を構築し収益の柱にしたいと思っている経営者の方必見です!
本日はデリバリー専門店開発セミナーのご案内を致します。
今回は、業績不振の飲食店からデリバリー専門店に業態転換し、年商2億円・営業利益率20%を達成されている株式会社カツデリの代表取締役 照屋様をゲストとしてお招きし、セミナーを開催致します。
本コラムをお読みの皆様の中でも、既存店でデリバリーに取り組むも、なかなか成果が出ないという方は多いのではないでしょうか?
不振店の経営者様の中には、「デリバリー自体がバブルで、既に市場が落ち着いているのでは?」や「ポータルサイトに依存するデリバリーはそもそも儲からない」等といったお声もあるのですが、
実は成果が出ない要因は外部環境よりも自店の取り組みにあり、大抵のケースにおいてそのシンプルが原因を取り除くだけで成果が出ることがほとんどです。
では、どうすればデリバリーで成功できるのか?ずばりデリバリービジネスの特徴を知り、ポイントを押さえることが重要となります。
デリバリービジネスの特徴は大きく以下の3つに集約されます。
1.認知・比較検討がオンラインのみ
⇒ブランド間での差別化が困難であるため、比較検討時の品質・信用訴求が勝負となる。口コミや写真の投稿等が重要となる。
2.顧客との直接的な接点がほぼない
⇒特にプラットフォーム活用の場合は人的接触はないので、注文ページの利便性と、納品商品の品質及び、同梱物での他店との差別化が重要となる。
3.自宅で完結する簡便さと配送料の負担が大きい
⇒デリバリー=実店舗より割高なイメージが一般認識なので、希少性・嗜好性・付加価値が高く実店舗購入等で代替し難いという要素がデリバリーで売れるためには非常に重要となる。
他にも細かな要素はありますが、基本的にはこれらを押さえることでデリバリーでの成功が近づきます。詳しくは本セミナーの中でお伝え致します。
ちょこっと!カツデリ様の取り組み解説!
地方の二等立地で坪売上50~60万円を獲得!自社販促・自社配送でも営業利益率20%以上を達成する秘密は??
☑ポータルサイトに頼らず、地方でもデリバリー月商2,000万円いじょうを達成する直販の仕組みづくり
☑自社配送に関わらず営業利益率20%をたっせいする配送業務の生産性向上
☑坪売上50万円以上を達成するデリバリーせんもんてんでも店舗運営業務の生産性向上
☑最低投資300万円でデリバリーげっしょう2,000万円以上を獲得できるデリバリー専門店稼業のノウハウ
当日お話させて頂く、デリバリー専門店開発のポイントは以下です。
☑地方小商圏ながら当投資で坪月商50~60万円を達成するビジネスモデルの概要
☑営業利益率25%を達成する高収益なビジネスの運営手法
☑飲食店メニューとは異なるデリバリーで売れる商品の開発
☑直販で注文を獲得できる販促手法
☑自社で配送を行うスキームの構築手法
☑今後のデリバリー市場の動向
今後も伸び続けるデリバリー市場での売上獲得のヒントがたくさんございます。
本セミナーはこのような人におすすめ!
☑イートイン業態での売上が激減している経営者様
☑飲食事業での業績回復のキッカケを探している経営者様
☑デリバリー事業へ参入したい経営者様
☑今、デリバリーで成功するには何をするべきか知りたい経営者様
☑低投資かつ高収益なビジネスを検討されている経営者様
☑中食での収益の柱を創りたい経営者様
当日はオンラインでの開催となります。スマホ、タブレットなどからご自宅やオフィスからのご視聴が可能です。
皆様のご参加をお待ちしております。
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デリバリー専門店開発セミナー
★オンライン開催・日程★
11月15日(月):13:00~16:00
11月16日(火):13:00~16:00
11月24日(水):13:00~16:00
11月25日(木):13:00~16:00
★お問い合わせ★
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