経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
2019年高齢者向けフードビジネスはどうなるか?
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給食
2018/12/10
2019年高齢者向けフードビジネスはどうなるか?

2019年はさらにシニア向けフードビジネス市場が伸びます。

 

次世代給食業経営研究会の全国の会員様の

2018年の業績数値を集約して分析しています。

 

結論としては、ほとんどの会員様が業績を伸ばされています。

 

その中でも

前号でも触れました矢野経済研究所の統計資料が示すように、

 

「高齢者向けの給食事業」に取り組む企業が、

大幅に業績を伸ばしていらっしゃいます。

 

事業別の伸び率を見ていると、

 

・個人宅向けの配食事業の平均年商伸び率は「112.9%」

・医療・介護施設向けの平均年商伸び率は「167.6%」

 

となっており、やはり高齢者層の食のお困りごとに取り組む企業は、

堅調に業績を伸ばされていることがわかります。

 

当然ながら、年度末の昨年対比月商も大きく伸びており、

この流れはまだまだ続くことは間違いありません。

 

2018年も多くの地場給食会社様からご相談を受けましたが、

ハッキリしていることは、

 

各社の経営層を比較した際に、

「危機意識」や「先を見通す力」、

「実践力」に大きな差がついてきているという点です。

 

このままいくと、この数年で「生き残り、さらに成長していく

地場給食業」と「淘汰される地場給食業」がよりハッキリと

分かれていくと確信しています。

 

「地域の食のお困りごとを解決する企業をサポートし、

地域社会の発展、および、取り組む企業が発展していくこと」を

ミッションとする私どもからすると、

 

淘汰が促進されること自体は資本主義原理ではありますが、

 

それだけではなく、

より多くの地場給食業がそれぞれの強みを伸ばし、

 

地域社会のお役に立ち発展していただきたいと心から願っています。

 

◆野間へのお問合せ・ご相談はこちらから

https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-food-business/soudan-delivery-inquiry.html

 

 

 

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
「知らないうちに注文がなくなっている顧客」いませんか?
給食
2018/11/13
「知らないうちに注文がなくなっている顧客」いませんか?

事業所弁当事業の

「食数が伸びない。」
「売上が伸びない。」

「労働人口が減っているし、コストも上がっているし…」

これらは、外部要因としては確かなことです。

しかしながら、「自助努力で業績を伸ばす方法」は必ずあります。

その上で、今回は基本である「顧客管理」について触れていきたいと思います。

売上は、

「取引先数×平均食数×平均単価」

で成り立っていますが、

この「取引先数の管理が不十分」なケースが散見されます。

取引先数は、

「新規顧客数+既存客数-中止客数」

で算出されますが、

特に「中止客の把握」ができてない企業が多いです。

ある事業所向け弁当給食会社様で、ここ数か月の中止客リストを拝見することがありました。
そのリストを下記のように分類してみました。

<中止客の内訳>
中止客の内訳の表

ここ数か月の中止客のうち、
重要分類である「定期客×事業所」が51%(23社)となっています。

ここからが重要なのですが、

この23社のうち10社である43%が「知らないうちに注文がなくなっていた」ということです。
「大事な顧客の半分が知らないうちにいなくなっている」ということがこの先続く可能性が高いということです。

このような状態を回避するためには、

①取引中止の定義を決めること
ex)1カ月注文がなければ中止客にする
②定義に基づいて、毎月中止客リストを作成すること
③中止客に対してのフォローを行うこと
この3点は、基本中の基本ですので、
「出来ていないな」と思われる方は、今月から取り組んでください。
小さなコトをコツコツと!!

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
シルバーライフの成長戦略
給食
2018/9/21
シルバーライフの成長戦略

時流に適応して飛躍的に業績を伸ばしている
給食業界のモデル企業の代表格は
 
2017年10月25日に東証マザーズに上場した
株式会社シルバーライフ社です。
同社は事業ミッションを
 
「自分で調理をすることや買い物に行くことが困難な一人暮らしや要介護の高齢者の方が、手間をかけず、安心して食事をしてもらえるよう、手ごろな価格で弁当を用意し、毎日自宅に届けます。」
 
と定め、
 
高齢化という人口動態時流に合わせた
「高齢者向け配食事業」で業績を伸ばされております。
 

 
現在、同社は下記3つの主要事業ドメインを展開しており、
すべてのドメインともに業績を伸ばされています。
 
<株式会社シルバーライフ 主要事業ドメイン>
①高齢者個人宅への弁当宅配FC事業
②高齢者施設への食材配達事業
③OMEメーカー事業
 

 
一般的に同社の強みは
「価格競争力を軸にした展開力」に目が行きがちですが、
 
私は、その前提となる清水社長の
「時流を読み解く力」「意思決定力」「強力な推進力」が
大きな強みになっていると感じます。
 
今後も、高齢化は進んでいきます。
また、高齢者施設での食事提供は、より一層、外部への委託が進んでいきます。
高齢者を取り巻く法制度もどんどん変わっていきます。
 
ぜひ、皆様にも時流に適応していただき、
業績アップを実現していただければ幸いです。
 
最後に、時流をとらえて成長し続ける
株式会社シルバーライフの清水社長をゲスト講師にお招きして、
「高齢者向け給食事業」をテーマにしてセミナーを開催いたします。
 
日程は、11月24日(土)@船井総研東京本社にて行います。
ご料金は1名様3万円(税別)です。
 
正式なご案内はこれからですが
席数が限られており、早期の満席が予想されます。
 
本記事をお読みの方限定で
「先行の申し込み」を受け付けさせていただき
お席の確保をいたしますので、お急ぎお申込みください。
 
「先行申し込みご希望」の方は
下記リンク先をご確認の上、お申込みくださいませ。
 
◆シルバーライフ清水社長ゲスト講演セミナー◆
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/038315.html
 
※文中記載データ出典元:「株式会社シルバーライフ IR情報(2018.9.18)」
 

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太
「実演率」が介護給食事業の重要KPI
給食
2018/9/10
「実演率」が介護給食事業の重要KPI

今回は、
「完全調理済みの介護施設給食事業」を伸ばすための
細かいですが大事な話です。
 
調理済みパック給食に参入されている企業の多くが
新規案件を獲得するために「試食受付」をしていますが、
 
「試食受付から受注」まで
結び付けられていないケースが多くあります。
 
単純ですが、
「試食希望施設にサンプルを送るだけ」では成約率が低く、
「サンプルばらまき状態」になります。
 
重要なのは、「確実にサンプルの試食をしていただくこと」です。
すなわち「試食完了率を上げること」が重要です。
 
そのためのアクションが、
「サンプル品の調理実演付きのアポイント」をとることです。
 
「30分間」「実演付き」「サンプル品を調理しながら説明」
という内容のアポイントをとることで、
 
契約率は上昇し、契約までの期間も短縮されていきます。
 
「試食完了率」には、ぜひこだわっていただき、
そのためのアクションをしていただければと思います。

執筆者
チームリーダー / シニア経営コンサルタント
野間 元太