経営コンサルタントのお役立ちコラム | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
店舗を持たないゴースト店舗の可能性
宅配
2018/8/27
店舗を持たないゴースト店舗の可能性

ゴースト店舗。
この言葉を聞いたことはありますか?
 
特に海外から始まった考え方で、
フードデリバリーの配送プラットフォームがあるなら、
デリバリー専門店だけで展開しよう!
 
というもので、飲食店としての実店舗は持たず、
それ単体で展開していくやり方です。
 
デリバリーの展開としては、
「既存レストランに付加」これが
今までの基本スタイルでした。
 
しかしこれはあくまでもイートインメインなので、
売上が伸びると店内のお客様に提供不満で
クレームが起きるというのはあるある。
 
その為、CKを活用して専門店を作り、
かつ様々なニッチ一番業態を専門店から、
1拠点多ブランド展開として出す。
 
というのも1つの手法です。
これがいわゆるゴースト店舗と言われるやり方ですが、
もちろんデメリットもあります。
 
例えば、配送もキッチンも委託してやる場合、
ここでは伏せますが大きな手数料がかかります。
 
つまり、個人としてちょっとした利益稼ぎならまだしも、
従業員さんを雇用してどんどんスケールする!というのには
なかなか適さない部分もあります。
 
また、多ブランド展開という事は、
それだけ在庫管理の手間と商品品質管理が手間になるという事。
ここを先に仕組み化せずに走り出して苦戦する。
 
というのもあるあるです。
 
どんな事業ももちろん一長一短あるなかで、
どの部分でエンドユーザーの問題を解決して
事業を成長させていくのか?
 
ブームのビジネスモデルに流される事なく、
そこを根幹に考えていきたい所ですね。

執筆者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一
フードデリバリーの今後の差別化ポイント
宅配
2018/7/24
フードデリバリーの今後の差別化ポイント

益々激化しているフードデリバリー市場ですが、
配送プラットフォームと言われる企業の
大阪や京都、神戸参入も先日話題になりましたね。
 
事業はあくまでもお客様の
「お困りごと解決」だとすると、
今後もこの流れは益々加速します。
 
共働きがより当たり前になり、
配送もドローンや自動運転ロボットが当たり前に。
厨房ですらシェアリングになってきます。
 
そのような世界の中で、
どう自分達が他社さんと同質化せずに
差別化して収益を上げていくか?
 
これがより重要になってきています。
その為、シェア1位クラスのお付き合い先では、
 
・競合が真似できない商品開発
・衛生管理の認証
・接客、アフターフォローの1対1対応
 
など、商品力・接客力の一番化を進めています。
この事業のどこをセンターピンとして抑えるか?
 
この発想を大切に脱同質化で進めていきたいところです。

執筆者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一
競合が増えてくる中でやるべき事って?
宅配
2018/6/25
競合が増えてくる中でやるべき事って?

成長期のビジネスでは驚く程に競合が増えてきます。
「これ、うちの店の模倣じゃないか!?」と感じる経験も
皆様何度かあるのではないでしょうか?
 
フードの業界だと、フードデリバリーが今まさしくその状況です。
どんどん新規企業が参入してきた事によって、
加速度的に業界での標準化・均一化が進んでいます。
 
ではこの標準化・均一化が生じた時に、
一体どのような戦略を取れば良いのでしょうか?
シンプルに言えば、「本物化」です。
 
その事業を「片手間」ではなく「本業」と定義した上で、
①商品力の一番化
②接客力の一番化
③価格力の一番化
 
が重要になってきます。
 
この辺りは「片手間」の企業は絶対に強化できないので、
「本業」の企業に大きなチャンスがあります。
 
ここで一気に差別化を行う事によって、
地域でのシェアを盤石にしていきたいところです。

執筆者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一
高利益率のフードデリバリー業態とは?
宅配
2018/5/29
高利益率のフードデリバリー業態とは?

フードデリバリーの市場が伸びているのは言わずもがなですが、
業態の細分化も同時に進んでいます。
 
・高単価弁当宅配
・企業向けパーティケータリング
・テイクアウト併設型オンデマンドデリバリー
 
などなど。
デリバリーの中でも特に上記は収益性が高いのですが、
3つ目のテイクアウト併設型オンデマンドデリバリーの強さはより感じます。
 
配送プラットフォーマーの台頭により
市場が急拡大したのが一昨年や昨年です。
 
プラットフォーマーに頼む分と
自社直販によって伸ばす切り口がある中で、
自社の業態の定義が大切になってきます。
 
・サービス業なのか?
・配送業なのか?
・製造業なのか?
 
もちろん全てにリンクはしてくるのですが、
より伸ばしている企業は「製造」により
力を置いている企業です。
 
成長期なので受注はどんどん増えます。
そして「断らない仕組み」が同時に重要度増しています。
 
その為には、
・製造キャパシティを徹底的に伸ばす
・配送人員確保が難しいなら来てもらう
→外観にこだわる
→受け渡し口を作る
→受け渡しのインセンティブを設ける
 
といった感じです。
これによって受注数の半分を目安に店頭にし、
受注の最大化に繋がるといった感じです。
 
デリバリーも
①飲食店の付加(片手間)
②専門店開発
 
になる中で、②では受け渡しを意識した
開発にしたいところです。

執筆者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一