集客に成功しているカフェ業態の商品MDと販促戦略 | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
コンサルタントコラム

外食
2018/8/27

集客に成功しているカフェ業態の商品MDと販促戦略

株式会社船井総合研究所  朝岡 夏輝

集客に成功しているカフェ業態の商品MDと販促戦略

近年、カフェが本業ではない飲食企業や食品メーカー、さらにはアパレルなどの異業種まで多くの企業がカフェ業態にチャレンジされています。

 

<カフェ業態開発の目的>

・採用力強化の為の参入

・自社ブランド物販商品のショールーミング

・時間消費型ビジネスの特性を生かしたライフスタイルの提案など

 

参入の目的は様々ですが、いずれの場合でも成功のポイントは「客数」をいかに集められるかという点にあるのではないでしょうか。

本コラムでは集客が上手くいっているカフェに共通するメニュー戦略と販売促進活動についてご説明させていただきます。

 

多くのカフェは他の飲食業態と比較するとキッチンの製造能力が低く、アイテム数とカテゴリーを拡張する事による集客力の強化は難しい場合が多いです。

その為、商品開発の基本的な考え方は単品商品や同一オペレーションで製造できる商品に「目的来店性のある属性」をどう付加するかという点がポイントになります。

ここ数年で言うと「インスタ映え」などがわかりやすいキーワードではないでしょうか。

カフェはトレンドだと言われる所以はこのような点から来ている部分もあるでしょう。

しかし、あくまで本質は、商圏のお客様にマッチした「来店動機」をいかに作るかと言う点にあります。

 

上記をベースに時間帯別の集客商品を投下する事で、幅広い時間帯で売上を作るのが基本的な流れとなります。

具体的には、モーニング、ランチ、カフェタイムの3点でそれぞれ集客要素を属性付与するイメージです。

例えば、フルサービスカフェ市場を開拓したコメダ珈琲では無料モーニング、ボリューム特化のサンドイッチ、シロノワールが上記3点を補っています。

集客が安定しているカフェはそれぞれ業態コンセプトに合った目的来店性のある要素付与に成功しているケースが多いです。

これらを前提に、利用動機の幅を確保するというのが集客が安定しているカフェのメニュー戦略の正攻法です。

 

さらにここから一歩進んだ企業は上記に季節性要素を付加する事で、新たな顧客を開拓しています。

 

このような商品戦略が構築されたことを前提に、カフェ業態が着手すべき販売促進活動がSNSとローカルメディア活用です。

SNSに関して、特にカフェで今着手すべきインスタグラムに関しては以下の記事にまとめているので参考にして下さい。

飲食店がインスタグラムを効果的に活用する6つの手順と考え方

メディア向けの販促活動に関しては他業態での事例ですが、以下にまとめています。

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=izakaya_report2017#_ga=2.16729970.518071872.1534991695-1974755042.1519795400

 

これらの販促活動が効果的な理由は、カフェの主な利用動機が消極的な外食消費にあるという点にあります。

消極的な外食消費とは、例えば時間を潰したり、サクッと食事を取ったり、ママ同士が会話をしたりなど、場の利用として使用される消費です。

これと対極にあるのが積極的な外食消費で、この商品が食べたい、写真を撮りに行きたいなど、わざわざ来店する外食消費です。

カフェは後者の利用動機を主体に獲得しなければ、売上の異常値をつくることはできません。

その為、広域商圏に対して認知を形成できるSNSやメディアの利用が効果的になります。

 

要点をまとめると、

①時間帯別に集客できる属性付加を行う

②上記の商品を拡散させる販促活動を定期的に行う

③認知を広域で形成できる販促活動で目的来店の新規客比率を上げる

 

上記3点を強化することで、安定して客数を確保する事ができるようになります。

さらに詳しい内容を以下の資料にまとめました。

 

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-food-business/biz-eat-out/freetext-dl.html?txt=caffee-kaihatsu2017#_ga=2.16729970.518071872.1534991695-1974755042.1519795400

 

カフェ業態に関心のある今コラムをご覧になった皆様のご参考になれば幸いです。

担当者
朝岡 夏輝

食品通販チームでインターネット通販、インターネットでの集客のノウハウを学び、飲食グループへ。
単品商品を切り口に店舗、通販を連動させた集客策に定評がある。
顧問先企業では商品開発からプロモーションまで幅広く実施しており、テレビや雑誌等のメディアに取り上げられたヒット商品の開発・プロモーションも数多く手がけている。

このコンサルタントに相談する
記事を見る
その他おすすめの記事
コンサルティングレポート