地方の中小食品企業だからこそ伸びている観光市場の確保に動きだしましょう! | 船井総研 フードビジネス支援部

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2018/7/24

地方の中小食品企業だからこそ伸びている観光市場の確保に動きだしましょう!

株式会社船井総合研究所  薄田 陽

地方の中小食品企業だからこそ伸びている観光市場の確保に動きだしましょう!

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
フードSPAグループにて
食品メーカーのコンサルティングを行っております薄田です。
 
今回は、「観光土産市場」の獲得と「店舗・通販」の直売強化に成功され
年商5億円を達成された企業様の事例をお伝え致します。
 
今回ご紹介する企業様は、
秋田県の田沢湖にて、はちみつの直売店を運営されている
「山のはちみつ屋・ビー・スケップ」です。
 
平成6年に観光地の田沢湖に直売店を開店した後
はちみつを使ったスイーツを製造販売するお菓子工房の開店や
昼食や軽食需要にも対応するためにピザ工房をオープンし
着実に売上を伸ばしながら
一つの観光スポットとなる「はちみつのテーマパーク」を果たしてきました。
 
今回のメルマガでは、
観光地出店を行っていくべき理由と
こちらの企業が観光立地出店し、はちみつのビレッジ化を成功したポイントをご紹介します。

確実に減少していく日本国内の人口

みなさんもご存知の通り日本は先進国の中でも少子高齢化が進んでおり
総務省がまとめているデータによると2020年には1億2,410万人、2025年には1億2,066万人、2060年には1億人をきるといわれています。
2020年からの5年間では約350万人の減少ですが地方であればあるほど、
今後人口の減少による影響は大きくなっていくのではないでしょうか。

観光地出店の魅力

人口減少が進んでいる中でも変わらず成長している市場は観光地にあります。
観光地は全国各地に存在し、インバウンドの影響もあり年々成長している市場です。
また、観光市場における顧客は”食”を目的としている割合が高く、
食品メーカー様が参入する事においても信憑性高く、企業イメージを高める事に繋がります。

「脱“土産物店”から”はちみつ専門店”へ」

伸びている観光市場だからこそ
観光地に存在する店舗も単なる土産物店では集客が難しくなってきています。
「どんな店舗が集客できるのか?」
一つの答えは専門店化です。
ビー・スケップ様では本業のはちみつを活かし、
専門店としてのお土産商品開発や
はちみつ専門店ならではの関連商品付加・はちみつ&はちみつ酢の試飲試食を実施しました。
また店舗づくりにもこだわり
外観をドーム型のログハウスにし、店内も「非日常空間」の演出する等
徹底して行い単店売上1.7億円を作るまでになりました。

菓子・飲食の事業付加によるステップアップ

せっかく足を運んでいただいたお客様にもっと「はちみつ」の魅力を伝えたいと考え
新たに開設したのがはちみつを使用したスイーツを製造販売するお菓子工房でした。
店内にはイートインコーナーを設けることにより、滞在率の増加につなげました。
更に滞在時間を上げるために昼食や軽食を提供するピザ工房をオープンしました。
ピザ工房をオープンしたことにより今まで集客できていなかったランチ需要の観光客も獲得できファンづくりにもつながっています。
このように「ただ物を買う」以外の機能を充実させていくことが観光地出店の展開の一つとして重要です。

ビー・スケップの観光地マーケット集客セミナーが9月3日(月)に開催決定!!

この度、コラムでご紹介しました
有限会社ビー・スケップの代表取締役 西村隆作様をお招きし、9月3日(月)
船井総研の東京五反田でセミナーの開催が決定いたしました。
先着50名様限定のセミナーとなっていますので、
お早目のお申込みを以下から宜しくお願い申し上げます。
(セミナーの詳細につきましても、以下をご確認くださいませ。)
http://sem.funai-food-business.com/seminar/035077/?media=column
担当者
薄田 陽

熊本県出身。株式会社船井総合研究所に入社後は、飲食・中古リユース業のコンサルを経て、食品業界のコンサルティングに従事している。中でもWEBマーケティングに強みを持ち、日々業績向上に努める。地域密着の企業様のコンサルティングを行い、地方活性を目指している。

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