今だから考える仕出し事業の残存者メリット | 船井総研 フードビジネス支援部

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宅配
2018/7/09

今だから考える仕出し事業の残存者メリット

株式会社船井総合研究所  林田大碁

今だから考える仕出し事業の残存者メリット

皆様こんにちは。
船井総研中食コンサルタント林田です。
 
今回は、仕出し事業における残存者メリットのお話を。
 
どの業界でも、人手不足・採用難・高生産性が注目される昨今ですが、これは仕出し業界においても同じです。その潮流が影響し、仕出し事業を営まれる企業様が徐々に撤退しているのが回収容器(2WAY、5,000円以上などの高単価)の商品カテゴリーです。主に法事・慶事ごとに使用される商品です。
 
お付き合い企業様の多くも、生産性や高収益を目指して、使い捨て容器(1WAY、3,000円~4,000円の低中単価)への切り替え、もしくはそれら商品をメインとした品揃えをしています。
 
一方で、法事ごとを中心に回収容器への需要は一定数存在します。
多くの企業様が使い捨て容器に切り替える一方で、需要が存在する為、回収容器需要は残存者(未だにその商品を持っている企業様)へ徐々に集中していきます。
 
回収容器のデメリットは、
・配膳、回収の手間
・労働時間、人手が必要
・自社での洗浄や管理が必要
・利益率の低さ
などが挙げられますが、一方でメリットは
・今後需要が集中する
・利益額の大きい(率が低くても単価が高いため)
が挙げられます。
 
上記のようなメリット・デメリットのみで商品追加・撤退の判断を下すのは危険ですが、今の潮流ではなくとも、自社持っている商品が強みになりうることも考えたいものです。
 
また、あるお付き合い先の企業様では、この回収容器(高単価商品)需要への対応として、
使い捨て容器ではあるものの、回収容器風の高単価商品を作り、一定金額以上もしくは配送料支払いで、回収・配膳対応をする商品を作るといったハイブリット的な対応をしている企業様もあります。
 
今の潮流に対応する事も非常に大事ですが、
一方で自社の強みとなりうる商品や、競合・他社状況など
常に環境・状況を見て、考えた戦略を検討して頂きたいところです。

担当者
林田大碁

東京農業大学を卒業後、船井総研へ入社。「食」を通しての社会貢献を信条に給食業コンサルタントへの道を歩み始める。介護施設給食のコンサルティングを中心にノウハウを吸収・実践し業績アップをサポート。
制度利用での施設給食の顧客獲得など、独自の切り口での業績アップにも注力する。

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