AI導入で給食業も“生産革命”の時代へ! | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

給食
2018/4/17

AI導入で給食業も“生産革命”の時代へ!

株式会社船井総合研究所 チームリーダー / マーケティングコンサルタント 吉澤 恒明

AI導入で給食業も“生産革命”の時代へ!

「AI」とは?

「AI」というのをご存じでしょうか?
巷では聞かれるようになってきているかもしれません。

そう、いわゆる「人口知能」です。
「人口知能」とは…?

「自ずと勝手に進化していく、自動算出ロボット」
とでも言い替えると、少し伝わりやすいでしょうか?

まだ、実用的なシーンがイマイチ浮かばない
という方も多いでしょうし
はっきりイメージするのは難しいかもしれません。

SF映画等では、何年も前から
「AI=人工知能」というのは出ていました。

ロボット(あるいはバーチャルな仮想人物)が
言語や文化を学習して
まるで感情を持っているかのように
人間をおしゃべりをするようになったり…

そんな情景を思うと
まだまだ遠い先、といった感覚かもしれません。

でも実は
「今」「既に」「国内の」「中小企業」で
我々「食」の業界でも、実際にAIを導入して
業績を劇的に上げられている企業が
実在するのです。

「AI導入」で劇的業績アップの事例

特定を避けるため、詳細の情報は伏せさせていただきますが
とある地方の観光立地に位置する飲食店様の事例です。

当時「年商1億円」だった零細企業が
AI導入から5年で、
年商規模「5倍」、営業利益率「10倍以上」
へと急成長
したのです。
(営業利益率0.01%⇒0.1% …とかではないですよ。
 とにかく莫大な利益率なのです…!)

しかも
・年商は5倍になったのに従業員数は変わらず
・残業なし、営業時間たったの1日4時間
・週休2日は当たり前、年間休日130日以上
社員平均給与が+5万円


これ、かなりすごくないですか…?

資金力豊富な大企業ではありません。
とある地方の、年商1億円程度だった
中小零細企業です。

なぜ、これを実現できたのか?
「AI」を使って一体何をしたのか?

端的にまとめると、こうです。
1) AIによる店前通行者、来店者の画像認識
→リアルな「来店率」の計測、具体的な客層の把握
→AIさんは、店の前を通る全ての人の
国籍、性別、年代
まで
 詳しく言い当ててしまうんだそうです。
 おそろしい…。
→当然、その通行人のうち
誰が、いつ来店したか?
を把握するなんて
お手のもの。

2) AIによる集客、注文予測
→AIさんは、いつ、どんな客層が何人来て
 何を、何時頃注文するか?を
 「90%以上」の精度で言い当てる
んだそうです。
→だから、仕込みの必要分と提供タイミングが
予め明確に分かる
ので
 「食材ロス率激減」「提供時間80%削減」
 に成功。
→なので粗利率も上がるし、回転率=売上アップに。
3) 締め作業の自動化
→店の営業が終わってから、ジャーナルチェックして
 日報記入して…なんてやってたら
 1時間なんてあっという間
 …と、なってませんか?
→AIさんは店長の代わりにデータを自動処理してくれるので
 締め作業が1時間かかっていたものが
「1分」で完了
するのだそうです。
   →そのため、数字をまとめる「作業」から脱却し
    数字を見て、分析し、実行する
    より建設的な時間の使い方ができるように。
4) 仕入れの自動化
→こちらも、何がどれだけ減ったから
 何をどれだけ発注するか?を自動で算出し
 発注までしかかってくれるのだそうです。


こんな具合です。
つまりまとめると、今まで見えなかった具体的な数字が見える
ことで集客、生産性が劇的に上がり、
ヒトがやらざる得なかった作業を代行してくれることで
ゴソッと労務時間削減につながった

ということです。


給食業にもAIの導入を!

いかがでしたでしょうか?
今回の事例はあくまで「飲食店」ですが

十分、給食業でもチャレンジできそうではありませんか?
・日々の食数予測、製造発注
・在庫管理
・仕入れ発注
・最適配送ルートの算出

などなど、できそうなポイントは
いくつもあります。

自分には関係ない…一部の大手さんだけの話でしょ?
と言っている場合ではありません。

今後より、確実に人手不足が待ち受けている中
生き残っていくためには
「AI」は、近い未来で
必須のツールとなっていくでしょう。

業界への先進的な導入に向けて
私も動いていきます。

みなさんの頭の中にも
ぜひ「リアルな自分事」として
留めておいていただければと思います。
担当者
チームリーダー / マーケティングコンサルタント
吉澤 恒明

近年急成長市場となっている「シニア向けフードビジネス」専門コンサルタント。
 
DMやWEBを駆使したダイレクトマーケティングモデルで、クライアントに対して年間数億円規模の業績アップに貢献。特に、新規事業参入案件の数は過去50件以上。
 
ゼロからの事業戦略構築から計画策定、営業、スキーム構築、販促ツール作成、営業マン強化など、立ち上げから実行、展開までを全面的に支援するのが得意。
 
「おいしい『食』を提供する強い企業づくり」を目指し、年間300日以上をクライアントの支援や行脚に費やす。

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