「ムダ取りコンテスト」で自発的に、楽しく現場の業務改善を! | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

給食
2018/3/06

「ムダ取りコンテスト」で自発的に、楽しく現場の業務改善を!

株式会社船井総合研究所 チームリーダー / マーケティングコンサルタント 吉澤 恒明

「ムダ取りコンテスト」で自発的に、楽しく現場の業務改善を!

先日、ご支援先で
業務効率化の面白い取組みが実施されていました。
 

ずばりその名も「ムダ取りコンテスト」!
 

製造、配送、事務など、あらゆる現場のスタッフから
社員、パート問わず、日々の自身の現場の中で
「これってムダなんじゃない?
なくした方がいいんじゃない?」
と思うことを投書していただき
グランプリを決める、といった取組みです。
 

おそらく、こういった取組みは
うちも取り組んだことがある!
 

でもあまり思うように機能しなかった!
 

という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
 

ところがこの企業様は、形骸化するでもなく
非常にうまく機能していました。
数件の応募どころではなく、
何十という案が寄せられていたのです。
 

なぜ、ここはうまく回ったのか?
 

ポイントを整理すると、下記の細やかな「配慮」が
功を奏していたかな?と思っています。
 
 

・「この中から大賞を決める」という競争性を生み出していた
・一番の「大賞」にはささやかな報酬を用意していた
 (→ここは社長のポケットマネーから出ていました)
・全ての応募のうち、10件程度の「優秀作品」を
 選びだし、会社掲示板に貼りだした
・優秀作品にはそれぞれ、社長の手書きコメントが
 フィードバックとして書かれていた
・それに付随して、社長の手書きコメント
(感謝の意など)が「手書き」で掲示板に書かれていた
・コンテスト終了後、「これを具体的にルールとして決める」と
いう結果報告、現場への反映がされており、かつそれが
掲示板に貼りだされ、周知されていた。
 

一言でいうと、この施策の成功のポイントは
「社長と各スタッフのコミュニケーション」が
とれていた、ということです。
 
 

・「とりあえず出せ!」
・「出してもらったら、もらいっぱなし」
・「自分の意見が届いたのかどうか分からない」
・「結局何か変わったのか分からない」

 
 

こんな宙ぶらりんの状態を避けるために
常に相互方向のコミュニケーションが
とられていたこと。
 

これに尽きるかと思います。
 

社長はとにかく、褒めちぎること。
 

こんなに出してくれてありがとう!
素晴らしい意見ばかりです!
 

こんなありきたりかもしれない感謝の言葉でも
形にして伝えてもらえると
やはり現場スタッフもうれしいものです。
 

承認し、評価されると嬉しいのです。
それがモチベーションにつながり、意欲的で
前向きな現場の雰囲気につながります。
 

意欲は作業性にも影響します。
 

いかがでしょう?
取組み自体は、お金がかかる訳でもありません。
 

楽しく、現場を巻き込み
自発的に業務改善を。
 

あなたの会社でも
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

担当者
チームリーダー / マーケティングコンサルタント
吉澤 恒明

近年急成長市場となっている「シニア向けフードビジネス」専門コンサルタント。
 
DMやWEBを駆使したダイレクトマーケティングモデルで、クライアントに対して年間数億円規模の業績アップに貢献。特に、新規事業参入案件の数は過去50件以上。
 
ゼロからの事業戦略構築から計画策定、営業、スキーム構築、販促ツール作成、営業マン強化など、立ち上げから実行、展開までを全面的に支援するのが得意。
 
「おいしい『食』を提供する強い企業づくり」を目指し、年間300日以上をクライアントの支援や行脚に費やす。

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