宅配・仕出し業におけるサテライト出店とは? | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

宅配
2018/3/01

宅配・仕出し業におけるサテライト出店とは?

株式会社船井総合研究所 マーケティングコンサルタント 船越 良

宅配・仕出し業におけるサテライト出店とは?

宅配・仕出し業経営において、事業に発展性をもたせる策とは何があるでしょうか?
その一つが、「既存商圏(2次商圏以下)×成長商圏」への、
サテライト出店です。

仕出し業における課題は?


仕出し業全体における課題は
葬儀仕出し販路の縮小があげられます。
 
高齢化が進み死亡者数が増え、葬儀市場自体は増加傾向ではありますが、それに反比例するように葬儀販路は縮小しています。
葬儀件数は増加傾向にあるにも関わらず、縮小傾向にある理由は、
・家族葬に代表される葬式の規模縮小(参加人数減による単価減)
・葬儀社による料理機能の付加(仕出し件数の減)
・葬儀社との提携による紹介手数料の上昇(利益率の減)
があげられます。



取り組むべきテーマ


そんな中、取り組むべきは「一般販路売上の付加」です。
 
特に、法人案件や個人のハレ需要(法事、お祝い案件)を今一度取りに行く必要があります。
 
個人のハレ需要は、
既存商品をどんな用途で利用できるか?を訴求することで一定数獲得できます。
 
しかしながら、やはり仕出し屋は一般的に外食店と比べてお店に「看板」が見えにくいビジネスです。
そのため、いくら商圏内で販促を効かせても、拠点から離れれば離れる程、個人のハレ案件は獲得しづらくなります。
 
そこでご提案しているのが、「サテライト出店」です。



サテライト出店とは?


サテライト出店とは、大きな投資を伴わず、
営業所としての出店で二次商圏以下の地域に「一次商圏」を作り出すことです。
 
大きな投資をかけない理由としては、
・工場(調理、製造、洗浄)機能を持たない
・営業所としての出店であるため、店舗規模は小さくてOK
であることから成り立ちます。
 
二次商圏以下への新規出店で、出店地域の売上確保はもちろん、
今まで製造拠点から直接配送していたルートを、
一度営業所にストックさせることで効率的に配送できるというメリットを持たせる他、
その営業所での人材採用で新たな雇用創出および人材不足解消に役立ちます。
 
このようなサテライト出店は、まだまだ仕出し業界の中でも数少ない企業様しか取り組んでいない方法であるのが現状です。
 
仕出し店にとっての新たな一次商圏作りと売上確保、
発展性を持たせた事業展開に、ご検討してみてはいかがでしょうか。



担当者
マーケティングコンサルタント
船越 良

新卒で入社以来、船井総研で飲食仕出し・宅配専門にコンサルティングを行なっている。
飲食店、仕出し会社、給食会社などに年間300日以上お伺いし、現場で即時業績アップする立上げと活性化をサポートしている。勉強会組織、『ケータリング・宅配研究会』を運営。

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