製造小売業・デリバリー業の人手不足対応及びロス削減 | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

宅配
2017/9/14

製造小売業・デリバリー業の人手不足対応及びロス削減

株式会社船井総合研究所 チームリーダー / チーフ経営コンサルタント 小林 耕平

製造小売業・デリバリー業の人手不足対応及びロス削減

皆様こんにちは、船井総研の小林です。

 

人手不足がますます加速するなかで、大手企業各社も営業時間の縮小や、機械化やセルフ化による省人化、業態転換などを迫られています。

 

中食業界でも、オリジン弁当などは労務環境の改善に取り組んでおり、24時間営業から深夜営業を圧縮し、代わりに朝食強化にシフトしています。

深夜営業から朝食強化へのシフトにより、労務環境改善・売上げアップ

深夜営業をネックとして撤退店舗が増えてきていましたが、この業態転換により、現在労務環境を改善しつつも既存店売上を伸ばされています。


このなかで注目すべきもう一つのポイントは、前日夜の売れ残りを、朝食商品として提供している点です。


朝の出勤時間の圧縮に寄与しながら、廃棄ロスの削減にもつなげているわけですが、こういった取り組みが特に食品製造小売業では今後より重要になってきます。


都内で規格外野菜の仕入れなどで高粗利青果店を経営する企業でも、前日売れ残った野菜を弁当などの加工品に変えることで、商品の粗利増だけでなく廃棄ロスの削減にもつなげています。


また、産直野菜を使用し、流通の仕組みを変えることによって、より安く鮮度のいい野菜を品揃えすることで注目を集めているスーパーでも、ポイントは冷蔵庫、冷凍庫を持たず、その日に全て売りきることに注力している点です。


もちろん鮮度へのこだわりを最大限活かすための仕組みですが、廃棄ロスの削減にも寄与しています。


今後、人手不足対応型業態への転換による省人化が進むなかで、一方、商品提供の方法を変えることによるロス圧縮のための仕組み作りについても、取り組んでみてはいかがでしょうか?

担当者
チームリーダー / チーフ経営コンサルタント
小林 耕平

入社後30業種以上のコンサルティングに携わった後、宅配・ケータリング業や惣菜業・テイクアウトなどの中食領域のコンサルティングに従事。現在、50名近いフードビジネス支援部のなかでもトップクラスの支援企業数、支援先業績アップ実績を持ち、部内最速で中食部門のチームリーダー及びチーフ経営コンサルタントに昇格。赤字企業のV字回復に向けた即時業績アップから、年商数十億、数百億円企業の次代の戦略作りまで、成功確度の高いコンサルティングには定評がある。

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