フードデリバリーにおける、物流改善のポイントとは? | 船井総研 フードビジネス支援部

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2017/8/17

フードデリバリーにおける、物流改善のポイントとは?

株式会社船井総合研究所 グループマネージャー シニア経営コンサルタント 堀部 太一

フードデリバリーにおける、物流改善のポイントとは?
フードデリバリーにおける、物流改善のポイントとは?
益々新規参入が増えるフードデリバリーですが、発展のステップは下記のパターンが多いです。

ステップ① 既存店に「付加」する発想。

あくまでも既存人員・既存設備を活かしつつなので、収益性も高く物流を外注しても利益が合うパターンですね。但しあくまでも「付加」ですので、衛生面や製造キャパシティーの問題にすぐにぶつかってしまいます。

ステップ② 「本業」としてフードデリバリーを展開する発想。

上述の「付加」から「本業」にするため、フードデリバリー専門のセントラルキッチン(CK)を立ち上げる方法ですね。
 
但しこのパターンだと様々なコストが増加するので、物流も内製化するパターンが大半です。
 
そしてこのステップ②になった時にぶつかるのが、物流の問題です。
一般的な物流のコストは、物流にかかる人件費やガソリン代などを含めていくと、売上の10%ものコストを占める事もあります。
 
更に今は物流の採用難でもありますので、ここの最適化を行えるかどうか?が、最終的な収益に大きな差に繋がってきます。
 
では、どのように物流改善を行っていけば良いのでしょうか?

どのように物流改善を行うか?

最低限行いたいのは、下記の2つになります。
 

物流改善① 誰がどこを走っているか?の把握をしよう

物流に関してはまだまだアナログの企業が非常に多い状況です。
仮に配送遅延を起こし、お客様から連絡がかかってきても、本部が配送員に電話→再度お客様に連絡。といった手間がかかっています。
 
そもそも、「誰が、今、どこを走っているのか?」をリアルタイムで把握する事で上記の手間は一気に解決します。この辺りは今やスマホがあれば動態管理として簡単に解決できます。
 

物流改善② どのルートが最少人数かつ最速か?をシステムで

フードデリバリーでは、配送ルートすらベテラン配送員が決める場合が大半です。
もちろんそれが悪いとは言いませんが、属人性が強くなりますし、またそれが本当に最適か?の大きな改善が見えてきません。
 
ただ、こちらも①と連動すれば、ある種ディープラーニングでどんどん賢くなってきます。
曜日別や時間帯別で、どう走れば常に最少人数かつ最速か?これをシステムで出してくれるのです。
 
後はそれを、マップに従って持っていくだけ。
つまり、地域に詳しくなくとも、無難に届けることが可能になるのです。
 
このたった2点だけでも、生産性増に繋げる事が出来ます。
一言で言えば、脱アナログです。

属人性で何とかするのではなく、誰でも簡単に出来る仕組みを作って行きたいですね。
 
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担当者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一

船井総研フードビジネスのグループマネージャー。船井総研史上最年少でグループマネージャーに。専門領域は中食・デリバリー業。
「食を通じての豊かさの提供」をコンサルティングを通じてどう実現出来るか?を日々考え、毎月25日以上全国を飛び回り、業績アップサポートを行う。

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