人手不足時代に対応していくために、今から準備を! | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

給食
2017/7/07

人手不足時代に対応していくために、今から準備を!

株式会社船井総合研究所 マーケティングコンサルタント 吉澤 恒明

人手不足時代に対応していくために、今から準備を!
今週(この記事を執筆しているのは6月の末頃です)は、多方面への出張が続きました。
 
関東、関西、四国、中国・・・
 
全国各地、どこへいっても、どの会社様へ伺っても
皆、一様に聞かれるのが「人が足りない」です。
 
もう既にご存じのことかもしれませんが
今、有効求人倍率は「約1,5倍」といわれています。
去年から比べても相変わらずの上昇トレンド。
人材を確保にくい状況がどんどん深刻化」しています。
 
●●のポジションに人が入れば、
もっと売上伸ばせるのに。もっと現場を回せるのに・・・

 
悔しいし、しんどいですよね。
 
私のご支援先様でも例外なく
やはり採用に苦戦される企業様が多いのが実際です。
 
一番辛いのは経営者様、そして現場に立つ方々かと思いますが
その姿を目の当たりにする私自身も、
やはり辛いです。
 
手法論等によって、採用強化を図ることも
それはそれでもちろん可能ですが
 
ただ、悲しいことに、9割9分成就してしまう結論があります。
 
人手不足が深刻化する傾向は、向こう10年変化することがない」のです。
 
厚生労働省が公表している統計値を見れば明らかです。
「10年連続減少、減少幅拡大」であり、
平成22年以来、「人口増減率」は「0」を下回ったまま下っていく一方です。
 
今や零細企業でなくとも、「人手不足倒産」が割と身近に感じられてしまう、そんな局面に立たされることも、稀ではなくなってきてしまいました。
 
このままではうちも危ない・・・
 
もし
少しでもその危機感の端を感じていらっしゃるならば
 
経営者である貴方に決めていただきたいのは、
今から、人手不足時代対応型のビジネスモデルに変化していく
ことです!

人手不足時代対応型のビジネスモデルに変えましょう

例えば、
給食業でいうならば
必要機能をシンプルに棚卸すると
① 作る機能
② 売る機能
③ 配る機能

この3つです。
 
これらをそれぞれ、極力人的稼働をなくし、個人の力量に頼った属人性をなくし、
時間を圧縮できるための設備・ツールを導入する

 
このような改革が、今後どの企業にも確実に求められていきます。
 
どう足掻いても、労働人口は減るしかないのです。
 
外国人の流入は、たしかに今後増えるかもしれません。
ですが人手を欲しがるのは日本だけではないです。
 
諸外国での奪い合いになります。
補い得るだけの満足な流入は、はっきり言って見込めません。
 
機械化・開発もますます進んでいくでしょう。
ですが、必要なその機能はいつ実装されるのか?市場価格はいくらで出るのか?
 
すぐに導入できるとは限りません。
 
だからこそ、自社でハンドルできるだけの改革を
出来る限り早いうちから、動けるうちから
着手していくことが望ましいのです。

では、具体的に、どんな?

例えば、各ご支援先では、下記のようなことをそれぞれ準備していってもらっています。
 
① 作る機能
→加熱調理のスチームコンベクション化による、可能な限りの自動化
→クックチル導入による、製造時間帯の適正化
 
② 売る機能
→どぶ板営業の撤廃。WEBを主体とした販売戦略への転換
→受注システム導入による、受電対応の削減
 
③ 配る機能
→配車ルート最適化システムの導入による、配送ロスの削減。スタッフ管理の強化
→物流企業との提携による(一部)外部化
 
以上はあくまで一例です。
大きな変化も、小さな変化も
 
基本的には“面倒くさい”ことですし、
後回しにされてしまいがちです。
 
が、そう遠くなく訪れる未来を真剣に考え、
「人手不足対応型」のビジネスモデルに変化していけるよう
 
今から、緊急度・優先度を上げて、取組を始めていただけることを
強く願っております。
担当者
マーケティングコンサルタント
吉澤 恒明

近年急成長市場となっている「シニア向けフードビジネス」専門コンサルタント。
 
DMやWEBを駆使したダイレクトマーケティングモデルで、クライアントに対して年間数億円規模の業績アップに貢献。特に、新規事業参入案件の数は過去50件以上。
 
ゼロからの事業戦略構築から計画策定、営業、スキーム構築、販促ツール作成、営業マン強化など、立ち上げから実行、展開までを全面的に支援するのが得意。
 
「おいしい『食』を提供する強い企業づくり」を目指し、年間300日以上をクライアントの支援や行脚に費やす。

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