飲食業向けアルバイトの評価制度構築方法 | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

外食
2017/6/22

飲食業向けアルバイトの評価制度構築方法

飲食業向けアルバイトの評価制度構築方法
皆様こんにちは
船井総合研究所の生産性向上コンサルタントの高橋です。
 
今回はアルバイトの評価制度についてのコラムです。
 
飲食企業における非正規雇用労働者の割合は平均70%程度だと言われております。
また、社会全体における非正規雇用労働者の割合も年々増加傾向にあります。
 
こういった外部環境の要因としては、「働く時間を縛れらない層」「正規の職員・従業員の仕事をしたくない層」などの増加だといわれております。
 
そういった中でどういったアルバイト評価制度の構築をしていけば、会社に70%いるアルバイトをコントロールし、生産性向上ができるかについてお話をさせて頂ければと思います。

マニュアルに基づく行動の評価

多くの会社様でアルバイトの評価・昇給を決定する際には、店長の勘やアルバイトとの親密度などあいまいな評価決定をしているケースを見受けられます。
 
こういった状況下では本当は業務能力が高いのに、店長との相性が悪く、評価されず、その人のモチベーションが下がり、結果として生産性が下がってしまうといったことが起こってしまう可能性があります。
 
このような現象を解消していくためには、ある一定の期間にどれくらい成長したのかを事実・基準に基づき評価していあげることが重要です。
 
そして特にポイントとなってくるのが、「基準」に基づいて評価をしてあげるという点です。
ここでいう「基準」は店舗の業績を維持・成長させるために必要な「アルバイトの行動」つまり、アルバイトのマニュアルに連動します。
 
ですので、
アルバイトの評価制度を構築のためには、まずはアルバイト向けのマニュアを構築する必要があります。
 
アルバイトのマニュアル構築については、ぜひ以下のフォームから「飲食店マニュアル活用の極意」をダウンロードして頂ければと思います。
飲食店マニュアル活用の極意

スキルの習熟度に合わせた評価と見える化

評価すべき対象の行動が決まったら、次は評価段階を決めなければなりません。
 
できる・できないの0・1評価など、評価段階の設定方法は様々ありますが、飲食店においてはアルバイトの多能工化を促進することができる「ILUO評価」をおすすめ致します。
 
「ILUO評価」とは評価対象者(ここではアルバイト)の力量基準に合わせた評価方法です。
 
「ILUO評価」の代表的な評価基準とメリットは以下です。
【評価基準】
[I]指導を受けながら作業ができる
[L]1人で作業できるが、指導を受ける場合がある
[U]1人で作業できる
[O]作業を熟知し、指導できる

【メリット】
  1. 客観的に評価できるため、評価の公平性が高い。
  2. 作業ができるか否か現象で判断するので被評価者の納得性が得られやすい。
  3. 評価者による評価のばらつきが発生しにくい。
  4. 目標を持って作業習得に励む、あるいはできないことを要求しないため、作業者の定着率アップやモチベーションアップにつながる。
  5. I→L→U→Oと棒線を追加するだけなので、継続的に使える「スキルマップ表」が簡単にできる。
  6. スキルマップ表を現場に掲示し、情報共有を図ることにより、欠員発生時において、迅速に代替者を配置できる。

また、「ILUO評価」を用いることによって、アルバイトが納得する評価制度を作れるだけではなく、「だれでも簡単にアルバイトに次は何を教えればいいのかがわかる」ということが教育の生産性を上げることにも繋がります。
 
飲食業はアルバイトのスキル・モチベーションが向上させることで業績を大きく変化させることができます。
 
アルバイトの評価制度に関して、自社の現状と課題、今後取り組むべきステップを明確にしたいという方は、ぜひお気軽にご相談頂ければと思います。
 
下の「このコンサルタントに相談する」よりお気軽にお申込ください。
担当者
高橋 空

船井総研入社後は物流業界、環境業界、人材ビジネス業界など、数多くのBtoB、BtoCマーケットにおける「人と組織」のコンサルティングに従事。現在は、外食ビジネスに専門特化し、日々全国のクライアントへのコンサルティングを行っている。現在は大手からの「組織活性化」案件も多く担当しており、未来を見据えた中小企業が進むべき組織構築に定評がある。また、WEB活用による「ブランディング」において社内外から評価を受けており、時流の最先端をいったノウハウの研究に勤しんでいる。 

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