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2017/5/22

2番商品育成の成功のポイント

2番商品育成の成功のポイント
2番商品の育成にあたっては、1番商品と競合してしまい、どちらも売れなくなってしまうというリスクがあります。
 
では、どうしたらうまく、2番商品を育成することができるのでしょうか。
 
2番商品育成の成功のポイントは、1番商品と「競合しない要素」をもった商品を開発・選定することです。
 
「商品サイズ」、「商品価格」、「賞味期限」、「保存方法」などといった要素のどれかが1番商品と異なるものということです。
 
こうした「競合しない要素」のひとつに「ターゲット客層」というものがあり、この要素を変えて2番商品の育成に成功しているのが如水庵です。

成功事例:如水庵の1番商品「筑紫もち」と2番商品「とっとーと」

如水庵の1番商品である「筑紫もち」は1975年の岡山駅―博多駅間の新幹線開業に合わせて誕生しました。
 
この「筑紫もち」は大ヒット商品となり、如水庵は観光土産市場への参入をきっかけに、当時7000万円だった年商が現在では28億円へと急成長しを遂げました。
 
「筑紫もち」は、現在も売上構成比40%を超える如水庵にとって欠かすことのできない商品となっています。
如水庵は、現在でも地域密着型店舗も複数展開しており、地域密着型菓子店の観光土産市場参入の成功モデルの一つです。
 
この如水庵で2番商品となっているのが、2010年に発売された「とっとーと」です。
 
黄粉もちにヒントを得て作られた懐かしい味の「筑紫もち」が、団塊世代など年配層を中心に愛されている商品であるのに対して、金色の華やかなパッケージでユーモアのあるネーミングの洋菓子風商品である「とっとーと」は団塊ジュニア世代を中心とした若者層をターゲットとしている商品となっています。
 
団塊世代、団塊ジュニア世代と「ターゲット客層」を変えることで1番商品との競合を避けて販売数を伸ばすことに成功し、現在売上構成比10%を超える2番商品となっています。

5月29日・30日「菓子繁盛店視察ツアー」では「如水庵」にも訪問します。

5月29日・30日に開催いたします、「菓子繁盛店視察ツアー」では、この「筑紫もち」、「とっとーと」を販売している如水庵にも訪問し、地域密着型菓子店が観光土産市場に参入した成功モデル、ヒット商品「筑紫もち」に続き、次のヒット商品「とっとーと」を育成した、2番商品の育成モデルを学びます。
 
残席わずか!毎年人気の菓子繁盛店視察ツアー5月29日・30日 IN福岡・熊本
毎年満員御礼の人気企画の菓子繁盛店視察ツアー。
 
今年のテーマは「新たな事業ドメイン」として、福岡・熊本エリアで既存事業はもちろん、新たな事業ドメイン開発を積極的に行っている企業を視察します。
 
今回ご紹介した如水庵のほかにも以下の企業を視察いたします。
 
  • 単店で4億超を売り上げる大繁盛洋菓子店、アントルメ菓樹
  • 「ここにしかない」をコンセプトにした年間60万人集客する複合施設、ぶどうの樹
  • 年商1億円のベーカリー店を複数展開する老舗地域密着菓子店、隆勝堂
  • 営業利益10%以上を達成する驚異のベーカリー店、スキダマリンク
  • 今年4月に土産店が観光菓子マーケットに参入した単品スイーツ専門店、Kingberry

こちらは、スイーツビジネス研究会会員様を優先的にご案内しており、
一般募集は残り残席わずかとなっております。
スイーツビジネス研究会会員様は、本視察ツアーを無料で参加可能です。 
全国の前向き経営者が集まる「スイーツビジネス研究会」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。
スイーツビジネス研究会
各社1回に限りお試し参加無料受付中です。
(視察ツアーへのお試し参加はできません)
担当者
経営コンサルタント
田中 渉

菓子店専門コンサルタント。和菓子店、洋菓子店、併売店、その他各種菓子店に関わるコンサルティングに10年以上携わる。現場にしか答えはないという信念から、少しでも気になることがあると現場に出かけていきルール化を行う。現場から得られた数々の具体的、実践的なノウハウに対する顧客の信頼は厚い。

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