給食会社さん!ビジネスホテルの朝食部門の受託は値上げをすべきですよ!① | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

給食
2017/5/17

給食会社さん! ビジネスホテルの朝食部門の受託は値上げすべきですよ!①

株式会社船井総合研究所 チームリーダー / チーフ経営コンサルタント 野間 元太

給食会社さん! ビジネスホテルの朝食部門の受託は値上げすべきですよ!①

野間です。
今回はビジネスホテルの朝食市場についてです。
 
お伝えしたいのは、朝食受託を

①すでにやられている人は「値上げをしましょう」
②まだやっていない人はやりましょう

 
ということです。

1.ホテル数が増えている

国策による外国人観光客の増加もあいまって、
ホテルの建設ラッシュとなっています。
 
下記のグラフにも表現されていますが、
宿泊施設の中でも「旅館」は激減していますが、「ホテル」が増加しています。
また、ホテルの客室稼働率は上がっています。(旅館の稼動率は下がっている)


※出典:http://www.homes.co.jp
 
これらと連動して「朝食バイキング」を実施するホテルが増えています。

2.今後「朝食を強化したいビジネスホテル」は70%

昨年頭、現存のビジネスホテルに
「今後、朝食を強化したいですか?」という直接電話調査を行いました。
 
結果は「朝食を強化したい」が70%でした。
 
その背景は、よりホテルの付加価値を高め、
激化するであろうホテル間での集客競争に勝つための
1つの重要な武器にしていきたいというものです。

3.朝食は強化したいけど、ホテル側は完全自前では「できない」

しかしながら、
多くのビジネスホテルは
自前で、朝食の強化をすることができません。
 
なぜ強化したいのにできないか?
それは、潤沢な設備と人がビジネスホテルにないからです。
 
その結果、
朝食の製造を外部に委託することになり、
その委託先の多くが給食業なのです。

4.朝食をやってくれる給食会社が見つからない

ホテルの朝食の納品時間は、朝6時半以前が多いです。
 
ここが大きなネックになり、引き受けてくれる給食会社が
なかなか見つからないのが現状です。
 
かといって、ホテル側は朝食を出さないわけにはいかない。
 
したがって、ホテル側はある程度高くても
誰かに朝食製造の依頼をしないといけない状況で、
売り手(給食会社)のポジションが高いのが現状ということです。

5.価格を20%上げても問題なし

という背景もあり、多くのホテルは、
 
朝食の製造・納品を請け負ってくれる会社を見つけることが難しく、
多少値段が上がる交渉をされても取引を継続することを選択せざるを得ない状況です。
 
20%の値上げを要求し、
すんなりOKになっているご支援先がほとんどです。
 
需給バランス。
 
基本的ですが、値付けの見極めにおいて重要なポイントです。
 
まとめると、
①すでにホテルの朝食をやっている人は「値上げをしましょう」
②まだやっていない人はやりましょう

ということです。
 
また、
「6時半まで」など「早朝納品をせずに対応ができる」は、
クックチル商品での前日納品モデル」に変換することが可能です。
となると、朝の負荷がなくなり、事業の拡大性も出てきます。
 
ホテル朝食という成長市場において
シェアを伸ばしていくこと、
 
十分検討に値すべき部門と言えます。
担当者
チームリーダー / チーフ経営コンサルタント
野間 元太

給食ビジネス専門のコンサルタント。これまで日本に存在しなかった「給食業における即時業績アップ」のノウハウを確立し、唯一無二の「給食業に特化したコンサルティング」を立ち上げた第一人者。今では日本全国トップクラスのシェアを誇る、某社の「個人宅向け弁当宅配」の立ち上げ等。過去にクライアントに貢献した実績は実に多数。
TBS「がっちりマンデー」などのTV番組や各業界紙に、同氏の支援先成功事例が多数とりあげられている。
年商1億円~年商3000億円の企業まで、事業規模を問わず幅広く業績アップの支援を担当。年間300日、全国各地のご支援先の現場に飛び回っている。
『気持ちの良い社長と、気持ちの良い仕事をする』をモットーに、実現可能性が高く、ダウンサイドリスクの低い、即時業績UPを実現するためのコンサルティングで、数多くの企業に貢献している。

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