高級弁当宅配事業の効率化の8つの視点 | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

宅配
2017/4/25

高級弁当宅配事業の効率化の8つの視点

株式会社船井総合研究所  春日 大輝

高級弁当宅配事業の効率化の8つの視点
こんにちは。
船井総研の春日です。
本日はデリバリー事業の「業務効率化」のお話です。

食のデリバリー事業経営には大きく3つの壁があります。
 
1つ目は、集客の壁(月商300万以下)
 ⇒ 新規集客、リピート対策のやり方が分からない。
 ⇒ 解決策:マーケティング手法を知る(難易度:易)
 
2つ目は、製造キャパの壁(月商300万~500万)
 ⇒ 既存の厨房ではこれ以上売上を上げられない。
 ⇒ 解決策:設備投資(難易度:難)
 
3つ目は、人時生産性の壁(月商500万以上)
 ⇒ 既存の人員で3倍の売上を上げたい。
 ⇒ 解決策:業務効率化(難易度:普)
 
今回はこの3つ目の壁について詳しく書かせて頂きます。

デリバリー事業の3つのフェーズと、業務効率化のための8つの視点

3つ目の壁にぶち当たっている経営者の皆様の共通点は、
 
・「宅配専門セントラルキッチン(又はそれに付随する施設)」を持っている。
・設備投資の意欲はある。
・今の人員で売上を上げていくための仕組み化がしたい。
・レシピの事前仕込比率を上げる工夫をしている。
 
等が上げられますが、
 
デリバリー事業の3つのフェーズ
① 注文を受ける
② 商品を製造する
③ 商品を運ぶ

 
の3つのフェーズそれぞれを8つの視点で見てみることで、
業務効率化が可能となります。
 
その8つの視点とは、
① 廃止:止めると誰がどのように困るのか
② 削減:減らすと誰がどのように困るのか
③ 標準化:標準化することで効率化できないか
④ 機械化:人の作業を減らせないか
⑤ 容易化:簡単にすることはできないか
⑥ 計画化:計画を立てることで効率化しないか
⑦ 同期化:並行に進めることで効率化できないか
⑧ 分担検討:分担を変えることで効率化できないか

というフレームワークに基づいた視点です。
 
このフレームワークに基づいて、3つのフェーズを見ていきながら、
なるべく費用をかけずに業務効率化を進め、
必要な時は思い切った設備投資(システム導入や機械化)を進めます。
 
経営者の皆様もまずはこの8つの視点を持って、
業務効率化を進めて頂ければと思います。
担当者
春日 大輝

関西学院大学卒業後、大手食品メーカーに入社。
食品メーカーでは量販店担当の営業マンとして現場の最前線で活躍。船井総研に転職後は食に関する企業の支援に徹底的にこだわり、20社を超える支援やプロジェクトに加わり成果を上げる。宅配・ケータリング業を専門としてからも、「答えは現場にしかない」というポリシーの下、徹底的に現場レベルの具体的な提案にこだわり続ける異色のコンサルタント。自分で現場に足を運んで得た生々しい事例を基に構築した戦闘レベルの提案に、船井流のマーケティング戦略を掛け合わせたユニークな提案には定評がある。

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