海鮮主力の飲食店経営における定番商品の差別化 | 船井総研 フード支援部

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コンサルタントコラム

外食
2016/7/06

海鮮主力の飲食店経営における定番商品の差別化

株式会社船井総合研究所 グループマネージャー/シニア経営コンサルタント 石本 泰崇

海鮮主力の飲食店経営における定番商品の差別化

これからのシーズンは繁忙期となり、
新規客の獲得に力を入れていかなくてはなりません。
皆さまも、チラシやフリーペーパーなど、
広域媒体による集客への対策をしているかと思います。

 

しかし、近年の消費者の傾向では、
「チラシを見て初めて来店したが、チラシに付いているクーポン券は使わない」
という方も増えてきているようです。
あくまでもお店に行く理由は、
そのお店の価値≒商品力に強く起因しているのです。

 

海鮮を主力とした飲食店において、商品力を高めるポイントは、
「魚を美味しく・飽きさせずに食べてもらうこと」です。
これは特に子どもや若者、魚がそこまで得意でない方に対して必要な考え方です。

 

例えば、刺身の盛り合せ。
これでもかとボリューム満点で提供し、見た目のインパクトを出すことは非常に大切です。
しかし、この量を果たして最後まで美味しく食べ続けてもらうことができるでしょうか?
生魚をひたすら醤油とワサビをつけて食べ続ける・・・やはり限界があります。
例えば、刺身の盛り合せと一緒に簡易的な鍋を提供し、
盛られている魚種によってはしゃぶしゃぶで楽しめるサービスなどが必要です。

 

これは海鮮丼も同じ。
見た目の華やかさを重視することは大切ですが、
これだけの魚を最後まで美味しく飽きずに食べられるのか。
ひつまぶしの様に二度楽しめたり、丼のネタの中に炙って塩で味付け(味の変化)されたものがあったり…
などの工夫が必要でしょう。

 

刺身の盛り合せも海鮮丼も、
ボリュームだけでは今の消費者の心はつかみきれません。
もはや当たり前になってきています。

 

最後まで美味しく飽きずに食べ続けられる提案ができるお店がより支持され、
この繁忙期での来店をきっかけに、再来店・口コミをしてくれるでしょう。
海鮮の魅力をより幅広い客層に伝えていくには、とても大切な考え方となります。

 

渡邊 晃貴 2016年7月6日

 

担当者
グループマネージャー/シニア経営コンサルタント
石本 泰崇

十数年間飲食業の現場でキャリアを積んだ後、船井総合研究所に入社。
上場外食企業のスーパーバイザー、最年少での営業部長就任、130名以上のメンバーのマネジメント実績を活かし、人事評価制度、人材採用、人材開発・育成(教育)プランの提案を得意とする。
現場と経営者の双方の意見を融合させての改善提案や業績向上プラン、即時経費削減プランを具現する。
最近では特に人事評価制度導入により、人を育てて、業績アップを実現させるスキームの導入から運用までの依頼が多い。

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