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2016/6/21

飲食店の店長に求められる「一点集中」の部下育成法

飲食店の店長に求められる「一点集中」の部下育成法

売上が好調な飲食店の現場を観察すると、
店長が1つのことを徹底してやり切っている事例をよく目にします。

 

例えば、とある飲食店の現場を観察したときのこと。

 

この店舗では、グラスが空いているお客さまに対して、
スタッフが必ず「お飲み物のおかわりはいかがですか?」
というプラスワントークを行っていました。

 

しかし、「いえ、結構です」というお客さまが何名か続くと、
気持ちが萎えるのか、単に忘れただけなのか、
やがてそのトークを言わなかったときがありました。

 

その接客を終え、厨房に戻ったスタッフに
店長らしき人が、小さな声でこう伝えたのです。

 

「今、言ってなかったよね?」

 

この店舗は、社内の他の店舗と比べても
客単価は常に上位をキープしています。

 
 

この事例から言える、店長の部下育成のポイントは、以下の3つです。
1.一点集中・・・誰でもすぐに現場で実行できることを、何か1つ決める。
2.実行チェック・・・スタッフが実行しているか、店長は常に観察する。
3.即時改善・・・できていなかったら、その場で指導する、という部下育成。

 

「やると決めたことを実行しない」
「実行しても長続きしない」
という悩みを、経営者の方からよくお聞きすることがあります。
しかし、売上を上げる店長の部下育成を見ていると、
実は非常にシンプルです。

 

一度にあれこれ指示を出しても、スタッフはできない。
ならば、まずはたった1つのこと、シンプルで誰にでもできることを徹底する。
徹底できなかったら、その都度指導する。
これを習慣化するまでやる。
習慣化したら、また新たに1つのことに集中する。

 

こうして「良い習慣」が積みあがっていくのが、真の部下育成であり、強い店づくりだと思います。

 

マニュアルを作ったけれど、なかなか定着しない、とお悩みの企業様。
マニュアルに書かれてあることを、一度にたくさんやろうとしていませんか?
その中で、まず1つのことに集中してみることです。

 

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