フードデリバリーの生産性向上の取り組み【ロボット化】 | 船井総研フードビジネス支援部は、飲食店、食品・菓子販売、宅配・給食業の経営相談・セミナーを行っています。

フードビジネス.com
コンサルタントコラム

宅配
給食
2017/4/03

フードデリバリーの生産性向上の取り組み【ロボット化】

フードデリバリーの生産性向上の取り組み【ロボット化】

「人手不足で本当に大変なんです!」
 
このお声は数年前から徐々に増えていたのですが、
今年に入りほぼほぼ全ての企業さんから聞かれるようになってきました。
 
その為には採用戦略が非常に大切なのですが、
もう1つ、
受け入れ体制としての生産性向上を取組んでおかなければ、
いくら良い人財を採用出来てもザルになってしまいます。
 
では、何を用いて生産性向上を行えばよいのでしょうか?
その1つとして、やはりロボットやテクノロジーの活用は避けては通れなくなります。

 
大手企業でもまだまだ実証実験レベルではありますが、着実に進んでいます。
 
①リンガーハットの例
リンガーハットでは、「GYOZA LABO」という餃子専門店を新規ブランドとして展開されています。
そこで活躍しているのは、餃子をピッキングするアーム型ロボットです。
こちらは経済産業省のロボット導入実証事業の一環ですが、ピッキング作業の省人化を進めています。
これで「包む→ピッキング」まで出来れば、大きな生産性向上になります。
 
②吉野家の例
吉野屋では、食器洗いにロボットの実証実験を始めています。
これにより、通常「2~3時間」かかっていた工数が「0.5時間」まで大幅減少する事が出来たようです。
ここまで時間を短縮できれば、その空いた時間での顧客接点を増やす事も可能になり、
より接客力強化を実現する事が出来ます。
 
③DoorDash(アメリカのオンデマンドデリバリー)
こちらではカリフォルニア州にて、自動運転ロボットの配送を始められました。
エリアは約3.2キロと1次商圏にはなりますが、15分~30分での配送が可能のようです。
どの企業でも「配送人員が足りない」というお声がありますが、
その1つの解決ソリューションとしてこの辺りは進んでいきそうです。
DoorDashでは約10万人もの配送人員がいますが、
まずは12台のロボット活用を進めていくようです。
 
上記3つの事例は、もしかすると「いや~うちはまだ。。」と思うような話かもしれません。
しかし、実用レベルになった時にいち早く導入し活用できるか?によって、大きな差にでてきます。
 
根性論での生産性アップには限界が見えてきた今、
ロボットやテクノロジーの活用へのアンテナはしっかり立てていきたいところです。

担当者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一

船井総研フードビジネスのグループマネージャー。船井総研史上最年少でグループマネージャーに。専門領域は中食・デリバリー業。
「食を通じての豊かさの提供」をコンサルティングを通じてどう実現出来るか?を日々考え、毎月25日以上全国を飛び回り、業績アップサポートを行う。

このコンサルタントに相談する
記事を見る
その他おすすめの記事