モノづくりにこだわっている菓子店こそSNS活用に取り組もう | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

スイーツ
2017/3/27

モノづくりにこだわっている菓子店こそSNS活用に取り組もう

モノづくりにこだわっている菓子店こそSNS活用に取り組もう

菓子店のみならず、多くの業種での販促媒体が新聞広告、折込チラシ等の紙媒体からインターネットを活用した方法に大きくシフトしています。
特にLINEやFB、ツイッターなどソーシャルネットワーキングサービス(以下;SNS)を活用した販促が年々重要性を増しています。

 

日本国内でSNE利用者数が2015年で6450万人、
2017年には6900万人を超え、人口の約70%がSNSを利用する時代になるとの予測が出ています。
 
また日本新聞協会が発表しているデータでは、
世帯数と新聞発行部数の割合は2000年には1世帯あたり1.13部だったのが、2015年には0.8部と大幅減となっています。
 
新聞購読率を年齢別に見ると、消費の決定権を握っている女性ですと、
20代3%、30代で12%、40代で24%と40代でも4人に1人は新聞を情報媒体と認識していない時代です。
 
しかしながら菓子店の対象人口は50代以上が多く、比較的高齢でWEB利用者はまだまだ少ないという声もありますが、
逆に言えば紙媒体に依存していると40代以下世代の大半に情報伝達の手段がない=若い世代の新規集客手法がない・・
という危機的な事実を理解し、対策を練る必要があります。
 
このような状況の中、SNSを上手に活用している菓子店の事例として、山梨県北社市の金精軒製菓があげられます。
 
ツイッターのフォロワー数が16000を超え、1投稿あたり1000以上の「いいね!」が集まっています。
 
写真共有型のSNSの代表例のインスタグラムでも、
金精軒製菓の店舗限定商品である「水信玄餅」は10000を超える投稿数があります。
 
SNS活用を取り組んでおられる小野氏は、
「SNSの活用は販売促進の手段の一つと言えばそれまでだが、ものづくりにこだわっている菓子店こそやるべき手法。
製造風景や素材へのこだわりを発信することにより、商品の美味しさが伝わり、食べてみようとSNSきっかけで当店を知って頂き来店につながる。
折込チラシや新聞広告など紙媒体でどれだけ商品が美味しい!と伝えても消費者も広告と知っているので伝わらない時代。
SNSは費用もかからず、消費者の評価もいいね数などでわかるので信用度が違います。」

と言います。
 
また、「SNS発信を強化したことによりテレビや雑誌などの取材が一気に増え、更に新規来店が増えた」とのこと。
メディア側も取材に取り上げる先の情報をSNSで収集していることがわかる事例です。
 
このSNS活用とメディア実績により発売3年と間もない水信玄餅は
広告費を一切かけなくても行列ができるヒット商品となったのです。
 

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担当者
グループマネージャー 上席コンサルタント
花岡 良輔

船井総研食品グループを統括するマネジャー。食品製造業、卸・商社・小売を「つなぐ」コンサルティングスタイルを展開すべく、2014年にそれまでバラバラに活動していた食品部門のコンサルティングメンバーを集約。船井流ヒット商品開発法を完全ルール化。数々のヒット商 品を世に送り出している。食品産業新聞社「中小食品メーカーのブランド化戦略」執筆中。著書に中小食品メーカーのブランド化戦略、船井流販促大全など

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