飲食店経営にSEOは必要か? | 船井総研 フードビジネス支援部

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コンサルタントコラム

外食
2017/3/21

飲食店経営にSEOは必要か?

株式会社船井総合研究所  朝岡 夏輝

飲食店経営にSEOは必要か?

インターネットでの集客が当たり前になり、SEOという言葉を耳にすることが多くなってきたのではないでしょうか。特に自社でホームページをお持ちの場合、ホームページの話をする度に耳にしていると思います。

 

実際に必要なのか、どう考えれば良いのか。

 

結論から言うと、全ての飲食店に必要というわけではありません。ですが、ある特定の業態特性を持つ場合は実施しておくべきだと言えます。

 

あなたのお店の集客という点でSEOが必要か、それとも必要ないのか。
いずれにせよ、意思決定を行う経営者の皆様は全体の戦略と正しい方向性は抑えておくべきです。

 

今回は経営者が知っておくべきSEOに絞ってお伝えさせていただければと思います。
横文字で取っ掛かりにくいというのもあり毛嫌いされがちな内容ではありますが、最後までお読みいただけると幸いです。

 

今回は経営者が知っておくべきSEOに絞ってお伝えさせていただければと思います。
横文字で取っ掛かりにくいというのもあり毛嫌いされがちな内容ではありますが、最後までお読みいただけると幸いです。

目次

Ⅰ.そもそもSEOって何?

SEOとはメジャーな検索エンジンであるGoogleやYahooで特定のキーワードで検索したときに上位に表示させる為の対策です。日本国内においては検索エンジンの利用シェアの約90%以上がGoogleとYahooの検索であることからこの2つで上位表示の対策をすることと考えていただいて問題ありません。


ですが、実際に対策するのはGoogleの検索エンジンのみで問題ありません。


というのもYahooの検索エンジンはGoogleの検索技術を使用しているのでほとんど同じだからです。ですのでSEOとはGoogleの検索エンジンで特定のキーワードで上位に表示させる為の対策と考えていただいて問題ありません。


 

では、どのようなキーワードで対策すれば上位表示されやすいのでしょうか。


Ⅱ.飲食店経営者が抑えておくべきSEOの考え方。
狙うべきキーワードと狙ってはいけないキーワード

飲食業はインターネット上でビジネスが完結する業種ではありません。その為、来店に結びつくキーワードで上位表示されなければ意味がありません。


 

飲食業における最も集客の確度の高いキーワードは「地域名×業態」で構成されるキーワードです。ですがご存知の通りこのキーワードは大手グルメサイトが軒並み牛耳っており、また、SEOの特性上一店舗の情報で勝つということは現実的に不可能といえます。

つまりニーズの顕在化したお客様を集客するのであれば、グルメサイトを強化したほうが早いという話になります。このようなキーワードを狙ってSEOを行うのは投資する資金と時間の割りに合わない対策になる確率が高くなります。


 

では、SEOで強化すべきキーワードはどのようなキーワードでしょうか。

それは、「情報量が必要な比較的購買頻度が長い利用動機のキーワード」です。分かりやすく言うとお祝い事や慶事、法事、ご当地グルメ等の潜在ニーズの検索です。


 

これらのキーワードに関してもグルメサイトはやはり強いのですが、

①ニーズに対応できる料理や箱を持っている飲食店しか表示されない
②グルメサイトでは固定のテンプレートで構築されている為、情報量を増やし切れない

という2点から入り込む余地が生まれています。


 

SEOで上位表示するざっくりした仕組みは、Googleが検索した人にとって最も有益だと判断したサイトが上位に上がるというものになっています。


 

購買頻度の長い利用動機は一般の方の知識量が少ない為、情報の収集から検索に入るケースが増えます。つまり、それを全て解決する情報を持ったページが上位に表示されるといからくりです。その為、グルメサイトではカバーし切れない情報を詰め込める自社ホームページに軍配が上がりやすくなるというわけです。


Ⅲ.あなたの会社に必要ですか?SEOと相性の良い業態

これらを考慮すると、あなたのお店のホームページにSEOが必要かどうか判断できると思います。

具体的な業態例を上がると

①慶事・法事を取れる料理と箱を持つ飲食店
②名産品に強い専門性を持つ観光立地の飲食店
③結婚式の二次会や納会などの超大型宴会を取れる宿泊施設内飲食店

などは自社でホームページを持ち、SEOを行うことで比較的効果が出やすい業態といえます。


Ⅳ.効果が出るまでの期間

検索に上位で表示されるかどうかは競合数にもよりますが、大体3ヶ月程度で1ページ目を狙うことは可能です。ですが、実際に来店や予約に繋がる主なキーワードは「店名×利用動機」で構成されるキーワードです。このことから、狙った利用動機を行っているという認知率が高いお店の方が短期間で業績に繋がりやすいです。例えば和食店様で言えば、法事を昔から行っていて商圏内のお客様にそのことを広く認知されているお店の方が短期間で予約に繋がるといった具合です。


Ⅴ.早期での投資回収を行う為に

SEOを行えば可能性があるお店でも、ホームページの費用や投資回収を考えるとなかなか手が出せずにいる方もいらっしゃると思います。そんな方はワードプレスというシステムから始めることをお勧めします。ワードプレスはブログ感覚で更新できるホームページと考えていただいて問題ありません。弊社のご支援先でもこちらのテンプレートで作成されて、「地域名×法事」、「地域名×慶事」で上位表示しているお店もいらっしゃいます。

サーバー(インターネット上の土地)とドメイン(インターネット上の住所)の費用、年間数万円で作ることができるので、一件の予約、来店で回収できます。


Ⅵ.自社で運営できる体制の構築

回収期間を早くするという点と重複しますが、自社で運営できる仕組みを作ることをお勧めします。外部に委託することも可能ですが、外注すると更新ごとに費用が発生したり月々の固定費が発生したりなど、コストが増加します。また、自社でSEOを行うことができれば、自社の商品を通販等で外販し、売上を付加する際などにも応用できます。

グルメサイト等もプラン、費用等それぞれで独自のルールに基づき上位表示の決定を行っていますが、キーワードの点だけで言えば本質論は同じです。

今後集客の主流がインターネットになることは確実ですし、今のうちから内部で対応できる仕組みを作っておくことは今後の飲食店経営において強みになると思います。

いつ確認し、誰がどのような周期で管理するのか程度でも良いので仕組み化していくことをお勧めいたします。


Ⅶ.人不足で外注する際の外注先の見極め方

内部で仕組み化しようと思っても、今のご時勢、人不足で外注せざるを得ない飲食店経営者さまも多いのではないでしょうか。外注先に見積もりを取り、実際に営業を受けても、聞きなれない言葉も多く、理解しにくいため良いか悪いか判断できない場合もあると思います。そんなときに簡単にですが、外注先を見極める方法を最後にお伝えしたいと思います。営業を受けた際に、その会社が会社名以外のどのキーワードで対策しているかを確認して実際に調べてみてください。一概にこれだけで判断することは難しい場合も有るとは思いますが、参考にはなると思います。


まとめ

飲食店経営者が抑えるべきSEOは正しい意思決定を行えるかどうかであって、SEOの細かい内容まで無理して理解する必要はありません。SEOはあくまで手法の一つです。それより飲食店の本質であるQSCの向上に時間を割くほうが重要です。あなたの会社の業態にホームページのSEOは効果が出やすいのか、勝ちやすい土俵にそもそも上がっているか、

意思決定のご参考になれば幸いです。


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目次

  1. はじめに
  2. 飲食店WEBマーケティング7か条
    1. 各WEB媒体の役割を明確にする
    2. 適正なWEB年間販促費計画を立案する
    3. WEB集客の年間販促計画を立案する
    4. WEB集客の目標・KPIを設定する
    5. WEB集客の効果を最大化する
    6. WEB集客の結果を測定し、改善する
    7. WEB販促体制を整える
  3. 前述した7か条を満たしたWEB集客で、業績向上を図る
  4. 他のWEB会社と船井総合研究所との違い
  5. スケジュールについて
  6. コンサルティング料金のご案内


 
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担当者
朝岡 夏輝

食品通販チームでインターネット通販、インターネットでの集客のノウハウを学び、飲食グループへ。
単品商品を切り口に店舗、通販を連動させた集客策に定評がある。
顧問先企業では商品開発からプロモーションまで幅広く実施しており、テレビや雑誌等のメディアに取り上げられたヒット商品の開発・プロモーションも数多く手がけている。

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