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コンサルタントコラム

給食
2017/3/08

「非効率な作業」を「効率化」するために

「非効率な作業」を「効率化」するために

先日、とある企業様へ訪問させていただきました。

 

普段我々が推奨している「個人宅配食」を10年以上前から手がけ、
「介護施設給食」にも参入し、「シニア向け給食」に特化して年間約6億円を売り上げる給食会社様です。
 
ありがたいことに、工場の中も見せていただくことができました。
 
食数規模の割に非常にコンパクトな敷地で、
設計にも無駄がなく(社長自ら中心になって設計を組まれたとのこと)、
スマートな現場だなーといった印象でした。
 
設計を全て設計会社や厨房機器会社などに丸投げすると、
要りもしない設備を入れようとされたり、必要以上に広く設計されたり・・・
ということも、正直なくはありません。
本当に必要なスペース、設備は何なのか?業者さん任せではなく、
自身の視点を持てると、投資の金額も含め、その後の効率が大きく変わってきますね!
 
・・・と
ここまではあくまで感想程度のものなのですが。
 
実は、一番感銘を受けたのが「システム」でした。
 
というのも、この企業様、高齢者向けの「普通食」はもちろんのこと、
ご病気を持つ方にも対応できるようにと、
減塩食や低たんぱく食、カロリー調整、アレルギー対応など
かなり手間のかかるものも、手広く対応されているのです。
 
これだけ丁寧に対応しようとすると、お客様はもちろん喜びますが、
反比例するように課題となるのが現場の「生産性」です。
 
ところが、会社の数字を拝見する限り、人件費率が高すぎて利益圧迫・・・
という様子もない(ちなみに製造人件費率は配送も含めて20%台前半とのこと)。
 
いったいどうやって、煩雑になりがちな作業を効率的にこなしているのか?
 
おおよそ仮説通りでもありましたが、
その答えはやはり「システム」と現場で使う「指示書」でした。
 
聞いてみると、このシニア向けの事業に特化し、展開していくために
なかなかの金額をシステムに投資されたのだそうです。
 
と、ここで私が言いたいのは
「しっかり●●千万円~●●億円投資して、システム入れましょうね!」
等という、ぶったまげた話ではありません。
 
ただ「生産性の向上」を考える時に
細かい所かもしれませんが、こういったシステムや帳票といったものが、
大きく影響を及ぼすことは事実としてあります。
 
普段当たり前と思っている作業のオペレーションも、
使っている指示書も、本当に効率的にできているのか?本当に最も適しているのか?
 
「利益がなかなか思うように出ない」
「従業員の労働時間をもっと短縮できないか」
 
そんなお悩みをもしお持ちでしたら、
今一度現場の「当たり前」の作業を、
もう一度見直してみるのも良いかもしれません。
 

担当者
マーケティングコンサルタント
吉澤 恒明

近年急成長市場となっている「シニア向けフードビジネス」専門コンサルタント。
 
DMやWEBを駆使したダイレクトマーケティングモデルで、クライアントに対して年間数億円規模の業績アップに貢献。特に、新規事業参入案件の数は過去50件以上。
 
ゼロからの事業戦略構築から計画策定、営業、スキーム構築、販促ツール作成、営業マン強化など、立ち上げから実行、展開までを全面的に支援するのが得意。
 
「おいしい『食』を提供する強い企業づくり」を目指し、年間300日以上をクライアントの支援や行脚に費やす。

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