寿司宅配の適正な原価率はどれくらいか? | 船井総研 フードビジネス支援部

経営コンサルティングの船井総研 フードビジネス支援部
コンサルタントコラム

宅配
2017/2/18

寿司宅配の適正な原価率はどれくらいか?

株式会社船井総合研究所 グループマネージャー シニア経営コンサルタント 堀部 太一

寿司宅配の適正な原価率はどれくらいか?

「いまさら、寿司宅配?」

 

このように思われがちな寿司宅配(デリバリー)の市場ですが、
今本当に盛り上がってきています。
 
というのも、この寿司宅配の市場は大手チェーン店がほぼ大多数のシェアを確保されているからです。
 
「えっ、大手がシェアを獲っているなら勝てないのでは?」
こう思われると思うのですが、実は逆なのです。
 
寿司宅配は市場規模自体が大きくない為、
FCパッケージとして展開していくには必要人口数・必要世帯数がある程度必要になってきます。
 
その為、あくまで目安ではありますが世帯人口6万人くらいがポイントで、
これ以下であれば意外とブルーオーシャンとして戦いやすくなっています。
 
では、ここで今回の本題なのですが、
寿司宅配ではどの程度の原価率をかけているのでしょうか?
 
理論原価ベースですが、先行企業であれば、
食材:28%
包材:2%
合計:30%
といった所が多いです。
 
そして今の後発企業の勝ち方としては、
食材:33%
包材:2%
合計:35%
 
といった具合にあえて食材にコストをかけるようにされていらっしゃいます。
では、どの部分でコストを抑えているのか?それが配送です。
 
上述のようにあえて小商圏を攻める事によって、
配送効率を高める戦略を構築し、上記食材原価の高騰分をクッションするようにされています。
 
今さら?と思うようなマーケットであっても、
戦い方を少し変えるだけで、本当に儲けやすくなります。
 
営業利益率ベースでも、15%~20%くらいを付加しやすい事業ですので、
今後も益々競争が小商圏で増えてきそうな市場です。
 

担当者
グループマネージャー シニア経営コンサルタント
堀部 太一

船井総研フードビジネスのグループマネージャー。船井総研史上最年少でグループマネージャーに。専門領域は中食・デリバリー業。
「食を通じての豊かさの提供」をコンサルティングを通じてどう実現出来るか?を日々考え、毎月25日以上全国を飛び回り、業績アップサポートを行う。

このコンサルタントに相談する
記事を見る
その他おすすめの記事